台湾の台中で外こもりした場合の生活費試算!1年間でいくら必要か?

私が「外こもり」という言葉を知ったのは、タイで外こもりしていた故安田さんという方が書いた本がきっかけです。外こもりとは、ある程度の生活が出来るだけのお金をもって、比較的物価の低い外国で生活することで、特に仕事をする目的や留学などで勉強をする目的で海外へ向かうのではなく、外国で生活する目的は特にないのが特徴です。

それでも、それ以前にも海外を1人旅していた頃を思い出すとインドやタイなどには、外こもりしている輩はたくさんいた記憶があります。外こもりという言葉ができたのも、引きこもりニートという言葉が出始めた時代背景と連動しているのだろうと思います。

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台湾で外こもりをするメリットとデメリット

台湾で外こもりをする場合のメリットとデメリットや生活費を考えてみました。私は台湾の中部地方にある台湾第三の都市である台中に住んでいますので(一般的に、物価の高いと言われている台北ではなく)台中に外こもりした場合の話です。

まず、メリットやデメリットを考える際、比較対象が必要になりますが、私が以前訪問したことがある国で、しかも日本人の多くの人が、外こもりしている国・タイを対象国として考えてみましょう。

 

社会・文化の違い

台湾人は、文化や考え方だけではなく、顔かたちなどの外見が日本人に近いというのが台湾で日本人が暮らす時の特徴になります。タイ人と日本人では、考え方や外見に至るまで、かなり異なる部分が多いのではないでしょうか。

台湾では、一般的に使われている言語は中国語ですので、聞くことと話すことは難しいですが、書くことや読むことは日本も台湾も同じ漢字文化圏ですので、あまり違和感がなく生活のしやすさを感じます。台湾人の若年層は、英語が堪能な方が多いため、英語ができる人なら問題ないと思います。

社会基盤となる交通や通信などのライフラインに関わるインフラなどの生活レベルは、日本とほぼ同等で問題ありません。ただし、インフラも厳密に日本と比べると、品質にブレがあることに気が付きますが、神経質な方でなければ、特に苦にすることはないでしょう。

 

食文化の違い

台湾では中華料理や台湾料理がメインになりますが、和食を扱う日本料理レストランも、台湾人にも人気があるため、街の至る所にあります。(若干高くて味は落ちるが…)

台北をはじめとした、台中も含めた都市部では、日本食材専門の食品スーパーがあるため、日本で生活しているのと同じように日本食材が手に入ります。そのため、キッチンが付いているアパートやマンションに住めば、日本と同じような食生活を送ることもできます。ただし、日本から台湾へ直輸入しなければいけない、一部の日本食材は非常に高い場合があります。

外食文化が発達している台湾では、ローカル食堂や夜市の屋台では、様々な料理やファンクフードなどがとても安く食べられるため助かります。一人や二人くらいであれば、食材を買ってきて自炊するより、屋台や弁当屋などで外食をした方が、結果的には安く済んでしまいます。

 

交通事情の違い

台中では市内移動のメインは市バスになりますが、悠遊カードなどの指定のプリペイドカードを購入すれば、台中市内であれば、一日何回乗車しても、一回の乗車で10kmまでは無料で移動ができます。つまり、台中市内の移動で、交通手段をバスに限定すればお金ががほとんど掛かりません。

バスの乗り方は最初の内は慣れないため、少し難しい場合もありますが、一週間も生活していれば、バスの乗り方も分かるようになります。台湾では原付バイクがあればどこへ行くのも非常に便利です。たまには、市内を自由に移動したい時はレンタルすればよいでしょう。ただし、台湾の交通マナーは日本人とは比較にならないくらい、酷いため交通安全には、かなり気を使わないと命を落とすことになりかねません。

 

日本からのフライト & 空港 → 台中

東京、大阪、名古屋、福岡などの都市から台北や高雄までLCCが就航しています。(比較的安い時期では片道10,000円程度)LCCは運よく各社キャンペーンを利用できれば、もう少し安く利用できますね。

空港から台中までは、台湾高鐵(新幹線)を利用すれば、快適に台中まで移動できます。大人1人当たりの片道料金は2,000円程度です。

その他にも、空港から台中へは直通の高速バスが出ています。高速バスを利用する場合は、到着のバスターミナルがバス会社によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

住居 & 生活環境

住むエリアにもよりますが、台中市内の比較的便利な場所であれば、1ヶ月の1Rアパート(バス・トイレ付き)の家賃は5000元前後から賃貸できます。バス・トイレ共同利用のアパートであれば、電気料金以外の光熱費込みでも家賃がもう少し安いところもあります。

一般的に、光熱費やインターネット代は家賃に含まれていたり含まれていない場合があります。電気代(特にエアコン使用の場合)は別清算のところが多いですが、電気料金も、それ程高くないようです。
関連記事:台湾の電気代はいくら?日本との比較|請求から支払い方法までのまとめ

アパートやマンションを賃貸する場合に注意すべきことは、ほとんどの物件で契約期間は一年に設定されています。外国人で、しかも無職の場合は物件を貸してくれない場合があるかもしれません。夜市の近隣に住めば、毎日楽しめると考えるかもしれませんが、夜市はすぐ飽きるでしょうし、周辺は騒がしい場合が多いため避けたほうがよいでしょう。

関連記事:台湾で賃貸マンション・アパートを借りる方へ|タイプ別物件と特徴
関連記事:台湾で部屋を借りる場合の契約手続きと部屋選びのポイント

台湾(台中)の物価

特に、メリットもデメリットも考えずに、台中で暮らしてきた中で私が気が付いたことを個別に挙げてみましたが、タイと比べて台湾の方が劣っていると感じるデメリットは物価でしょう。

台湾の物価はこちらでも紹介しています。台湾の物価は一言でいえば、住居費と食費を除くと日本とあまり変わらないように感じます。普通に生活するだけであれば、家賃と食費が大半を占めますので比較的生活費を低く抑えることができるとも言えます。

また、台中の場合は交通費は市バスであれば、考えようによっては無料で利用できます。そのため、台中で外こもりする場合は、贅沢をすれば生活費は高くなるでしょうし、節約すればあまり生活費を掛けないで暮らすことができます。

台湾暮らしを始めたい方へ|台中生活の良い点と悪い点は何?
台湾の台中での生活について、実際に台中生活を送ってみた経験をもとに、台中の暮らしの良いところと悪いところを紹介します。個人的には、大気汚染と騒音というデメリットはありますが、気候が温暖で、生活費が安いことは大きなメリットだと思います。

 

台中で外こもりをした場合の生活費(試算)

現地生活費の試算

台湾(台中)で贅沢をしないで節約をしながら、外こもりをした場合の想定される生活費を試算してみましょう。

  • 住居費: 5,000元(光熱費&ネット代込み)
    (飲水機の標準設置が多いので飲み水代含む)
  • 食費 : 5,000元
    (50元/食×3食/日×30日/月 + 500元/月)
  • 交通費: 0元(台中市内のバス利用だけであれば無料)
  • 通信費: 0元(ネットが繋がれば携帯など必要なし)
  • 娯楽費: ∞元(いろんな遊びがあるので人それぞれ)
  • 合計 : 10,000元

台中で毎月必要な生活費は10,000元!

 

日本から台湾までの渡航費など

日本人は台湾に90日間ビザなしで滞在できるため3ヶ月以内限定であれば1回の渡航費は、LCCを利用してビザランをしたとして往復20,000円になります。

1年間滞在する場合は最低でも3回は国外に出なければならない計算になります。その場合は、台湾から一番安い海外渡航先とルートは下記のようなものが考えられます。

  • 台湾 ⇔ マカオ    1.5万円前後
  • 台湾 ⇔ フィリピン  2万円前後
  • 台湾 ⇔ 日本     2万円~
  • 台湾 ⇔ 香港     2.5万円~
  • 台湾 ⇔ 上海     2.5万円~
  • 台湾 ⇔ シンガポール 3万円~

LCCの場合は時期により料金の変動が大きいため、一概にいくら費用が掛かるとは言えませんが、往復航空チケットの料金が安い順に、おおむね上記の通りになります。

関連記事:台湾からの海外旅行(日本・韓国・中国など)|各国別パック旅行はいくらか?

以上のことを参考に考えると、台湾からの出入国を3回/年、繰り返したとして航空料金の最も安いケースは下記の通りです。

  • 60,000円=20,000円×3回(台湾 ⇔ フィリピン/日本往復分)
  • 20,000円(日本 ⇔ 台湾往復分 : 最初の台湾渡航&帰国費)
  • 15,000円:3,000円×4回=12,000円(空港 ⇔ 台中往復分)+3,000円位

合計:95,000円

年中行事の一次出入国・台湾からフィリピンや日本へ行った時の現地滞在費は含めていませんが、概ね10万円位で大丈夫でしょう。

以上の計算から台湾の台中での外こもりで究極の節約生活をした場合の生活費は下記のように試算されました。

12万元(1万元/月 × 12ヶ月)+ 10万円

年間約50万円から可能ということになります。

その他には、健康保険などは日本の国民健康保険に加入するのか、民間の海外旅行保険を購入するのか、により+αの費用が掛かります。最後に、台湾外こもり中に、どんな娯楽を楽しむか、によって、更に+αの費用が必要ですね。

関連記事:台湾が海外ブロガーに適した国である理由

コメント

  1. 星 晴雄 より:

    現在チェンマイでリタイアメント生活をしています。ビザの関係で一度帰国します。台湾もリタイアメント生活の候補地でしたが物価が高くて諦めていました。このHPをみて台中で少し試してみようと思います。台湾には2月末日に入ります。先ずは宿探しです。チェンマイで月額1万円のアパート暮らしです。台中で頑張って探します。

    • いいぞっ より:

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      タイのチェンマイと比較すると、台湾(台中)の物価はかなり高く感じるかと思います。
      台中の家賃は、1人暮らし用のワンルームタイプであれば、安いところでは5,000元~/月くらいです。
      更に、学生用アパートであれば、共用トイレ・シャワーなどで少し不便ですが、もう少し安くなるようです。
      基本的には1年契約になりますので、1年以上のロングステイを前提としていないと、なかなかアパートが借りられません。
      「591」という台湾の賃貸情報サイト(中国語)で家賃相場などを調べてみて下さい。
      当ブログを今後ともよろしくお願いします。

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