【台湾の11月の気温】天気・気候に合った服装も現地の画像で紹介!

台湾の11月の気温、天気、気候について、現地事情を交えながら、台湾現地からレポートします。

秋の時期の台湾旅行は一年の内でも最もおすすめな時期です。

11月の祝日や連休を利用して、台湾旅行を予定している方も多いことでしょう。

日本では11月になると、秋が深まり寒さが一層身にしみる時期になりますね。

それでは、台湾の11月は、どのような状況なのでしょうか?

ココに注目

  1. 台湾の11月の気温は何度くらい?
  2. 台湾の11月の天気は良い?悪い?
  3. 台湾の11月の気候はまだ暑い?涼しい?
  4. 11月の台湾旅行の服装は、どうしたらいいの?
  5. 11月の台湾旅行での注意点やNGは何かある?

上記のような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?

そこで、以下では台湾在住の私が現地事情を踏まえて、台湾の11月の気温や服装について詳しく紹介します。

 

台湾の11月の気温

台北台中高雄台南花蓮台東東京
最高気温24.227.027.727.725.426.916.3
平均気温21.521.924.022.822.223.312.1
最低気温19.318.220.919.619.520.88.3

※台湾各都市の気温は過去30年間、東京の気温は直近の30年間のの月毎の平均データ

上表は台北、台中、高雄、台南、花蓮、台東の各都市の11月の最高気温(℃)、平均気温(℃)、最低気温(℃)を示しています。

また、台湾と日本の11月の気温の違いが分かりやすいように、東京の気温も併せて比較しています。

上記は11月の一ヶ月の平均となりますので、実際には台北などの台湾北部では、11月下旬頃には15度近くまで気温が下がる日もあります。

台湾の年間の平均気温

(以下の気象データは、台湾中央気象局の統計データにより作成されています。)

グラフは台湾の主要都市(台北、台中、台南、高雄、花蓮)の年間の月別の平均気温と東京都の比較を示しています。

台湾の各都市と東京の11月の気温を比べると、随分と異なることが分かりますね。

台湾の11月の気温の推移

11月の台湾では暑くなったと思ったら、涼しくなったりと変化が大きい時期になります。

そのため、都市によっては季節の節目に特有の日中と朝晩の気温差があったりします。

週ごと日ごとの寒暖差は、どれくらいあるのでしょうか?

以下では、台北と高雄の11月の一ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温の推移(2018年実績)をグラフと表で紹介します。

また、台湾と日本の気温差が分かりやすいように、東京の気温も併せて比較しています。

台北の11月の気温の推移

台北の11月の気温の推移

台北の11月の日ごとの気温の推移

台北最高気温最低気温
11月上旬25.7 (+7.5)22.2 (+11.9)
11月中旬25.4 (+9.2)21.4 (+13.1)
11月下旬23.6 (+9.1)19.5 (+13.1)

※上表の(カッコ)内は東京との気温差

台北の11月の気温の推移についてのポイントをまとめておきますので、旅行時の参考にしてください。

  1. 11月の台北の上旬・中旬・下旬の気温差は2度~3度程度
  2. 11月の台北では日ごとに気温差が大きく異なり変動する
  3. 11月の台北の日中と朝晩の気温差は3度~4度程度
  4. 11月の台北と東京の気温差は7.5度~13.1度

高雄の11月の気温の推移

高雄の11月の気温の推移

高雄の11月の日ごとの気温の推移

高雄最高気温最低気温
11月上旬29.4 (+11.2)22.9 (+12.6)
11月中旬29.6 (+13.4)23.1 (+14.8)
11月下旬27.8 (+13.3)21.6 (+15.2)

※上表の(カッコ)内は東京との気温差

高雄の11月の気温の推移についてのポイントをまとめておきますので、旅行時の参考にしてください。

  1. 11月の高雄の上旬・中旬・下旬の気温差は1度~2度程度
  2. 11月の高雄では月内の気温の変動は少ない
  3. 11月の高雄の日中と朝晩の気温差は6度~7度程度
  4. 11月の高雄と東京の気温差は11.2度~15.2度

台湾の11月の気温のまとめ

  1. 台湾の11月の平均気温は21度~24度程度です。
  2. 台湾と東京の11月の気温を比べると、平均気温は10度~12度程度高い傾向。
  3. 11月の高雄の最高気温は30度近くあり、台湾南部ではまだ暑さが残る時期。
  4. エリアにより、11月下旬頃は気温が一時的に15度くらいまで下がる日もある。

 

台湾の11月の雨・降水量

台湾の年間の降水量(mm/月)のグラフ

 

台湾の11月の降水量と降水日数の統計データ

  • 台北: 83.1mm / 12.4日
  • 台中: 18.3mm / 3.7日
  • 高雄: 18.7mm / 2.6日
  • 東京: 92.5mm / 6.8日

台湾の11月の雨・降水量のまとめ

グラフは台湾の主要都市の月別の降水量と東京の降水量を示しています。

台湾では11月になると、降水量が急激に少なくなることが分かりますね。

ただし、台湾の東部エリアは11月でも降水量が多いというのが特徴です。

そして、台湾の11月の降水量は全ての都市で少なくなるため、大気が乾燥し始めます。

 

台湾の11月の湿度と不快指数

台湾で暮らし始めて実感することは、計測される気温と体感温度の違いです。皮膚感覚で感じる体感温度と気温とは必ずしも一致しないことが多いです。

一般的には、空気が乾燥している場合は、あまり暑さは感じないものです。逆に、気温も湿度も高いと蒸し暑く不快に感じますね。

そこで、体感温度を測る指数として「不快指数」があります。これは気温と湿度を基準にして計測され、皮膚感覚で感じる暑さや寒さの指数です。

台湾と日本(東京)の気候を比べて、体感温度でどれだけ暑く感じるのか、あるいは寒く感じるのかを不快指数で見てみましょう。

まずは、下のグラフは相対湿度についての台湾主要都市(台北、台中、高雄)と東京の比較です。

台湾の11月の湿度(%)

  • 台北の相対湿度(11月): 75.4%
  • 台中の相対湿度(11月): 72.7%
  • 高雄の相対湿度(11月): 73.3%

台湾の主要都市の11月の相対湿度は上記の通り、約73%~75%程度です。

台湾の11月の不快係数

※月別の平均気温と相対湿度を基準に計算した結果

一般的に、不快指数に対する日本人の体感温度の感じ方は下記が目安になります。

不快指数体感での感覚
85以上非常に暑い
80~85汗が出て暑く感じる
75~80やや暑く感じる
70~75暑く感じない
65~70快適に感じる
60~65やや涼しく感じる
55~60肌寒く感じる
55以下非常に寒く感じる

  • 台北の不快指数(11月): 69.0
  • 台中の不快指数(11月): 69.4
  • 高雄の不快指数(11月): 72.7

上記の通り、11月の主要各都市の不快指数は、気温も湿度も下がるため70%前後となり、一年の内で最も快適に過ごすことができる時期になります。

 

台湾の11月の紫外線はどれくらい?

そして、11月になると、台北や台中では6UV以下になりますが、高雄では6.0UVと、まだまだ気が抜けない紫外線量となっていますので注意しましょう。

  • 台北の紫外線量(11月): 4.0UV
  • 台中の紫外線量(11月): 5.4UV
  • 高雄の紫外線量(11月): 6.0UV

更に詳しい紫外線量については、下記記事をご覧ください。

台湾旅行の紫外線&日焼け対策はOK?4月~10月の紫外線量に注意
夏の時期に台湾に旅行に来られる方へ、汗対策と紫外線対策について日本とは異なることや注意点に関して、台湾現地からレポートします。 日本では夏と言えば、7月と8月のイメージが強いですが、台湾では4月頃から既に気温が高くなり始め、夏の時期に差しか...

 

台湾の11月の服装

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(11月初旬頃の台中駅で日中に撮影)

 

台湾の11月の服装は、どんな感じが快適なのかな?

11月の台湾では、どのような服装が最適なのか、最も悩む時期でもあります。

台湾では11月に入ると、ほとんど雨が降らなくなり、空気も乾燥するため、涼しく感じる日が多くなります。

また、11月は昼間と夕方以降あるいは朝晩の気温差が大きくなる季節の変わり目です。

そのため、昼間はTシャツだけでも暑く感じる日がある一方で、夕方以降には急に涼しく感じる日があったりします。

この時期に外出する時には、Tシャツ1枚だけでは不安なため、上着が必要になります。

台湾の11月の服装選びは、台湾人でさえも少しだけ難しい季節と考えられています。

そこで、以下では現地の台湾人の方の服装チェックをしながら、気候に適した服装を紹介します。

台湾の11月のトップス

上の画像のように、日中はTシャツ一枚の服装の人もいれば、長袖シャツの人もいますね。

夕方以降でもTシャツ一枚で丁度いい天気の日もありますが、薄手の長袖の羽織ものがあると安心でしょう。

  • Tシャツ+長袖シャツ
  • 半そでシャツ+カーディガン
  • カットソー+パーカー
  • 長袖シャツ+ジャケット

台湾の11月のボトムス

11月のボトムスは上の画像のように、ショートパンツで夏のような服装の人も多いのが現地事情です。

また、デニムなどのロングパンツを穿いている人やハーフパンツを穿いている人も多くいます。

女性の場合は台湾旅行でスカートを穿きたいという方もいることでしょう。11月になると、どちらかというとロングスカートの女性が多くなる印象です。

  • ショートパンツ
  • ハーフパンツ
  • ロングパンツ
  • ロングスカート

台湾の11月の靴

11月の台湾旅行での履き物について、夏の時期は大雨が多いため、サンダルがおススメですが、雨の日も少なくなるため、歩きやすいスニーカーをおすすめします。

ただし、ホテルやちょっとホテル近隣にお出かけする時には、サンダルの方が便利ですね。

また、九份などの台湾北部を観光しようと予定している方は、11月でも雨の日が多くなりますので、サンダルの方がよいかもしれませんね。

  • スニーカー
  • サンダル
  • ビーチサンダル

台湾の11月の女性の服装

海外旅行はおしゃれな服で観光したいと思う方も多いかもしれませんが、目的に添って服装を選んだほうがよいでしょう。

例えば、インスタ映えする写真を撮りたい場合はオシャレな服装をして観光に出かけてもよいでしょう。

一方、夜市などの屋台で食べ歩きをする日は、汚れてもよい服装や汚れが目立たない服装を選んだほうがよいでしょう。

屋台などではテーブルや椅子が油っぽく汚れていたり、臭豆腐や揚げ物の油っぽい臭いが服に付着することもあります。

歩きやすく、動きやすい、いつもの服装で日常を楽しむつもりで、旅行をするのが台湾旅行の特徴かもしれませんね。

台湾の11月の服装のまとめ

日中は比較的暖かく、夏のような服装でも過ごしやすいですが、朝夕は冷え込むこともありますので、長袖シャツか薄手のジャケットがあると安心でしょう。

11月の台湾は中旬頃までは正直言って、日中は歩き回ると暑いです。そのため、すぐに脱いだり着たり出来る服装がベストです。

観光スポット巡りや夜市などで歩き回る日はスニーカーで出かけて、ちょっとした散策や外出の時にはサンダルを使い分けるとよいでしょう。

台湾の11月の服装のPoint

  1. 台湾の11月の服装は夏服から秋服の両方の準備が必要
  2. 台湾人は11月でも日中は半袖&ハーフパンツの場合も
  3. コートは不要ですが、薄手のジャケットは必要
  4. 朝晩は冷える日が多くなるため、夜間は上着が必要
  5. お勧めは半袖に薄手のジャケットかパーカーでOK

 

台湾の秋の季節に観光するのがおススメ

台湾では11月頃になると、雨が降ることも非常に少なくなります。(ただし、九份などの台湾北部は小雨の日が多い。)

そのため、傘を持ち歩かなくてもよくなり、身軽に食べ歩きが出来るようになります。

11月の台湾は気候だけを考えると、台湾を観光旅行するのであれば、私が最もおススメする時期です。

一つだけ、この時期の観光で残念なことは、私も大好きな台湾特有の夏の果物(マンゴーやライチなど)が時期的に外れているため食べられないことです。

台湾の気候は熱帯特有のジメジメした気候のイメージが強かったのですが、意外にも台湾の秋の時期は、カラッと乾燥した空気に青空が広がり、非常に過ごしやすいです。

1年中、11月のように天気が良く爽やかな日が続くような季節であれば、最高なんですが…(笑)。

12月に入り寒波が襲来すると一気に気温が下がり、ダウンジャケットが必要なくらい寒くなります。

とにかく、11月の台湾の天気は雨が降ることが少ないため、雨の心配はほとんどなく、非常に過ごしやすいのが特徴。

ですので、台湾を訪れる機会があれば、Tシャツに長袖シャツを用意して、快適な観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

【天気・気候の記録】

年月日備忘録
2015年11月26日秋の時期に珍しく、早くも寒波が到来し、真冬の寒さ!
2018年11月1日半袖短パンでは夕方以降は涼しい(やや寒い)時期に移行
2018年11月15日前日までは涼しかったが、夜間は急に寒さを感じる
2018年11月22日外出には長袖が必要となり、季節の変わり目

 

「台湾の11月の天気・気候・天候・気温・服装」についての質問があれば、下部コメント欄よりどうぞ。台湾の状況を踏まえて、リアルタイムで台湾現地から回答いたします。

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