台湾で7月が旬のフルーツを台湾現地から紹介します。
7月と言えば、台湾ではど真ん中の灼熱地獄と想像する方もいるかもしれませんね。
ところが、台湾では都市によっては、台風の影響があったり、大雨が降ったりすると、比較的涼しくなったりします。
とは言っても、やはり夏は暑いのが当たり前ですが…。
そんな暑さが増す時期に、台湾で美味しさが増すのが夏のフルーツです。
ここに注目
- 台湾の7月の時期に旬の果物は、どんなものがあるのかな?
- 台湾の夏の時期だけに食べられる、特別な果物と言えば何かな?
- 7月に台湾旅行へ行った時に、おススメの果物を教えてください。
このような多くの方からのご要望にお答えして、少しだけ私情を挟んで、台湾の7月の果物をランキング形式で紹介します。
台湾で7月が旬のフルーツTOP10のランキング
台湾の旬の時期のランキング評価の基準
ランキングの評価基準は、旬の時期、味の乗り具合、店頭での値段の3つの評価軸をもとに、総合評価をしました。
ランキングの評価基準の詳細は、下記の通りです。
- 旬の時期:一般的な旬の時期を基にした評価ポイント(5Point)
- 味の評価:実際に食べてみた味を基にした評価ポイント(3Point)
- 値段基準:店頭での値段を基にした評価ポイント(2Point)
※ただし、今回は夏本番ということで、味の評価は私の好みをガッツリと盛り込んでいます。( ← たぶん多くの人と同じ味覚だと思います)
台湾の7月の果物の旬の時期のランキング
それでは、いきなりランキングを発表!
台湾の7月の旬の時期の果物の(私情を挟んだ)ランキングはこちらです!
種類 | 旬の時期 | 旬(5) | 味(3) | 値段(2) | 総合(10) | |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 愛文マンゴー | 5月~8月 | 5 | 3 | 1 | 9 |
2位 | 王文マンゴー | 5月~8月 | 5 | 3 | 1 | 9 |
3位 | 金煌マンゴー | 5月~8月 | 5 | 2 | 2 | 9 |
4位 | 烏香マンゴー | 5月~8月 | 5 | 2 | 0 | 7 |
5位 | 台農一號マンゴー | 5月~8月 | 5 | 2 | 0 | 7 |
6位 | パイナップル | 6月~9月 | 4 | 2 | 1 | 7 |
7位 | スイカ | 5月~7月 | 5 | 1 | 1 | 7 |
8位 | ドラゴンフルーツ | 6月~10月 | 4 | 1 | 1 | 6 |
9位 | パパイヤ | 6月~10月 | 4 | 1 | 0 | 5 |
10位 | バナナ | 5月~9月 | 3 | 1 | 1 | 5 |
台湾で7月が旬の時期の果物を紹介
なんと! 1位から5位までのランキングでマンゴー5兄弟が表彰台を独占してしまいました。
やはり、7月になるとマンゴーの収穫がピークになるのでしょうか?
伝統市場やスーパーでの値段が先月と比べると下がり始めるんですよ。
しかも、味が乗り始めて、最高に美味しくなるんです。
その一方で、スーパーなどでは7月になるとライチをあまり見なくなりました。
1位 愛文マンゴー
この時期が到来しました! 愛文マンゴーの旬の時期に突入した模様です。
なんせ、7月の台湾では、スーパー、伝統市場、果物屋、路上販売、どこへ行っても売っている果物はマンゴーばかりという有様です。
早速、7月になり愛文マンゴーもたっぷり食べてみましたよ。
もう、私は海パン一丁でゴーグル付けて、マンゴーの果肉の中にダイブして溺れたい~、そんな気分になるくらい、7月はマンゴーが美味しい時期です。
2位 王文マンゴー
マンゴーの美味しさは上記の台湾で一番人気の愛文マンゴーで伝わったと思います。
そのため、王文マンゴーについて紹介します。実は詳しくは、下記の記事で詳細に書いていますので、今回私が食べた王文マンゴーの紹介だけにさせていただきます。
スーパーで買ってきた王文マンゴーは、身長が2mを超える私(嘘)の大きな掌を隠してしまうほどのビッグサイズの大きさでした。
味は愛文マンゴーに引けをとらず、目を瞑って食べれば、愛文マンゴーなのか王文マンゴーなのか分からないくらいでした。
スーパーでのお値段は愛文も王文も一斤で39元でした。つまり、100gで6.5元でした。
この重量換算は毎回本当に分かりにくいですね。ザックリ言えば、大きいマンゴーが200円/個で小さいマンゴーが100円くらいでした。
3位 金煌マンゴー
先月も食べきれないくらい金煌マンゴーを食べてしまいましたが、今月もまたまた買ってしまいました。
その理由は、金煌マンゴーだけグッと値段が安くなったからです。
私の掌に収まらない超ビッグサイズの金煌マンゴーが一個150円くらいと叩き売られていました。
うん、このような傾向は消費者には、この上ない喜びを与えてくれます。とにかく、このまま台風などの農作物への被害がないことを祈るだけです。
7月に台湾旅行を予定している方は、私おススメの金煌マンゴーを是非ご賞味ください。
4位 烏香マンゴー
烏香マンゴーはちょっとサイズが小さく、外皮が緑色のため、外見は美味しくなさそうですが、実は糖度がめちゃくちゃ高く甘いのです。
ところが、甘すぎるため食べ過ぎるとギブアップしそうな感じがします。
このマンゴーに限らず、マンゴーを食べ終わった後、後片付けをシッカリしないと、アリさんの襲撃を受けて、地獄を見ることになります。文字通り、アリ地獄…
5位 台農一號マンゴー
このマンゴーは何だ? 昨年はスーパーでは拝見しなかった品種です。
他のマンゴーと比べると、収穫量が少ないのか、7月の時期では少しお値段が高めです。
王文マンゴーや金煌マンゴーなどの巨大系マンゴーと比べると、サイズが少し小さめですので、一人で食べきりサイズのマンゴーですね。
うん、台農一號マンゴーも味は甘くて美味しかったですが、もう少し値段が安くなるとうれしいです。
6位 パイナップル
パイナップルは先月の果物ランキングと比べるとランクダウンとなりました。
その理由は、先月、パイナップルを食べ過ぎたからです。
なぜ食べ過ぎたのか…それは値段が大幅下落したため、大量に買ってしまったからです。
農家の人たちがパイナップルの価格下落で政府の対応を批判している報道がありました。
それくらい、値段が大幅下落してしまっています。スーパーでの値段は1個39元ですので、おおよそ150円くらいです。
パイナップルも7月に旅行をする方は、是非、スーパーや伝統市場で安くなっていますので、ご賞味ください。
ただし、パイナップルは一度に大量に食べると、舌びらや喉の辺りが痒くなったりする人( ← 私のこと)もいますので、お気をつけください。
7位 スイカ
スイカも先月の果物ランキングと比べると、ランクダウンになりました。
その理由は、こちらもパイナップルと同じで、6月から値段が安く、食べ過ぎました。
人は食べきれないほど食べると、美味しいものでも食欲を失うものなのですね。
そして、スイカはたくさん食べ過ぎると、お腹がカポカポする感じがありますね。歩くたびにカポッカポッ…
そして、夕方以降に大量にスイカを食べてしまうと、夜間にトイレに行かなきゃ行けなくなる人もいますね。
7月のスイカの値段は日本でも出回っている丸い形の品種のものが100元くらいでした。
ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツは赤く色づくサボテンの実です。中国語では「火龍果」と表記します。
ドラゴンフルーツは果肉の色により二種類に区分されます。果肉が真っ赤な色のものと果肉が白色のものになります。
どちらも味は淡白で甘みは控えめ、と言うより、甘みはほとんどなく、冷たく冷やして食べると、みずみずしく口当たりがよく、(果肉が白色のドラゴンフルーツは特に)フレッシュな風味が特徴です。
パパイヤ
パパイヤもマンゴー勢に圧されて、ランクダウンとなりました。
夏の果物として優秀ですが、いまひとつ、マンゴーと比べると存在感が薄い感じですね。
パパイヤは追熟したものを、少し冷やして食べると、南国果物特有の風味と甘さを感じられます。
店頭で販売されているものは、青色のモノになりますので、数日間ほど常温で追熟しないと美味しくないですよ。
そのため、数日間で台湾旅行を予定している方は、青色のパパイヤではなく、コンビニなどで販売している完熟したカットパパイヤを買うのが正解かもしれませんね。
バナナ
7月になると、マンゴーが旬の時期に、わざわざバナナを食べなくてもいいかなという思いもあります。
なんせ、台湾では通年でバナナを食べられますからね。
とは言っても、朝起きた時に、サッと皮を剥いて簡単に食べられる手軽さ、すぐに食べられる果物という意味では秀逸ですね。
まとめ
台湾で7月に旬の果物ランキングは、いかがでしたでしょうか?
南国フルーツのオンパレードと言うよりも、台湾マンゴーのオンパレードになってしまいました。
これは、個人的にマンゴーが大好きだというだけではなく、店頭で見かける台湾産の果物がマンゴー一色と言った雰囲気があるためでもあります。
個人的な私情を交えなくても、やはり多くの人にとって7月の果物はマンゴーが旬の時期になるのではないでしょうか?
7月に台湾旅行を予定している方は、是非、台湾のマンゴーの品種を食べ比べて、良い思い出を作ってみてください。
きっと、美味しいマンゴーが好きになり、台湾が好きになるはずです。
最後に、マンゴーさんたちから皆さんへ伝言がありましたので、お伝えします。
「台湾で会いましょう!」
台湾への旅行の際は気温、雨の心配、服装が気になりますね。下記記事でまとめていますので、ご覧ください。
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