台湾での蚊除け対策はアースノーマットと蚊取り線香の二択で決まり!

台湾での蚊除け対策について、蚊取り線香や蚊取りリキッドを試してみた結果と台湾での蚊との闘いの様子を、台湾現地からレポートします。

台湾での虫刺されと害虫に関しては、下記の記事で詳しくまとめています。

台湾移住後の日本人が台湾生活で苦労する3種類の痒い害虫

 

 

台湾では冬でも蚊が発生するのか?

日本でも見られるような、一般的な「蚊」は年間を通して、生活圏で発生しています。

日本では11月にもなれば、蚊を見かけなくなりますが、台湾では冬でも時々、発生することがあります。

厳密には、台中では12月から2月くらいまでの間は、朝晩の気温が低くなりますので、蚊を見かけることはあまりありません。

ただし、この冬の時期でも、少し寒さが緩み暖かくなると、蚊が発生することがよくあります。

そして、3月中旬にもなれば、気温も少しづつ上がり、朝晩を問わず暖かくなってきます。

そうなると、蚊との闘いを余儀なくさせられます。特に、気温が上がった雨上がりの日には、外出時に蚊に刺されるのを回避するほうが難しくなります。

台湾では蚊などの虫に刺されてしまった時塗り薬として、緑油精を使うことが多いです。

それでは、蚊に刺されないように、どのように対策しているのかを、以下で紹介します。

 

台湾での蚊除けグッズと対策

日本と同様に、いや、台湾では蚊除け用の商品は日本以上に、年間を通して店頭の棚にはたくさんの商品ラインナップが揃っています。

さすが年間を通して暖かく、蚊と共存している社会だけありますね。台湾での具体的な防虫・蚊除けグッズは下記のようなものです。

  • 噴射殺虫剤スプレー
  • 蚊取り線香
  • 蚊取りリキッド
  • 蚊取りラケット

どれも試してみましたが、殺虫剤スプレーは臭いが強く、あまりにも健康に害がありそうなものだったため却下です。

そして、蚊取りラケットは、飛んでいる蚊には効果がありますが、夜中は安眠できない為、あまり効果的ではありませんね。

そのため、実際には、蚊取り線香と蚊取りリキッドを併用していました。

蚊取り線香

台湾の蚊取り線香は蚊除け対策としては効果抜群でしたが、実際には日本の蚊取り線香より、煙と臭いが強すぎました。

しかも、夜中に点けっぱなしにしておいたところ、朝起きたら、喉の調子がおかしくなる時もありました。

しかも、部屋の中にある衣服に煙の臭いが付着して、なかなか取れなくなるというくらい、ニオイが強すぎました。

実は、ニオイの弱い蚊取り線香も販売しているのですが…、どうも煙の量が半端ないこともあり、今ではあまり使用していません。

アースノーマット

というわけで、液体タイプのアースノーマットを使用するところに落ち着きました。

台湾では非常に多くの種類の蚊取りリキッドが販売されています。

特に台湾で有名なブランドは、「Raid」という商品です。

たぶん、防虫剤や殺虫剤のジャンルでは、台湾ではシェアNo.1だと思います。

そんな中、私は日本のアース製薬が製造している「アースノーマット」(リキッドタイプ)を使用しています。

実は、台湾メーカーと日本メーカーのどちらの商品を使用するか迷ったのですが…

何となく日本メーカーの品質と信頼性に頼りたくなり、日本ブランドを使用しています。

台湾のドラッグストアやホームセンターでは、液体タイプの蚊除け商品はアース製薬の蚊取りリキッドしか見つけられませんでした。

実際に、アース蚊取りリキッドは大きなお店では取り扱っていることが多いです。

 

台湾でのアースノーマット蚊取りリキッドの不思議

アース製薬の蚊取りリキッドのパッケージを見ると、中国語で表記されています。

そして、実際に箱を開けて商品を見てみると、商品は日本語で表記されていました。

パッケージを確認すると、「日本進口」と記載があるのと、輸入業者は台湾では農薬メーカーでは最大手の「興農股份有限公司」でした。

つまり、アース製薬の商品を興農が輸入販売しているということが分かりました。

つまり、日本で製造された製品を台湾に輸入しているということになります。

そして、台湾で販売されているアースノーマットは「45日」用でした。

そこで、日本のネットショップで価格比較( ← ライフワーク)をしてみようと思ったのですが…。

日本のネットショップでは、30日用、60日用、90日用、120日のタイプしか販売されていません。

台湾で販売されている45日用タイプの商品の容器を見ても、日本語しか記載されていないため、明らかに日本で製造されたもの(パッケージに記載有り → 兵庫県赤穂工場)です。なぜでしょうね!?

また無理やり価格比較をしてみたところ、またまた不思議なことに気が付きました。

日本で販売されているアースノーマット(2本入り詰め替え用)の商品価格(税込み)の目安は下記の通りでした。

上記の値段を目安に計算すると、日本では販売されていないのですが、台湾で販売されているアースノーマット45日(2本入詰め替え用)の値段は、1,000円程度、あるいは輸入諸費用などを加えれば、それ以上の値段で販売されるはずです。

ところが、私が台湾で購入した上記商品の値段は、「169元」でした。その他のお店でも値段を確認してみたのですが、170~190元程度でした。

特に季節外れの時期に購入したわけでもないのに、この価格でした。(※169元=約600円)日本で製造した製品を台湾に輸入して、台湾では日本より安く販売している…!?

一般的には、台湾では、日本から輸入した商品は日本の販売価格の2倍~3倍で販売されるケースが多いのですが、アースノーマットは日本の販売価格より、はるかに安い価格で販売されていることになります。ますます謎は深まるばかりです。

 

まとめ

台湾で日本のアースノーマット蚊取りリキッドを使用し始めた結果、2つの疑問が発生しました(笑)。

  1. アースノーマット45日用は日本では販売されていないのに台湾で販売されている
  2. 台湾ではアースノーマットが日本から輸入販売しているにも関わらず、日本より安い値段で販売されている

いろいろな推測は出来ますが、インターネットという公の場で公表するのは止めておきます(笑)。

最後に、アースノーマットは台湾のしつこい蚊にも、非常によく効くということだけを付け加えておきたいと思います。

何匹も蚊がいる部屋でも、15分程度、アースノーマットの電源をONにするだけで、一瞬で科を撃退することが出来ます。

台湾ではしぶとい蚊が多いのですが、やはり、台湾でも日本のアースノーマットの効果は絶大でした!

 

【追加情報(答え)】

60日用のほうが30日用よりも有効成分濃度が2倍濃くなっていますが、蒸散する速さは半分に抑えてあります。

このことから、60日用は2倍長持ちするというわけです。

他の長時間用取り替えボトルも同様の理由によります。
(日数は、1日12時間使用した際の目安です)

(アース製薬様HPより)

台湾で販売されている商品は「1日8時間使用」(上記画像参照)と記載があります。

と言うことは、日本の1日12時間使用との関係をまとめると、360時間(8時間×45日=12時間×30日)使用が出来る商品となります。

つまり、台湾で販売されている45日用は、日本で販売されている30日用の成分と中身は同じものになります。

そうだとしても、値段は日本とほとんど変わらないということになり、疑問は残されたままです。

(超円安レートの時に輸入されたストックであれば、何とか帳尻が合うかもしれませんが…いや違う)

 

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