台湾の春節休みと学校の冬休み前後のスケジュールを解説します

台湾の春節(旧正月)と各学校の春節に伴う学校の春節休みについて台湾現地からレポートします。

台湾を含めた中華文化圏では旧暦(農暦)でお正月の時期が決まりますので、毎年、春節の時期は異なります。

そのため、春節に伴う学校の休みの時期も異なることになります。

 

台湾の春節はいつからいつまで?

中華文化圏の春節の時期

春節とは中華文化圏の正月を示し、一年の始まりを祝う祝日です。

先に述べたように、春節の時期は旧暦により決まりますので、毎年変わります。

そのため、大体いつごろなのかを知るために、過去の春節の時期と翌年以降の時期をまとめておきます。

  • 2011年2月3日
  • 2012年1月23日
  • 2013年2月10日
  • 2014年1月31日
  • 2015年2月19日
  • 2016年2月8日
  • 2017年1月28日
  • 2018年2月16日
  • 2019年2月5日
  • 2020年1月25日
  • 2021年2月12日

上記の通り、毎年、春節は1月下旬頃~2月中旬頃までの間になることが多いですね。

また、日本の元旦の前日を大晦日と言うのと同じように、春節の前日を「除夕」と呼んでいます。

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台湾の春節の時期の現地状況

台湾の春節の時期の台湾現地の状況について、一般的には、春節の前日の除夕から、ほとんどの会社は休みになります。

そして、除夕には家族全員が揃って、一家団欒で食事をするのが台湾の伝統的な過ごし方になります。

お正月には日本のお節料理があるように、台湾でも「年菜」というご馳走を準備します。

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台湾の学校の春節休みはいつ?

それでは、春節休みの期間はいつからいつなのか?

…という疑問に答えていきます。

まず、台湾の会社は先述したように、除夕から休みになる会社もあれば、春節の前々日くらいから休みになる会社もあり、会社により異なります。

そして、毎年、政府が発表している春節休みの期間は3日間が正式な休みになります。そのため、除夕も含めると4日間の連休になります。

そして、土日の連休の並びによっては約一週間程度になることもあります。

それでは、春節時期の学校の休みはいつからいつまでなのか?

除夕の前日くらいから休みになりますが、これも土日の並びにより、除夕の前々日になったりすることもあります。

そして、学校の場合は少し休暇が長く、3週間程度は休みになる年が多いです。

 

春節の時期の台湾の気候や天候は、下記記事をご覧ください。

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冬休み春節明けの小学校と幼稚園の子供たちの様子

それでは、春節休みの実際の状況を紹介します。以下は2015年の春節の時の様子です。

春節に先立ち、小学校、中学校、高校、大学などの各教育機関は1月下旬から長期の冬休みに入っていました。そして、春節明けの2月24日から各学校の2学期目が始まりました。

息子たちが通学している学校へ行くと、生徒たちは皆眠そうな雰囲気で、冬休みの宿題を持ち寄って教室に集まっていました。

次男は小学校附設幼稚園に通園していますが、お友達はみんな眠そうな眼をした園児が多く、久しぶりの幼稚園で慣れないのか泣いている子もチラホラいました。

早朝、うちの子も眠たいようで早く起きることができないで、少しだけグズッていましたが、思っていたよりも素直に登校出来ました。休み期間中は、毎日寝坊だったのに、新学期の始まりから遅刻しなくてよかったです。

 

台湾の学校の年間スケジュール

台湾の多くの各学校の学期は、公立学校の場合は2学期制の学校が多く、私立学校の場合もおおむね同じ年間スケジュールになります。

9月から春節休み(1月頃)までの5ヶ月間が1学期です。そして、春節明け(2月中旬頃)から6月末までの5ヶ月間が2学期となっています。

そのため、台湾の各学校の長期休暇は、春節休みの約1ヶ月と夏休みの約2ヶ月ということになります。

台湾では、この休暇期間中、子供たちは課外授業を受けたり、補習班(塾)に通ったりする子供も多いです。

台湾の小学校の基本情報は下記の記事にまとめていますので、ご覧ください。

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春節休みのイベントは課外授業とお年玉

小学校に通学する長男の場合は、春節休みの間、10日間くらい囲碁の課外授業に参加しました。

そのおかげで、簡単な囲碁のルール(自分の石で相手の石を囲ったら相手の石を取ることができる)を理解できたようです。

そして、春節休みのもう一つの子供たちにとっての一大イベントは紅包(お年玉)です。

祖父母や親戚のおじさんやおばさんなどからお年玉を貰っているようでした。

そして、貰ったお年玉で囲碁のボードゲームを購入しました。

 

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お子様が小学生の場合はこちらを参照下さい。 >>> 子供用通信教材比較
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