国際線航空券の子供と幼児の年齢区分の定義と適用運賃はどう?

海外移住や子供と一緒に海外旅行をする人が知っておくべき国際線航空便の子供運賃と幼児運賃の定義について、ご紹介します。

飛行機で海外へ向かう際に、子供と一緒に移動することもあることでしょう。国際線の航空券の子供料金と幼児料金の年齢区分はどうなっているのか?

こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?実は私も子供と一緒に日本へ一時帰国する時に、子供運賃で予約すべきなのか、幼児運賃で予約すべきなのか?分かりませんでした。

あるいは幼児の場合は座席を使用しないで膝の上に乗せられれば、航空運賃は必要ないのか?そのような疑問の答えを調べてみました。

 

子供の年齢区分の定義と運賃設定

飛行機を利用して子供と一緒に海外へ向かう場合、あるいは海外から日本に帰国する場合、出来るだけコストを掛けずに航空便を利用したいものです。

日本国内の電車やバスでも子供運賃や幼児は無料というような料金設定がありますね。

飛行機の場合も、国際線か国内線か、あるいは航空会社によって扱いは少し異なることもありますが、国際線航空便に特有のデファクトスタンダードがあります。

まず、フルサービスキャリアの国際線の航空券では、大人運賃以外には、小児運賃と幼児運賃の2つの区分に分けて料金設定をしています。

それでは、小児と幼児の年齢に関する定義は、どのようなものでしょうか?

  • 小児:2歳以上12歳未満の子供(2歳から11歳までの子供)
  • 幼児:2歳未満の子供

ほとんどの国際線では、上記のような年齢区分で子供を小児と幼児を定義しています。

 

それでは、それぞれの子供運賃について、どのように運賃設定はされているのでしょうか?

  • 小児:大人普通運賃の75%の運賃設定
  • 幼児:大人普通運賃の10%の運賃設定(但し、座席利用は不可のため親の膝の上)

大人1人が同伴できる幼児の人数は2人までという規定があります。そのため、大人1人に幼児2人の場合はどうなるでしょうか?

膝の上に乗せられるのは1人までとされているため、2人目の幼児は、上記の小児運賃を支払って席を確保する必要があります。

 

以上の各運賃設定から、同伴する子供のために、普通運賃の25%割引の航空券を購入する場合と、大人用の格安航空券を子供用に購入する場合はどちらがお得になるのかを検討すればよいでしょう。

多くの場合は、子供用にも格安航空券を購入した方が、総額の航空料金はお安くなるでしょう。

 

LCCの場合には子供運賃はあるのか?

それでは、元々は各の料金で航空サービスを提供しているLCCの場合はどうなっているのか?

LCCの場合は子供運賃(小児運賃と幼児運賃)の設定がありません。

そして、航空運賃は年齢とは関係なく、一律の料金設定になっています。

そのため、大人2人と子供2人の場合は、LCCの航空チケットを4枚予約する以外に方法はないのです。

 

それでは、子供連れで国際線LCCを利用する場合に注意すべきポイントをいくつか挙げておきましょう。

POINT

  1. 特に配慮がなければ親子であっても隣席になるとは限らない。
  2. そのため、予め別途料金を支払いリザーブシートを予約した方よいでしょう。
  3. 大人と同じ料金を支払っているだけあって、荷物も大人と同じ扱いとなります。
  4. LCCに限ったことではないですが、子供も一律、空港利用税を支払う必要がある。

 

最後にピーチ航空が提供している「スペースシートオプション」という制度にも触れておきます。

このスペースシートオプションは、隣の空席を確保できるサービスだとされています。

国際線の場合は1席あたり3,000円で、もし空席があれば、予約した座席の隣、あるいは両隣の席を確保できるのだそうです。(LCCのサービスは変わりやすいのでいつまで続くか分かりませんが…)

コメント

  1. tomo より:

    人間ドッグ

    日本の会社に勤めていると、ーー才以上は会社の健康保険組合の負担で、人間ドッグが受けられます。調べると、台湾、台中でも日本語で人間ドッグが受けられる病院もあるようです。
    私もいろいろ、台湾に生活拠点を移してからの人間ドッグを検討していますが、日本で受けることに
    なりそうです。いいぞ 様は如何されていますか?
    しっかり、検診され、ご健康を維持されることをお祈りしております。

  2. いいぞっ より:

    台湾では人間ドッグという形では健康管理をしていませんが、定期的に(あるいは風邪時に)中医クリニックで診断してもらっています。
    その他、日本に帰国した時に人間ドッグを受けることもできますね。

    > 人間ドッグ
    >
    > 日本の会社に勤めていると、ーー才以上は会社の健康保険組合の負担で、人間ドッグが受けられます。調べると、台湾、台中でも日本語で人間ドッグが受けられる病院もあるようです。
    > 私もいろいろ、台湾に生活拠点を移してからの人間ドッグを検討していますが、日本で受けることに
    > なりそうです。いいぞ 様は如何されていますか?
    > しっかり、検診され、ご健康を維持されることをお祈りしております。

タイトルとURLをコピーしました