私が住んでいる台中の1月から12月までの1年間の気温と湿度と降水量についてまとめてみました。台中市は、台湾の中間に位置して、海と山に接しており、台湾の中では最も気候が温暖で住みやすい都市として人気があります。
台中市の西側には台湾海峡が接しており、東側は台湾中央山脈にかもまれています。そのため、夏は比較的涼しく、台風シーズンは比較的被害が少なく、冬も比較的温暖だと感じます。台湾の人が最も住みたい都市ではNo.1と言われています。そんな台中の年間天気を簡単にご紹介します。
台中の年間の月別気温と月別降水量のグラフ
台中の年間の月別気温(最高気温/平均気温/最低気温)
台中の年間の月別降水量(mm/月)
台中の1年間の気温と湿度と降水量に関するデータまとめ
平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 湿度 | 降水量 | |
---|---|---|---|---|---|
単位 | ℃ | ℃ | ℃ | % | mm |
平均 | 23.3 | 28.1 | 19.8 | 75.6 | 1773.0 |
1月 | 16.6 | 22.0 | 12.9 | 74.6 | 30.3 |
2月 | 17.3 | 22.4 | 13.9 | 76.8 | 89.8 |
3月 | 19.6 | 24.6 | 16.0 | 76.6 | 103.0 |
4月 | 23.1 | 27.6 | 19.6 | 77.3 | 145.4 |
5月 | 26.0 | 30.2 | 22.6 | 77.1 | 231.5 |
6月 | 27.6 | 31.9 | 24.4 | 77.9 | 331.2 |
7月 | 28.6 | 33.0 | 25.2 | 75.6 | 307.9 |
8月 | 28.3 | 32.6 | 25.1 | 77.6 | 302.0 |
9月 | 27.4 | 31.8 | 24.1 | 75.8 | 164.5 |
10月 | 25.2 | 30.1 | 21.8 | 72.6 | 23.2 |
11月 | 21.9 | 27.0 | 18.2 | 72.7 | 18.3 |
12月 | 18.1 | 23.6 | 14.2 | 72.3 | 25.9 |
※台湾気象局の過去30年間の気象データを元に作成
台中の1年間の気候(気温・湿度・降水量)の特徴まとめ
上記の気象データから分かる台中の気温、湿度、降水量に関するポイントをいくつかまとめておきます。
- 4月から11月までの平均気温は20度以上で温かい(暑い)
- 12月から3月までの冬の時期の平均気温は16度から20度弱
- 過去30年間の台中の真夏の最高気温は33度
- 過去30年間の台中の真冬の最低気温は13度程度
- 過去30年間の台中の最高気温と最低気温の温度差は20度程度
- 台中の相対湿度は72%~78%で台北と比べると少し低め
- 降水量は梅雨が始まる5・6月頃から台風シーズンのピークの8月頃まで比較的多い
- 台中では秋(10月頃)から春(3月頃)までの降水量はかなり少ない
台中では4月~10月までは紫外線に注意
台中を旅行する際、注意しなければならないことの一つが、3月~10月までの紫外線です。
台中では、上記の時期には太陽の日差しが強くなり、紫外線量も強くなります。
台中では真冬の時期の11月~2月以外の時期は紫外線対策が必須です。
一年間の紫外線量(UV)は、下記のような状況です。
- 11月~2月 : 4.0UV~5.4UV → 紫外線は中程度
- 3月~6月 : 6.5UV~7.5UV → 紫外線が強い
- 7月~8月 : 8.5UV~8.6UV → 紫外線が非常に強い
- 9月~10月 : 6.5UV~7.4UV → 紫外線が強い
台中を旅行する場合の年間を通した天気についての注意点
台湾を観光旅行する場合のベストシーズンは、一般的には秋と春にあたる10月~11月頃と3月と言われる場合があります。
これは、上記の気候データにもあるように、降雨量が少なく、気温も温暖で暑くないという気候条件のためでしょう。
気候が良い時期は秋と春
台中でも暑くなく寒くない最も爽やかな季節は、11月頃と3月~4月頃だと思います。この時期の服装は、Tシャツと上に羽織る薄手の長袖シャツやジャンパーが1枚あれば十分でしょう。
冬の時期は寒さに注意
意外にも、台中の冬の時期は、寒波の襲来により非常に寒くなる場合があります。そのため、12月から2月頃までに旅行をする場合は、ダウンジャケットや厚手のコートを1着持ってきたほうが無難です。冬の時期には、現地の台湾人はダウンジャケットを羽織っている人が多いです。
夏の時期の旅行の魅力
ところが、日本にはない台湾の魅力を感じるためには、夏の時期もおススメです。その理由は、台湾の美味しいフルーツの種類が最も多くなるのは夏の時期だからです。例えば、人気が高いマンゴーを味わおうとすれば、遅くても9月頃までがシーズンとなります。
その他にも、採りたての新鮮なライチーや龍眼などは夏の非常に限られた時期しか楽しむことが出来ません。
夏の時期の注意点
基本的に、夏期は台風シーズンとなっているため、台風が直撃した場合は、お店などは全て閉まってしまうため、短期間の旅行では食事の確保も一苦労となってしまいます。
夏の時期でも、台湾ではほとんど全ての室内は冷房が非常に強く効いていますので、室内用に薄手のカーディガンを1枚持ってくると安心です。それでは、出発前に十分な準備をして、台湾旅行を楽しんで下さい。
関連記事:台中駅周辺(徒歩圏)の格安ホテル一覧|ネットで簡単予約が可能
関連記事:初めての台湾旅行の方へ|持ち物リストをチェック表で確認
関連記事:台湾旅行をする方へ紫外線対策と日焼け対策はお済みですか?
コメント