台湾人の妻と結婚をした日本人夫が国際結婚で良かったと思うことを7つまとめてみましたのでご紹介します。今まで自分の国際結婚については、このブログではあまり触れてきませんでした。
よくよく考えてみて、台湾に海外移住している現状を省みると、国際結婚をしていなければ、海外に長期間滞在することもなかっただろうと思います。
そこで、もし自分が日本人の女性と結婚していたらという仮定のケースを想定もしながら、国際結婚したことにより、何が変わり、良かったのかとい点を、まとめておこうと思います。
国際結婚をして良かったと思うこと7選
1.台湾で暮らせた
2.人脈が広がった
3.異文化を盾に突進できる
4.改めて日本の良い部分を実感
5.視野が広がった
6.子供の言語教育
7.子供には将来的に国籍選択の自由
1.台湾で暮らせた
現在は、生活拠点を台湾に置いていますが、台湾人の妻と結婚する前は台湾で暮らすことなど、寸分も考えたことがありませんでした。
むしろ、アメリカやオーストラリア、あるいは東南アジア諸国に、長期滞在するチャンスがあれば、何らかの形でチャレンジしたいと思っていました。
結婚後、いつからともなく、台湾で生活するのも悪くはないかと考えるようになり、現在、台湾での生活が実現しています。台湾人と結婚しなければ、台湾で生活するようなことはなかっただろうなと思います。
海外である台湾で生活することで、生活の様々な場面で文化の違いや考え方の違いを肌で感じることができるのも、楽しみの一つですね。
例えば、よく言われることですが、台湾の食文化は日本人の口に合いますが、日本食とは異なります。日本では味わえないマンゴー、ライチ、龍眼など季節のフルーツも躊躇なく楽しめます。
もうお腹が破壊されるくらい、いろいろ食べまくりました!
台湾特有の果物|台湾で出会った美味しく珍しいフルーツ
2.人脈が広がった
日本にいた時には、仕事仲間や仕事を通して、知り合った知人、高校や大学などの友人、コミュニティーを通して知り合った知人くらいの人脈しかありませんでした。
ところが、台湾では人脈が重視される社会で、日本にいるだけでは築けない人脈が、次から次へと広がっていきました。もちろん、知り合いになったり、紹介いただいた人脈が、威力を発揮するかどうかは分かりません。
ところが、知り合った台湾人の方に思わぬところで助けてもらったりすることも多いです。逆に私も知り合いになった方たちに対して、何らかのお役に立てれば、それで良いかなと思います。
3.異文化を盾に突進できる
結婚後の家族生活という点では、日本人同士の結婚であれ、異なる家庭環境で生活していた者同士が、ある日一緒に生活するようになり、それだけでも異文化接触と言えるでしょう。
その上で、国際結婚ともなれば、更に大きな異文化交流ということになります。もう、この点は結婚する前からお互い覚悟していたことでもあるので、少しくらいの考え方の違いや感覚の違いはあって当然です。
国籍が異なる者同士が一緒に生活しているので、少しくらいの考え方や習慣のスレ違いがあっても、やむを得ないと思います。私は日本人だから・・・、私は台湾人だから・・・、という理由で些細なことは、言い訳に出来るかもしれません(笑)。
そう言われれば、言われた方も、元々国が違うのだし、やむを得ないか、と寛容な気持ちで受け流すことができることが多くなります。日本人同士で国籍の違いによる違いは、言い訳は使えないでしょうからね。
4.改めて日本の良い部分を実感
台湾移住で海外から見た日本の素晴らしさと優位性7つの特徴
日本を離れると、日本の素晴らしさや日常生活の快適さを改めて実感することが多くあります。具体的には、上記の記事の通りです。
海外で暮らしていると、日本に一時帰国する度に、海外では感じられない日本でしか実感できない「安心感」を味わえるのも日本にいては分からなかったことでしょうね。
5.視野が広がった
国際結婚をすることで、日本人同士の結婚では絶対に経験できないことや海外での実生活の中で見聞きしたことなど、日常生活を普通に送っているだけで視野が広がっていく感じがします。
例えば、日本人には「以心伝心」や「空気を読む」というような人間関係が存在しますが、海外で生活すると日本人的な発想は通用しないことに気づかされます。
あるいは、海外生活では、人と接している中で、相手が信用できる人か、そうでない人か、を見分けられることが重要だということを幾度となく経験して来ました。そのような経験を通して、人を見る目が少しは養われたのかなとも思います。
6.子供の言語教育
私が台湾に来た当初、子供は幼稚園児でしたが、彼らには特に学習として中国語を教えることなく、半年くらいで中国語の日常会話程度は身に付けていたと思います。
1年も経過した頃には、何の問題もなく中国語での会話が出来るようになりました。このように、子供の言語教育という面では、子供は言語環境さえ整えてあげれば、自然と言葉を習得していくものです。
国際結婚をして台湾で生活することで、自然と子供は日本語と中国語のバイリンガルになったことは、良かったと思います。最近は、子供達は中国語ばかりの言語環境で生活しているため、日本語を忘れかけているのが悩みの種です。
7.子供には将来的に国籍選択の自由
将来的には、日本人と台湾人の間に生まれた子供は、日本国籍か台湾国籍かを選択することになります。子供の将来の可能性を広げるという意味では、日本国籍と台湾国籍という2つの選択が自由にできるため、一般的な日本人よりも有利かなと思います。
更に言えば、日本が中華民国(台湾)を認めない限り、実質的には大人であっても、二重国籍を継続することも可能です。子供の将来に国籍が重要かどうかは、時と場合によるかと思います。
つまり、10年後、20年後の台湾と中国の二国間の関係を含めたアジア情勢がどうなっているのかによっては、台湾国籍であることの方が有利になるという状況もあるかもしれません。
ここまで国際結婚は良いことばかりだ、というようなことを書いていますが、その半面、苦労も多いです。そのあたりの事情は下記の記事にまとめています。
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コメント
とても貴重な情報で、とてもありがたいです。
また、国際結婚は難しいと思いますが、ほのぼのとお幸せな感じが伝わって来ます。
実は、日本で知り合った台湾人の女性と交際しています。
文化の違いや、言葉の問題、味覚の違いなど色々な問題があると思いますが、
色々と教えていただけたらと思っています。
お時間があるときにでも、メールを頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。
ご連絡いただきありがとうございます。
メールにて返信させていただきました。
どうぞご確認下さいませ。