台湾の10月と11月の気温・天気と秋の気候に合った服装←現地発信

台湾へ秋の時期に観光旅行をする場合の気候と服装についてのレポートです。

日本では9月に入ると残暑は厳しい年はあるものの秋の雰囲気が少しづつ増してきます。

ところが、台湾の9月はまだまだ真夏の暑さです。

台湾では、10月に入ると雨が降る日が少なくなってきます。

そして、11月になると、特に朝夕は秋の気配が増してきます。

さらに、11月中旬頃になると本格的な秋の訪れとなります。

  • 台湾の10月の気温や気候はどのような感じかな?
  • 台湾の11月の天気や気温などの現地状況はどうかな?
  • 台湾の秋の涼しい時期はいつ頃から始まるのかな?
  • 10月や11月の台湾旅行はどんな服装が気候に合っているのかな?
  • 台湾の10月の日差しの強さや紫外線量はどれくらいかな?

上記のような疑問を抱いている方へ向けて、現地在住の私が台湾の実状を踏まえて、お答えします。

台湾の各都市の年間の平均気温と降水量

台湾の各都市の年間の平均気温

グラフは台湾の主要都市(台北、台中、台南、高雄、花蓮)の年間の月別の平均気温と東京都の比較を示しています。

台湾の10月の気温、台湾の11月の気温と東京の気温を比べると、随分と異なることが分かりますね。

(以下の気象データは、台湾中央気象局の統計データにより作成されています。)

台湾の各都市の年間の降水量

グラフは台湾の主要都市の月別の降水量を示しています。

台湾では10月になると、降水量が急激に少なくなることが分かりますね。

ただし、台湾の東部エリアは降水量は多いというのが特徴です。

そして、台湾の11月の降水量は、全ての都市で更に少なくなり、大気が乾燥するようになります。

台湾の10月と11月の気温(平均・最高・最低)

 台北
10月
11月
台中
10月
11月
高雄
10月
11月
東京
10月
11月
最高気温27.5
24.2
30.1
27.0
30.0
27.7
21.5
16.3
平均気温24.5
21.5
25.2
21.9
26.7
24.0
17.5
12.1
最低気温22.3
19.3
21.8
18.2
24.0
20.9
14.2
8.3

※台湾各都市の気温は過去30年間、東京の気温は直近の30年間のの月毎の平均データ

 台湾の10月の気温と気候

上記の通り、台湾の10月の平均気温は25度~27度程度です。

10月の高雄の気温は最高気温30度と夏のように暑いです。

東京と比べると、平均気温は7度~10度程度高くなります。

10月には雨が降ることが少なくなり、空気が乾燥し始めます。

10月に台風が台湾に上陸することはないとは言えませんが、確率は低いでしょう。台湾の台風に関する情報は下記の記事をご覧ください。

台湾での台風シーズンはいつからいつ頃までなのか?台湾では何月に台風が最も多いのか?このような疑問に、台湾の気象統計データをもとに詳しく解説します。また、台湾在住者の視点から、台湾現地の台風時の現地事情も紹介します。

台湾の10月の残暑

台湾では10月でも真夏のような残暑が残る暑い日が時折あります。

まずは下記の画像をご覧ください。

台湾の10月上旬の気温です。毎年、10月上旬から中旬頃までは真夏のような暑さに見舞われることがあります。

そして、下記の画像をご覧ください。

気温が34度の日の体感温度は43度を示しています。

このように、台湾では11月にならないと、日中の気温は下がらないということが分かりますね。(もちろん、10月はずっとこんなにも気温が高いというわけではないですけどね。)

台湾の11月の気温と気候

台湾の11月の平均気温は21度~24度程度です。

11月の高雄の最高気温は28度近くあり、まだ暑さが残る時期だということが分かりますね。

台湾の11月の気温を東京と比べると、平均気温は10度~12度程度高い傾向にあります。

また、台湾の11月は10月と比べても、更に雨が降ることが少なくなりますので、大気が一気に乾燥する時期でもあります。

台湾の主要都市の10月と11月の体感温度と主要都市の湿度&不快指数

海外旅行の際に空港で飛行機を降りた直後に感じる何とも言えない体で感じる温度ってありますよね。例えば、日本から台湾や東南アジアへ旅行に行って、機外に出て空港内に入った瞬間に感じるムワッとした直感的に感じる空気感です。

皮膚感覚で感じる体感温度と気温とは必ずしも一致しないことが多いです。一般的には、空気が乾燥している場合はあまり暑さは感じないものです。逆に、気温も湿度も高いと蒸し暑く不快に感じますね。

そこで、体感温度を測る指数として「不快指数」があります。これは気温と湿度を基準にして計測され、皮膚感覚で感じる暑さや寒さの指数です。

台湾と日本(東京)の気候を比べて、体感温度でどれだけ暑く感じるのか、あるいは寒く感じるのかを不快指数で見てみましょう。

まずは、下のグラフは相対湿度についての台湾主要都市(台北、台中、高雄)と東京の比較です。

台湾の主要都市の相対湿度(%)

  • 台北の相対湿度(10月/11月): 75.3% / 75.4%
  • 台中の相対湿度(10月/11月): 72.6% / 72.7%
  • 高雄の相対湿度(10月/11月): 75.5% / 73.3%

台湾の主要都市の10月と11月の相対湿度は上記の通り、台中では湿度が少し低くなりますが、台北と高雄では75%程度です。

台湾の主要都市の不快係数

※月別の平均気温と相対湿度を基準に計算した結果

一般的に、不快指数に対する日本人の体感温度の感じ方は、下記が目安になります。

不快指数体感での感覚
85以上非常に暑い
80~85汗が出て暑く感じる
75~80やや暑く感じる
70~75暑く感じない
65~70快適に感じる
60~65やや涼しく感じる
55~60肌寒く感じる
55以下非常に寒く感じる

  • 台北の不快指数(10月/11月): 73.6 / 69.0
  • 台中の不快指数(10月/11月): 74.4 / 69.4
  • 高雄の不快指数(10月/11月): 77.1 / 72.7

上記の通り、10月と11月の主要各都市の不快指数は、気温も湿度も下がるため、一年の内で最も快適に過ごすことができる時期になります。

台湾の秋の時期の紫外線はどれくらい?

台湾の秋の時期の紫外線は、10月は中南部の高雄や台中では比較的高くなっています。一方、台北では中程度となり、少し安心できる数値までさがります。

そして、11月になると、台北や台中では6UV以下になりますが、高雄では6.0UVと、まだまだ気が抜けない紫外線量となっていますので注意しましょう。

  • 台北の紫外線量: 5.4UV(10月)/ 4.0UV(11月)
  • 台中の紫外線量: 6.5UV(10月)/ 5.4UV(11月)
  • 高雄の紫外線量: 7.3UV(10月)/ 6.0UV(11月)

更に詳しい紫外線量については、下記記事をご覧ください。

夏の時期に台湾に旅行に来られる方へ、汗対策と紫外線対策について日本とは異なることや注意点に関して、台湾現地からレポートします。 日本で...

10月の台湾の気候に適した服装

数年間、台湾で暮らしてみて分かったことですが、10月と11月の秋の季節は気候だけに注目してみると、観光には最も適した時期だと思います。

さすがに10月になると台風を心配する雰囲気がなくなります。それどころか、雨が降ることが非常に少なくなるため、大気が少しづつ乾燥してきます。

そして、10月にもなれば、気温が少しづつ下がり、大気が更に乾燥するため、体感温度も少しづつ下がってきます。とは言え、日中の気温はまだまだ高いため、半そでのTシャツでも十分なくらい暑いです。

ただし、10月でも日中はまだまだ残暑が厳しく、日差しも強いため日焼けや紫外線には注意が必要で事前に準備をしたほうがよいです。

例年の季節の変化では、10月は夏から秋への季節の節目を最も肌で感じる時期です。具体的に言うと、10月中旬を過ぎるとピタッと残暑が過ぎ去るタイミングがあり、それ以降は朝晩は涼しくなり、日中も涼しい日が多くなり、カーディガンやパーカーなどを羽織る人も多くなります。

台湾の10月の服装のPoint

  1. 台湾の10月の服装は基本的には夏の服装でOK
  2. 台湾人は10月でも半袖&ハーフパンツの装い
  3. 天気が良い日は日差しが強い→紫外線対策として日焼け止めが必要
  4. 朝晩は冷える日があるかも→カーディガンなど羽織る物を持っていく

11月の台湾の気候に適した服装

そして、台湾では11月に入ると、ほとんど雨が降らなくなり、空気も乾燥して澄んでくるような気がします。この時期になると、Tシャツ1枚では肌寒く感じる日が多くなります。長袖シャツかカーディガンなどが1枚あったほうがよいでしょう。

11月の台湾では、どのような服装が最適なのか、最も悩む時期でもあります。ほんの一例ですが、11月初旬頃の台中駅での日中の光景をご覧ください。

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上の画像は、お昼頃の光景ですが、半袖シャツや半ズボンの人も見受けられます。日中は比較的暖かく、夏のような服装でも過ごしやすいですが、朝夕は冷え込むこともありますので、長袖シャツか薄手のジャケットがあると安心でしょう。

11月の台湾は中旬頃までは正直言って、日中は歩き回ると暑いです。そのため、すぐに脱いだり着たり出来る服装がベストです。また、台湾では11月にストッキングを穿いている人をあまり見たことはありません。観光をしやすい服装がよいでしょう。

台湾の11月の服装のPoint

  1. 台湾の11月の服装は夏服から秋服の準備が必要
  2. 台湾人は11月でも日中は半袖&ハーフパンツの場合も
  3. コートは不要ですが、ジャケットは必要です
  4. 朝晩は冷える日が多くなるため、夜間は上着が必要
  5. お勧めは半袖に薄手のジャケットかパーカーでOK

台湾の秋の季節に観光するのがおススメ

台湾では10月から11月頃になると、雨が降ることも非常に少なくなります。

そのため、傘を持ち歩かなくてもよくなり、身軽に食べ歩きが出来るようになります。

11月の台湾は気候だけを考えると、台湾を観光旅行するのであれば、私が最もおススメする時期です。

一つだけ、この時期の観光で残念なことは、私も大好きな台湾特有の夏の果物(マンゴーやライチなど)が時期的に外れているため食べられないことです。

台湾の気候は熱帯特有のジメジメした気候のイメージが強かったのですが、意外にも台湾の秋の時期は、カラッと乾燥した空気に青空が広がり、非常に暮らしやすいです。

1年中、台湾の11月の季節であれば、最高なんですが…(笑)。

12月に入り寒波が襲来すると一気に気温が下がり、ダウンジャケットが必要なくらい寒くなります。

とにかく、11月の台湾の天気は雨が降ることが少ないため、雨の心配はほとんどなく、非常にすごしやすいのが特徴。

ですので、台湾を訪れる機会があれば、Tシャツに長袖シャツを用意して、快適な観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【天気・気候の記録】

年月日備忘録
2015年11月26日秋の時期に珍しく、早くも寒波が到来し、真冬の寒さ!
2016年10月5日秋なのに最後の台風上陸。
2017年10月8日秋の時期に台湾全土で猛暑が到来し、気温が38度まで上昇。

「台湾の10月と11月の天気・気候・天候・気温・服装」についての質問があれば、下部コメント欄よりどうぞ。台湾の状況を踏まえて、リアルタイムで台湾現地から回答いたします。

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コメント

  1. マモ より:

    はじめまして。いつもブログ読んでいます。

    台湾の11月の天気と服装のイメージが分かりました。
    11月頃に台湾にはじめて旅行に行く予定です。

    そこで一つ質問ですが、台湾の学生などの若い子はどんなカラーの服装をしてますか?
    台湾はカラフルな服でも大丈夫ですか?

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。

      台湾の11月の気候について、ご理解いただけたようで何よりです。

      台湾の若い方の服装についてですが、一言で言えば、質素な服装です。
      特に、台湾の学生は服装にはあまり拘りがないようで、簡素な装いですよ。

      台湾でカラフルでオシャレな服装で旅行をすることについてですが…
      どのようなカラーの服装でもOKだと思います。
      ただ、一般的な旅行をするだけなのに、台湾でカラフルでキレイな服装をしていると、目立つと思います。
      夜間に派手な服装で出歩くと、夜のお仕事をしている人だと思われるかもしれません。

      それと、11月は気候の面では、大気が乾燥し、排気ガスやPM2.5が気になる時期になります。
      車やバイクの排気ガスで服が汚れたりしますので、あまりキレイでオシャレな服はおすすめしません。
      特に、白系の色の服は排気ガスで汚れたり、小吃店では油っぽいイスや机が多いため、汚れやすくなります。
      出来れば、汚れが目立たない色の服装で旅行をされるのが良いと思います。
      台湾での女性の服装でOKとNGも参考にされてください。

      それでは…、11月の台湾旅行を楽しんでくださいね。

  2. マモ より:

    もう一つ質問良いですか?
    11月下旬の台湾の服装はどんな感じですか?
    上着の中はセーターとか必要ですか?
    現地の人はどんな服装なのか知りたいです。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      台湾の11月の服装は選び方が最も難しい時期です。
      暖かい日もあれば、肌寒くなる日もあります。
      私の経験からすると、11月上旬は長袖シャツでOKですが、11月下旬には長袖シャツに薄手の上着を羽織るくらいが丁度良いです。
      ただし、11月下旬に、日本的に言えば木枯らし一号のような寒波が到来することがありました。

      では、台湾現地では台湾人は、どのような服装をしているかと言うと、多くの人(特にバイクに乗る人)はダウンジャケットを着ています。
      11月の台湾人の服装はダウンジャケット&Tシャツ、あるいはダウンジャケット&トレーナー&Tシャツです。

      日本から来られる場合は、荷物にならないように、コンパクトに折り畳めるライトダウンジャケットがお勧めだと思います。

  3. AH より:

    はじめまして、ブログいつも楽しみにしています。
    台湾の10月の残暑は大変ですね。
    毎年10月には猛暑のような暑さが戻ってくる感じですか?
    それとも、昨年は残暑が偶々酷かっただけですか?

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      2017年10月の残暑はめちゃくちゃ暑かったですがたまたま特別だと思います。
      ただし、台湾の10月に残暑が厳しいのは、日本の9月の残暑が厳しいのと同じ感覚ですね。
      10月に台湾旅行を予定している場合は、服装選びが難しそうです。
      台湾の気まぐれな天候に振り回されそうですね。