台湾人が喜ぶ日本のお土産‐台湾人へのプレゼント選びのコツとは?

台湾人へのお土産の中でも台湾の方が喜ぶお土産について、台湾現地からレポートします。日本から台湾へ旅行や海外出張・海外赴任、あるいは台湾への移住やロングステイなどで訪れる際に、お土産をどうすればよいか悩みますね。

台湾は中華文化圏ですので、中華文化圏では贈り物としてタブーとされているモノもあります。その一方で、日本人には特別なものでなくても台湾人には喜ばれるようなお土産もあります。

 

ここに注目

  • 台湾を訪問する時に台湾人の友人にお土産は何かいいのかな?
  • 台湾人が喜びそうなお土産は何かな?
  • 台湾では珍しそうなお土産はどんなものかな?

今回は、上記のような疑問を持っている方へ向けて、台湾人に贈って喜びそうなお土産について、簡単にご紹介します。

 

結論から言うと、下記の2つの条件に当てはまるお土産は喜ばれると思います。

  1. 日本人でも貰ったら嬉しいもの
  2. 台湾では希少で台湾人にとっては珍しいもの

 

多くの日本人が貰って嬉しいモノは台湾人も喜ぶ

プレゼントを貰って喜ばない人はいないと思いますが、プレゼントを選ぶセンスが理解できないなということは時々ありますね。

このような、プレゼントをあげる人とプレゼントを貰う人の擦れ違いを避けるために、先ず考えなければいけないことは、下記で挙げたような台湾特有のプレゼントのタブーを避けることでしょう。

中華文化圏でプレゼントを贈る時の習慣と注意点‐避けるべきものは?
中華文化圏の国の人に贈り物やプレゼントをする時の慣習やマナーを、タブーや避けるべきものという視点で、その理由と併せて紹介します。

それに加えて、野球で言えばホームランを狙わず、ヒット狙いのお土産を選択するほうがよいでしょう。相手への気持ちを深読みし過ぎて、マニアックなものを選んでしまうと、貰った方は困惑してしまうかもしれません。

例えば、欧米ではブームになっているからという理由で、このようなお土産を選択した場合であっても、貰った台湾人が興味がなければ、お蔵入りになる可能性が高くなってしまいます。もちろん、趣味が合う人であれば飛び上がって喜んでくれるかもしれませんが…。

それよりも、誰が貰っても当たり外れがないプレゼントであれば、ホームラン級に喜んでもらえなくても、ほとんどの台湾人は喜んでもらえるはずです。

つまり、お土産とは、相手への気持ちを伝えるために、モノとして表現しているだけですので、プレゼントを贈る側の気持ちが伝わればよいわけです。

 

私が台湾人に喜んでもらったお土産

お菓子

月並みですが、日本のお菓子は、ほぼ100%の確率で台湾人には喜んでもらえます。どのようなお菓子でも、お土産としては最適ですが、実は台湾のスーパーには、日本から輸入されたお菓子がたくさんあります。

特に、チョコレートやスナックなどで、有名どころのお菓子は台湾で購入できたりします。台湾でも日常的に購入できるお菓子をプレゼントして、日本へのお土産を買うために立ち寄ったスーパーで自分が贈ったお菓子が棚に並んでいたら、少し汗が出ますね。

こんなことにならないように、ご当地名産のお菓子やお土産用のお菓子が最適でしょう。例えば、北海道と言えば、「白い恋人」や「じゃがポックル」なら日本好きな台湾人であれば誰でも知っているお土産の定番です。

東京と言えば、「東京ばな奈」でしょうか。名古屋名物と言えば、「ゆかり」でしょう。あるいは、「抹茶」系のお菓子は台湾人にも人気があります。キットカット抹茶とかですね。

数年前に、日本のお土産として台湾で大流行した「ブラックサンダー」は、今では台湾でのコンビニでも販売されています。しかも、今ではもう、ブームが去ってしまい、売れ残ってしまっている状況です。

たまに、ブラックサンダーはコンビニでも「買一送一」のバーゲンをしていたりします。台湾人は熱しやすく冷めやすいため、お土産の流行り廃れも速いですね。

ふりかけ・お茶漬け

台湾の食卓ではあまり見かけないものですが、「ふりかけ」や「お茶漬け」も台湾の方には好評でした。台湾でご飯の上にかけて食べるものと言えば、「肉鬆」(豚肉のでんぶ=肉を乾燥させたソボロのようなもの)になります。

それ以外にふりかけのようなものがあるかというと、肉鬆の存在が大き過ぎて、食卓に上がらないのが現状です。そんな中、日本のいろいろな種類のふりかけは意外にも台湾人の方が喜ぶお土産になります。

また、日本では、日常的に食されており、食卓の常備品でもある「お茶漬け」ですが、このようなものも台湾では、あまり見かけたことがありません。台湾人の友人にお土産として、少しだけお茶漬けをプレゼントしたら、美味しいおいしいと言って、その日に完食になりました。

即席ラーメン

台湾では日本のラーメンブームが起こっており、台湾人にもラーメン店は人気店は大繁盛しています。そんな中、即席生ラーメンを贈ってみたところ、とても喜んでもらえました。台湾人は食べることが大好きで、流行モノも大好きなお国柄だからでしょう。

地方特産のラーメンやうどんなどがあれば、郷土の雰囲気を台湾人とシェアできて、良い交流が出来るかもしれませんね。

医薬品

どう言う訳か、台湾では、日本の市販薬が人気です。その理由は、たぶんテレビなどの宣伝で日本の製薬メーカーなどが売り込んでいるからなのかもしれません。

蚊に刺されには「ウナコーワ」、風邪薬には「新ルル」や「バファリン」などですね。医薬品は日本から台湾への個人輸入には、数年前に規制が入り、個人輸入できる量が制限されるようになったため、大量の持込は注意したほうがよいでしょう。

可愛らしいお弁当箱

最近、台湾では日本のお弁当やお弁当箱の特集があったりします。台湾の弁当は紙箱にご飯とおかずを詰め込んでいるだけの、見た目がそっけないものばかりです。

一方、日本のお弁当は見た目が綺麗で美味しそうで、可愛らしいため、台湾人の目を惹いています。そのため、書店などでは日本のお弁当とお弁当箱の特集雑誌があったりします。

特に、女性や子供へのお土産として、日本らしくかわいいお弁当箱をお土産にしてみるのも一つの選択肢でしょう。

最後に、上記のお土産の一例は私が贈った一般的なものばかりですが、特産品などの地方特有の商品がある場合は、お土産として贈ることで、少しだけ郷土を分かち合えるかもしれませんね。

 

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