息子が通学している台湾の公立小学校(國小)での服装について、台湾現地からレポートします。台湾の小学校には私立小学校は、もとより公立小学校でも学校指定の制服があります。
小学校時代は制服などなかった私にとっては、少しビックリする学校事情です。制服以外にも、学校指定の体操着もあります。これらの制服や体操着の使い分けなどを含めて、台湾の小学校の服装についての学校事情を簡単にご紹介します。
台湾の公立小学校の制服事情
台湾(台中)の公立小学校では、各学校ごとに学校指定の制服が異なり、制服のデザインも多種多様です。台湾は暑い国だとは言え、夏と冬ではかなり気温が異なりますので、夏服と冬服があります。また、男女で制服は異なることが多いです。
例えば、冬服の場合、男子は、ほとんどの小学校でYシャツに紺色のズボンのケースが多く、その上に簡易ブレザーを羽織る形になります。そして、夏服も半そでYシャツに紺色の短パンの学校が多いです。
女子の場合は、上記のような男子と同じスタイルもありますが、スカートが主流です。ちなみに息子の小学校では、女子はジャンバースカートのようなデザインです。
ところが、私の息子が通学している小学校では、夏服の上はYシャツではなく、セーラー服です。そうです…あれです。女子中学生が着ている夏服制服と同じデザインのセーラー服です。台湾ではこのように男女関係なく、セーラー服を採用している小学校もあります。
初めて知った時は、さすがに驚きました。もちろん、男の子はズボンで女の子はスカートです。このように、制服は各小学校が指定しますので、通学する学校により制服のデザインは全く異なります。
台湾の小学校での服装は曜日により異なる
日本の小学校と同様に、台湾の小学校でも体操着があります、体育の授業がある曜日は、体操服を着用してくるように指導されています。
どの公立小学校でも同じですが、各学校には服装の規定があり、曜日により着用する服装が異なるため、制服着用の日、体操服着用の日、私服着用の日があります。
例えば、月曜日はと木曜日は制服着用の日、火曜日と金曜日は体操吹く着用の日、水曜日は私服着用が認められている日というように、曜日により着ていく服の種類が異なります。
台湾の公立小学校の服装事情まとめ
はじめは、私立小学校でもないのに、小学校1年生からカッターシャツにスーツのような上着を着て登校する姿に少し違和感を感じていました。その他には、帽子も学校指定のものを購入します。ただし、息子が通学している小学校では、靴や靴下までは指定されていません。
放課後は運動場を走り回って遊べないのでは…?と思っていたのですが、児童たちは制服でも体操服でもお構いなしに、汗を一杯かいて遊びまわっています。そのため、白色のYシャツやセーラー服の汚れはご想像の通りです。
学校指定の制服は、学校が指定した小学校の近隣にある学用品店で購入することになります。台湾の小学校の制服事情は、私が小学生だった時代の昔の日本の小学校のイメージとは随分違っています。成長が著しい小学生には、制服を毎年買い換えるくらいの頻度になります。
その他、日本とは異なる点は、台湾の小学校では鞄は学校指定のものがないため自由ですが、ほとんどの児童は背中に背負うタイプのもの、遠足などで使用するような形のバッグを使っています。日本で使用するようなランドセルを使用している児童は少ないですね。
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