台湾の小学校の行事‐入学式と運動会は日本とは全く違ったもの!

台湾の小学校の入学式と運動会の雰囲気を台湾現地からレポートします。実際に、台湾の小学校の入学式と運動会の状況を知ると、日本の小学校の雰囲気とは全く異なることを実感いただけるのではないかと思います。

一言で結論を言ってしまうと、日本の小学校と比べると、台湾の小学校の入学式や運動会などの学校行事はゆる~い感じでいい加減なイメージです。もう少し詳しく言うと、日本ではクラス皆で友達を応援するのが慣習のようになっていますが、台湾では個人が楽しむという傾向が強いです。

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台湾の小学校の入学式

台湾に海外移住して9カ月目になりました。この8月に長男が台湾の小学校(國小)に入学しました。一般的に、台湾ではどの学校も9月から始業しますが、この年は曜日の並びの関係で入学式は8月末でした。

私が日本に一時帰国している時期に入学式があったため、実際には私は入学式には出席できませんでした。

台湾の小学校の入学式はどんな雰囲気なのか?

日本では、小学校の入学式と言えば、人生の第一歩的な位置付けで一生の内でも重要行事の扱いですね。ところが、台湾の小学校の入学式は、小学校登校1日目という拍子抜けするくらい軽い扱いです。

親も子供も正装ではなく、普段の私服で入学式に参加しています。もちろん、学校の先生や関係者の方々も普段着です。(校長先生はスーツを着ていたかな?)

入学式では、学校側からの簡単な説明と注意事項や、担任教師やPTAに当たる会長などの紹介などがあり終了です。至ってシンプルな入学式です。

長男が入学した小学校とクラスは?

長男が入学した國小は比較的小さな公立小学校で、今年の1年生は3クラスのみでした。しかも1クラス25人だけというコンパクトなクラスです。

これも少子化の影響を受けているのでしょうね。このクラスの規模を考えると、何かとても安心できる雰囲気を感じます。

入学式で子供にとっては最も重要な決定事項となる「担任の先生」は果たして、どのような方なのか?

台湾人妻から聞いた話では、若くて綺麗で頼りがいのある、良い先生とのことでした。

 

台湾の小学校の運動会

台湾の小学校の運動会を紹介しながら、日本の小学校の運動会との比較をしてみます。台湾の小学校に通学する長男とその小学校附属幼稚園に通園する次男の運動会に参加してきました。日本人の視点から、初めて参加した台湾の運動会の模様はどのように映ったのでしょうか?

台湾の運動会の準備と始まり

台湾の小学校では運動会のことを中国語で「校慶活動運動會」と呼んでいるようで、近隣の小学校でも同じように運動会をしている小学校もあったため、一般的に台湾の運動会はこの時期に開催されるようです。

運動会の当日、息子たちと一緒に朝8時に小学校に集合して、その後、先生方や父兄も協力して準備をして、9時頃から運動会が始まりました。そして、運動会の開催に先立ち、日本と同じように生徒たちの入場から始まります。

日本では、ブラスバンド部などが音楽を演奏する中で、生徒たちが規則正しい更新をしながら入場するのが一般的だと思いますが、台湾では違います。台湾の運動会の入場シーンでは、音楽もなく司会者の簡単なパイクパフォーマンス(何年何組の入場などの案内)のみ。

それで、日本の学校では生徒たちが縦横整列した状態でリズムの良い行進で入場しますが…、台湾ではそのような厳密な全体行進はなく、担当教師の笛の合図に従って、子供たちは後を付いて行くという、何とも自由な入場です。

台湾の運動会で奇妙な事情|運動会は誰のためのもの?

そして、運動場の真ん中あたりに全校生徒が集合すると何やら紹介が始まりました。どうやら来賓の紹介らしいのですが、市会議員や里長や地区の代表者などの紹介のようですが、これ程どうでもよいものはないなと思いながら時間が経つのを待ちます。

その紹介が終わると、その来賓席の前あたりで各チームの演舞が始まりました。その演舞は、敬老会やPTAの父兄の会や幼稚園児、あるいは小学校のクラブ活動の一環として行われているようでした。

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周りには小学生の生徒すらいない中で、中央の赤と白のテントに座っている数名の来賓の方に対して、ひたすらパフォーマンスが行われています。よく考えてみると、これ程奇妙で滑稽な光景はないでしょう(笑)。誰のための運動会なのでしょうか?

運動会の主役である小学校の生徒は誰一人として見ている児童はいないのに、数名の来賓の方を向いて、ひたすらおじいさんやおばあさんがダンスをしたり太鼓を叩いたりしています(笑)。えっ、この演舞は、誰が誰に対して満足するために行われているのでしょうか?

自由でバラバラな雰囲気の台湾の運動会

それはさておき、自己満足の塊のような演舞の数々が終わると、ようやく運動会らしく、遊びのような競技が始まり始めました。ここで、気が付いたのですが、日本の運動会であれば、必ずあるはずの、プログラム一覧さえなくて、どの競技がいつ行われるのかさえわかりません。

そのため、応援しに来た父兄の皆さんは、自分の子供が参加していることに気が付いて、突然カメラを持ってダッシュで競技をしている場所に向かう光景を何度も見かけました。そして、既に自分の子供がタイムレースなどの競技が終わってしまい、自分の子供の写真を1枚すら取れずにガッカリしている親も目にしました。

これも、何とも計画性がなく台湾らしく、悲しく滑稽な光景です。彼らの中には、カメラを抱えてダッシュ中に転んでいる親もいました。このお父さんも運動会に参加しているのか・・・とも思いました(笑)。

グラウンド上でタイムレースの競技が始まったかと思うと、グラウンド中央の芝生のところでは、別の競技がひっそりと行われていました。全員で一緒に応援するような光景もなく、生徒たちの親たちも自分の子供が参加している競技しか興味がなさそうでした。

このような点は、この運動会に限らず、台湾では他のイベントでも同様ですが、自由にそれぞれがバラバラに行動して、日本のイベントとは異なり、何とも一体感のない行事の進行です。

日本の運動会のように、みんなで一緒に一つの競技を見て応援するというスタイルではなく、それぞれ自分の競技だけに力を注ぎ、他人の競技にはあまり関心がないというような雰囲気で運動会は進行していきます。

台湾の小学校の運動会で最も盛り上がったのは?

この運動会で、一度だけ全校生徒が一緒になって盛り上がった場面がありました。

それは、以下の画像のように、飛行機が運動場上空に飛んだ時でした。
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飛行機といっても、ラジコンの飛行機ですが、愛好家たち(?)が何機もラジコンの飛行機を飛ばして、大人でも小学生でも皆楽しんでいるようでした。

と言っても、ラジコンと運動会はあまり関係ないなと心の中で呟きながらも、飛行機のラジコンが飛んでいる光景を見て、自分も楽しんでいました。

台湾の運動会の特徴と私が参加した感想

日本の運動会のように、赤組と白組に分かれて、みんなで自分の所属するチームを応援するというシーンがないのが、台湾と日本の運動会の最も大きな違いだろうと思います。

そのため、台湾では自分が出場する競技以外には、それほど興味もなく、子供の家族たちも自分の子供が出場する競技以外は、スマホをいじっているか、おしゃべりをしているか、子供とお菓子などを食べているか、他の演技や競技には全く興味はなく自由気ままに行動しています。

実に台湾人らしい、一体感のない、バラバラな行動で、自由な雰囲気に包まれた台湾の小学校の運動会を経験できました。

 

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