台湾のハチミツは龍眼とライチとナツメ|お土産にも最適

台湾のハチミツ(蜂蜜、はちみつ)の種類や銘柄などについて台湾現地からレポートします。日本でハチミツと言えば、アカシア、レンゲ、菜の花などのハチミツが多いですね。

ところが、台湾の国産ハチミツと言えば、圧倒的に龍眼のハチミツばかりです。その他にも、あまり多くはありませんが、ライチやナツメのハチミツが時どき販売されています。このように考えると、台湾人の方にとっては、花を原料にした日本のハチミツが珍しく感じられるのかもしれません。

また、欧州原産の蜂蜜になると、ラベンダー、ローズマリーなど別のハチミツが主流になったりします。ハチミツはその国の植生を反映したものになるため、面白いですね。今回は、台湾のハチミツについて簡単にご紹介します。

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台湾のハチミツと言えば龍眼ハチミツとライチハチミツ

龍眼とは台湾中部地方で最もよく収穫される夏の果物の一つで、新鮮なまま食す場合もあれば、乾燥して食すこともあります。詳しくは、下記の記事をご参照下さい。
台湾のライチと龍眼の違いは?極大ライチの味は?

食品スーパーでハチミツコーナーに行くと、まず目に入る台湾国産のハチミツは龍眼ハチミツです。これらの龍眼ハチミツの原産地は、台中郊外の山岳地帯から南投縣の地方が主な地域になります。また、ライチのハチミツの採蜜地も雲林縣や彰化縣と台湾中部地方に集中しています。

龍眼ハチミツの特徴

龍眼ハチミツの特徴は、高山茶や紅茶のような奥深い香りと上品な花の香りと独特なフルーティな香りもあります。味については、コクがあり甘みは濃い方で、龍眼を生で食べた時に舌先に感じる微かな酸味もあります。そのため、龍眼ハチミツは紅茶との相性がよいでしょう。

ライチのハチミツの特徴

ライチのハチミツは、雲林縣にある観光スポットにもなりつつある「蜜蜂故事館(Honey Museum)」の商品が有名です。ライチとは、楊貴妃がこよなく愛した果物として知られていますが、爽やかな甘みと酸味で上品な香りがあります。ハチミツもライチを口に含んだ時のフルーティで清涼感のある風味がある繊細な味わいです。ライチハチミツも紅茶に合いますが、その他にもヨーグルトと合わせても美味しく頂けるでしょう。

ナツメのハチミツ

残念ながらナツメのハチミツを食品スーパーで探し回ったのですが、私がよく行くスーパーや百貨店では扱っていませんでした。そこで、インターネット通販のサイトで検索したところ・・・ありました!

ナツメのハチミツがどうしても気になる方は下記をご確認下さい。
momo購物網でナツメのハチミツを検索してみる

 

ハチミツをお土産として購入・持ち帰る場合の注意点

台湾では観光客を狙った悪徳業者はそれ程多くはないかもしれませんが、中には観光客を騙すような業者がいるのも事実です。ハチミツを購入する場合には、必ず原産国がどこなのか、産地は台湾のどこなのか、を容器の側面に印刷されているラベルで確認しましょう。観光客をターゲットにしているお土産屋の中には、中国産のものを平気で販売している場合もあるかもしれません。

最も効率的に安心して蜂蜜を購入できるのは、観光客が立ち寄るようなお土産屋ではなく、現地の台湾人が利用する大手の食品スーパーや百貨店です。大きな食品スーパーや百貨店では、ハチミツもお土産として販売しているのではなく、生活食品として販売しているため、比較的安く、価格帯も品質もバラエティに富んでおり、産地や種類も豊富です。

お土産としてハチミツを購入し帰国する時には、必ず受託手荷物(チェックインカウンターで預ける荷物)に入れることを忘れないようにしましょう。空港の以外の場合は、液体状のものは持ち込める容量に制限があり、ハチミツもその例外ではないため、機内持ち込み手荷物として持ち帰ることはできませんので注意しましょう。折角の家族や友人へのお土産が通関検査で廃棄処分なんてことになってしまいます。

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