台湾でバナナ栽培に挑戦プロジェクト|【前編】2013年5月~11月

バナナを自分の手で育てて結実栽培|2013年5月

バナナを育てて自分で栽培したバナナを食べてみたいと思ったのは、日本から台湾へ移住を決めた時からの私の希望でした。

そして、台湾に来て驚いたことの一つは、軒先の庭にもバナナが無造作に生えており、しかもしっかりと結実していたりすることです。

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バナナの苗探しから始まったバナナ栽培プロジェクト

私も一度自分の手でバナナを育ててみたいと思い、近所の植木屋さんに行き、バナナの苗を買おうと思ったのですが、想定していたよりも幼苗の販売価格が高かったのです。

そのため、バナナには種がないので苗をどこかで調達しない限り、栽培することができません。

台湾の田舎の方へ行けば、どこにでも生えているようなバナナですが、苗を購入するとなると値段はそこそこします。

それでも、自分でバナナを育てることを諦めきれないため、他の方法を考えてみました。家の隣の駐車場にバナナの樹が生えていたので、もしかして…

と思いよく見てみると、その大きな樹の根元付近には小さなバナナの芽が2つ出ていたのです。そのうちの1本を引っこ抜いて、拝借してきました。

 

台湾でバナナ栽培は30センチの苗から始まった

そして鉢植えの画像が下の写真です。
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このように南国特有の果物栽培を自分の手で育てることも台湾ロングステイの楽しみの一つであります。

バナナ以外にも、日本ではなかなか栽培できないパパイヤやパイナップル、マンゴーなども栽培してみたいものです。

 

もう1本バナナの苗を追加した|2013年6月

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先日、バナナの苗1本を隣の駐車場から引っこ抜いてきたのですが、本日もう1本バナナの苗を引っこ抜いてきました。

一応、この駐車場は他人の土地ではあるのですが、妻の家族が借りている土地のようです。隣の土地所有者から借りているらしいのですが、利用する権利があるのは、こちらという状況です。

しかし、バナナの樹は隣の所有者の畑から伸びてきているものなのですが、現在そのバナナの苗はこちらサイドの敷地である駐車場に生えている。

こんな事情の下ですが、先日苗を引っこ抜きに行ったらお隣さんが何やら怪訝そうな目でこちらを見ているので、引っこ抜くのを諦めた。

借りている土地の上に生えているバナナの芽を引っこ抜いても問題ないはずなのですが気が何となく引けていた。ところが、本日はお隣さんが不在だったため堂々と引っこ抜いてきました。

先日鉢植えしたバナナの苗はなかなか成長しないのですが、どうやら根付いた模様です。そこで、もう1本追加してみようという魂胆です。

先日引っこ抜いてきたバナナの苗よりも一回り大きな苗だったため、あまり上手に株を引っこ抜くことが出来ませんでした。

根こそぎ引っこ抜けずに根もとの途中でバッサリ切ってしまったようです。これでもバナナの苗は根付くのであろうか?右が先日株分けした苗で、左が本日引っこ抜いてきた苗です。

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1本のバナナの苗が枯れもう1本は成長へ|2013年7月

3週間くらい前に近所で引っこ抜いてきたバナナの苗に少し変化がありました。
下の画像が3週間くらい前のものです。

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そして、下の画像が現在のものです。

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あれっ!2本あったのに1本しかなくなってしまっていますね。

以前、植栽した左側の苗は根っこの辺りから虫が侵入したらしく、根本から虫のようなものに侵食されてしまいました。

一方、小さかった右側のバナナの苗は、どうやら根付いたようでして、大きな葉っぱが出てきました。

 

台湾のバナナ栽培事情

台湾でバナナを栽培して喜んでいる日本人は、私くらいしかいないでしょうか?

台湾ではバナナの樹はどこにでも生えている印象です。

実際に民家の軒先にバナナの木が植えてあり、バナナがブラブラとなっています。

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農地の傍らに生えていたバナナの小さな実ですが、まだ実が大きくなってなく黄色く色付いてもいません。

このような光景を見ると、バナナ農家でなくてもバナナの苗を植えておけば成長してバナナが結実しそうな気がしてきました。

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バナナの苗を鉢植えから路地植えに植え替え|2013年8月

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台湾でバナナを栽培するプロジェクトの報告。

1ヶ月くらい前にバナナの苗から大きな葉っぱが生えてきました。

その後どうなったか?

大きな葉っぱが、さらに生えてきたけれど…茎の部分が大きくならないのでヘンテコな状態です。

そのため、少しでも根が広がって、株が大きくなることを期待して、鉢植えから露地植えにしてみました。

鉢から苗を取り外してみるとバナナの根はあるのですが、あまり成長していない様子です。

隣の駐車場から引っこ抜いてきたモノなのであまり期待していないけど、このまま腐ってしまいそうな雰囲気もあります。

隣の駐車場の親株からは更に30cmくらいの芽がもう1本出てました。

そのうち、この後から生えてきた芽に私が植栽した苗は抜かされそうです。

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植栽から約3ヶ月で大きな葉が更に生えて来た!|2013年8月中旬

先回からの違いはまた大きな葉が1枚生えてきました。

でも、バナナの樹丈や苗の太さなどは高くもなっていないし太くもなっていないです。

しかも幹自体は成長が止まっているように見えます。

このバナナの苗から実がなったら奇跡だ。周りの雑草の成長の方が100倍くらい早い…。

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植栽4ヶ月半後のバナナの苗は葉が大きく増えてきた|2013年10月

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今回は植栽をして約4ヵ月半後の報告になります。

前回との違いはバナナの葉の数が多くなり葉の大きさも大きくなっています。

相変わらず、バナナの幹はあまり変わっていないようですが、少しづつ太くなり始め、高さも少しだけ高くなりました。

台湾での生活と同様に、の~んびり成長を見届けるしかないようです。

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台湾に移住して数ヶ月を経た5月の末頃、バナナの苗を植えてバナナができるまで大切に育てようという個人プロジェクトを立ち上げました。(←大袈裟w)

ただ、バナナの苗を近所から引っこ抜いてきて軒先でバナナが結実して食べたいな~と思っただけです。

なぜこんなことをしているのか?

その発端は日本にいた時も実家の軒先にバナナの樹が生えていたのだけど、夏は大きく成長して3mくらいまでには生育しました。

ところが、気候も涼しくなり秋になって寒くなってくると実がなるどころが成長が止まってしまい、その後結実することもなく、お仕舞いというパターンの繰り返しでした。

南国の楽園・台湾であれば畑、軒先、森の中など所かまわず、バナナが生えていて結実していますので、バナナ栽培未経験のド素人でも結実させることができるのでは…と思ったのが切っ掛けです。

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植栽6ヵ月半後に急成長し始めた!|2013年11月

そしてその後、植樹したバナナの苗はどうなったか?

こうなったw

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樹丈は1.5mくらいに成長して樹の太さも大分太く丈夫になりました。

子供の成長は早いけれど、バナナのこどもの成長はもっと早いですね。

バナナの苗からバナナの樹に進化しました。これで、このバナナの樹も台湾の冬も越せそうです。

台湾では秋や冬でもバナナは成長するのでしょうか?
そのあたりのことも今後このブログでアップしていきます。
バナナに詳しい方は教えてください。

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《追加情報》
後日談ですが、台湾でも冬の時期はバナナの樹は、ほとんど成長しませんでした。

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