台湾の折りたたみ傘から分かった日本ブランドの真実

台湾で折り畳み傘を購入したら、購入したその日に一本の傘の骨が折れてしまいました。

この経験から分かった日本製品の品質の良さと高い品質の日本製品のブランド力について簡単にご紹介します。

 

台湾で290元の傘を購入してみたのですが…

最近、台湾(台中)では毎日雨が降っています。そのため、出かける時には傘が必需品となっています。そして、最近の台中の雨は気まぐれで、降っては止んだり、止んでは降るの繰り返しです。

そのため、大雨の中コンビニに入って雨が止むのを待って、一息付いたりすることも多いです。そして、雨が止んだのを見計らって、お店を出ると傘をコンビニに忘れてしまう、なんてことがよく起こります。

先日、ある場所に傘を忘れてしまい、歩いていたら、途中で雨が降り出したので、やむを得ず近くの靴屋さんで代わりの傘を購入する羽目に合いました。

お値段は、99元、290元、390元の三種類の折りたたみ傘がありました。99元の傘は余りにも品質が悪そうだったので、290元の傘を購入しました。

日本円では1,000円以上の価格ですが、そこそこ品質も良さそうな商品でした。その傘を広げてみた感じでは、それほど悪くなさそうでした。

 

購入即日に簡単に壊れてしまう台湾製品とは!?

そして、その日に帰宅時にも雨が降っていたため、その傘を使ったのですが、自宅に到着する頃には雨が止み始めたので、適当に折り畳んでおきました。

自宅に帰った後、その傘を改めて広げてみると、1本の骨が折れてしまっていました。購入した時には試しに広げてみたのですが異常はなかったのですよ。

多分、使い終わった後に、折り畳み傘の骨を畳む時に何らかの反動で折れてしまったのでしょう。購入したその日に、利用してたった1日で骨が折れて捨てる羽目に合いました。

 

日本のコンビニで購入した安い傘は何年も使用可能なスペック

そして、コンビニに置き忘れていた傘は盗まれることなく、手元に返ってきたので、今まで利用していた傘を現在も利用しています。この傘は、日本から台湾に移住する時に日本から持ってきた傘です。

そして、いつどこで購入したのか、思い出してみると、この傘も突然大雨が降りだした時に日本のコンビニで購入した折りたたみ傘です。

それも、数百円の安い傘です。その傘は、かれこれ数年間は使っていますが、未だに骨が折れることもなく、雨漏りすることもなく、問題なく利用できています。

 

日本ブランドを支えている日本製品の高品質

上記のように、傘だけを採り上げても、日本のものと台湾のものでは品質が異なり、日本商品の強みである「高い品質」なのかなと思います。

傘だけに限らず、例えばバッグや草履なども同じように、台湾で購入したものは使い始めて、直ぐに「あれっ!?」っていうことがよく起こります。今回の傘の件で気が付いたことは、日本商品の品質は「日本ブランド」の源となっているのだろうと思います。

もう1つ気が付いたことは、台湾で購入した壊れた傘も日本から持ってきた何年も使っても壊れていない傘も中国製でした。

ということは、製造国に関わらず、日本の企業が製造させて品質管理をするか、台湾の企業が製造させて品質管理をするかによって、その商品の品質が変わってくるということなのでしょうね。

つまり、中国企業に傘を製造させている日本企業の高い「品質管理」能力が、日本の商品の品質を維持し続けており、その結果として日本ブランドを醸成しているのでしょう。

こんなところにも、日本と台湾の企業や国民性がよくあらわれていると思います。台湾で購入した傘と日本で購入した傘を比較しただけでも、今後も品質に関する、台湾での日本ブランドは揺るぎないだろうことを確信しました。

「モノ作りはヒト作り」と言われる所以を実感した時でした。

 

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