家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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台湾のバナナの種類と特徴|現地の値段は安いって本当!?

      2017/07/21


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台湾のバナナの種類と特徴、および現地で販売されている台湾バナナの値段について、台湾現地からレポートします。

台湾のフルーツと言えば、どのような果物を思い浮かべますか?
マンゴーやパパイヤも人気がありますが、台湾バナナも人気が高い果物の一つですね。そこで、今回は台湾産のバナナについて調べてみると、意外にも日本では知られていないことが分かりました。

ちなみに、私は台湾移住後に、台湾でバナナの栽培をしてみました。その栽培プロセスと結果は下記よりご覧頂けます。前編、後編、続編、最終章の四編立てになっていますので、ご興味のある方はどうぞ。

 

日本人にとってのバナナのポジションと日本での台湾バナナ

日本ではバナナと言えば、フィリピン産バナナが主流ですね。それもそのはず、日本では寒い冬があり、夏の時期が短いため、バナナが結実し難い機構だからです。沖縄などの一部の地域では、バナナが生産されていますが、市場に出回るほどの生産量があるわけではなりません。

そのため、日本では店頭に並んでいるバナナは、ほぼ全て海外から輸入されています。日本へ輸入されるバナナの大部分はフィリピン産となっています。フィリピン産バナナの輸入比率は、全体の85%強となっています。

その他の輸入国としては、エクアドル産バナナになります。こちらの輸入比率は約10%程度です。つまり、普段私たちが日本で食べているバナナはフィリピン産かエクアドル産になります。

一昔前は、台湾産のバナナも食品スーパーや八百屋などで目にした時期もありましたが、今では店頭で台湾バナナを見かけることは皆無でしょう。どうしてなのかと不思議に思っていたのですが、私はその理由を台湾で知ることになりました。

 

台湾でのバナナのポジションは?

台湾は亜熱帯気候という農産物を栽培するには最も適した風土のため、野菜や果物の種類が豊富です。その豊富な果物の中でも、バナナに注目してみると、台湾バナナと一括りにしていますが、台湾でのバナナの種類も思った以上に豊富です。

また、台湾は日本と同様に、北から南に縦に長い島国ですので、台湾北部の台北と台湾南部の高雄以南では、特に冬期の気候は随分と異なります。このような理由で、台湾南部では一年中温暖であるため、夏だけではなく冬でも収穫できる農産物が多くあります。

その代表格がバナナになります。台湾でも一年を通してみると、四季がありますので、マンゴーなどの夏限定の果物もありますが、ほぼ年間を通じて収穫されている果物もあります。

台湾では、時期に関わらず、食品スーパーや果物屋に行けば、ほぼ常に店頭に並んでいます。野菜に例えれば、大根は夏大根や冬大根と言われるように、年間を通じて、常に食卓に並ぶことが多いですね。台湾でのバナナも野菜に例えれば、大根のような存在だと感じます。いつでも台湾人の胃袋に納まる果物というポジションでしょう。

 

台湾のバナナの種類と特徴

北蕉

一般的に、日本人に馴染みのある台湾バナナの品種になります。

  • 味覚 : 甘みが強く、酸味は少ない
  • 香り : 香りは奥深く強い
  • 食感 : 果肉密度が高く、ねっとりとした食感
  • 値段 : 普通

旦蕉

私が知る限り、台湾では最も小さなバナナで大人の親指程度と実は小さいです。日本のモンキーバナナのような形状ですが、少し丸みがあり卵のような形にも見えます。そのため、蛋蕉と呼称されることもあります。また、バナナの皮は薄く食べやすいです。

  • 味覚 : 非常に甘みが強く、味は濃厚
  • 香り : 香りはそれ程強くない
  • 食感 : 果肉密度が高く、ねっとりとした食感
  • 値段 : 生産量が少ないため高い

芭蕉

上記で私が栽培したバナナの品種です。果物として生食されるだけではなく、追熟前には調理用としても利用されます。自分で栽培して収穫した時に追熟前のものを食べてみたのですが、若干渋み(多品種も同じだと思いますが)がありました。台湾では芭蕉と呼ばれることが多いですが、厳密には「南華蕉」という品種です。バナナの大きさは、大きなものでも10cm程度と短く、全体的には丸みを帯びたような形状をしています。

  • 味覚 : 他の品種と比べると甘みは弱く、酸味は強め
  • 香り : 香りは弱い
  • 食感 : 果肉密度が高く、ねっとりとした重厚感
  • 値段 : 普通

紅皮蕉(モラード)

バナナの皮が赤紫色のため、レッドバナナと呼ばれることもあります。そのため、台湾でも紅香蕉と呼称されることもあります。ちなみに、英語の品種名はモラードといわれるそうですが、「morado」はスペイン語で紫色を意味します。食べる時は、十分追熟した後でなければ、皮を剥くことが難しく、味も渋みが強いです。

  • 味覚 : あっさりとした甘さ、酸味も控えめ
  • 香り : 香りは強い
  • 食感 : 果肉密度が高く、モチモチした食感
  • 値段 : 少し高い

その他の品種は、玫瑰蕉、呂宋蕉、寶島蕉、仙人蕉などがあります。上記以外でも、異なる品種のものを交配をしたりして、別称で呼ばれる品種も多くなっています。例えば、台蕉一號、台蕉二號、台蕉三號・・・などは、その典型例ですね。

 

台湾産バナナの現地での値段は安いのか?

最後に、台湾でのバナナの値段についてですが、台湾在住の日本人の感覚では、台湾でも台湾産バナナの価格は「高い!」と感じます。日本と同様に、コンビニではバナナの1本売りがされていますが、1本で100円以上で販売されています。

最近、日本では、台湾産バナナが店頭に並ばない理由は、台湾バナナの価格が高騰しており、日本へ輸出してもコスパの関係で、日本での需要が見込めないからではないかと思います。

日本では、フィリピン産バナナが安い時には、一房100円~200円程度で販売されていたと思います。それに対して、台湾では当然ですが、安いフィリピン産バナナを見掛けることがなく、台湾産ばかりです。

台湾でのバナナの価格について、時期によっても多少変わりますが、果物屋の店頭での台湾バナナ(3月)の値段は、80~85元/斤(600g)でした。

その台湾バナナの価格が高いとなると、台湾では食べるバナナがなくなってしまいます。台湾では、最近の物価の上昇に便乗して、バナナの値段も高騰しており、庶民の果物だったバナナは、今や高級フルーツになりつつあるのかもしれません。

ところが、台湾ではバナナにも旬の時期があるようで、夏の7月頃にはバナナの収穫量も増える為でしょうか、値段が安くなっていました。大きなバナナ4本で40元くらいでした。これくらいの価格なら、庶民にとっても躊躇なく買えます。

そして、真夏にはバナナの価格が暴落しているのか、食品スーパーでさえ4本~6本で100円以下で販売されています。この時期だけかもしれませんが…。伝統市場や露地販売ではもっと安いでしょうね。

台湾でのバナナ事情は上記のような状況ですが、日本では味わえない珍しいバナナも豊富です。台湾にお越しの場合は、是非、食品スーパーや果物屋、あるいは伝統市場に足を運んでみてください。

相当運が悪くなければ、台湾産のいくつかの品種のバナナが店頭に並んでいるはずです。値段は思っていたよりも少し高く感じるかもしれませんが、日本では味わえない台湾産バナナを試してみてください。

 - 物価・生活費, 台湾の食文化

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