台湾長期滞在で中華料理に飽きた時に役立つ対処方法と秘策

台湾で長期滞在する場合、外食文化が社会に浸透しきっているため、つい毎日、外食文化に頼った生活になってしまいます。

そのような生活を数ヶ月続けていると、台湾の料理も食べつくしてしまった頃には、台湾料理や中華料理に飽きてくるものです。そんな折に、私がしている対処法をご紹介します。

日本人にとって台湾料理や中華料理は口に合うため、毎日食べ続けても大丈夫だと思いがちですが、実は一般的な日本人であれば、どこかの時期に食文化の違いを感じ始めます。現地料理に飽きてしまい、和食が恋しくなることが少なからずあります。

 

ここに注目

  • 台湾の外食文化に頼り過ぎて台湾料理に飽きた。
  • 油っこい台湾料理を胃腸が受け付けない。
  • このような場合の対処法を紹介します。

 

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台湾料理や中華料理の特徴

私は台湾料理と中華料理の違いをハッキリと理解しているわけではないのですが、ここでは台湾料理は、台湾での一般的な家庭料理と考えて話を進めます。

台湾の家庭料理とは、どのような料理があるのでしょうか。最も分かりやすい例は、台湾を旅行したことがある方であれば、一度は「自助餐」を目にしたことがあるかもしれません。

全ての自助餐が台湾の家庭料理ばかりというわけではないですが、おおむね自助餐では台湾の家庭料理が提供されている場合が多いです。

関連記事:初めて台湾を旅行した人が昼食で利用すべき「自助餐」とは?

それに対して、中華料理は、台湾料理も中華料理の一部ではあるのですが、主に中国大陸の料理と考えて区別します。例えば、北京料理、上海料理、広東料理、四川料理などが有名です。

北京ダックに代表される北京料理にも饅頭(マントウ:中にあんこが入っている日本の饅頭とは異なる)という東北地方由来の食文化があり特徴的です。

魚介類が多く食材に使われ味が濃厚な上海料理、食材が豊富で油をふんだんに使い比較的アッサリした味付けの広東料理、ピリ辛味と言えば四川料理、などと中華料理でもそれぞれの料理に特徴が見られます。

 

台湾料理は美味しいが数ヶ月もすれば油に飽きる

一般的に、日本料理と比べると台湾料理を含めた中華料理の特徴は、ほとんど全ての料理で油を多く使っているということに尽きます。

私が台湾で普段よく食べている中華料理の中でも、それ程油を使っていない料理は水餃子や飲茶料理くらいしか思い浮かびません。

その他の中華料理は、多くの量では炒めたり、油を使って焼いたり、油で揚げたりした上で味付けされたものがほとんどです。

特に、台湾のローカル食堂などで食している家庭料理は、油を使っていない料理は台湾風漬物くらいしかありません。

これらの料理は日本人の口には油っぽく感じられるのですが美味しいことは確かです。ただし、毎日これらの油ばかりを使った料理を食べていると、数ヶ月もすると身体から油抜きをしたくなります(笑)。

台湾で、そのような状況に追い込まれた時には、どうしたらよいのでしょうか?

 

台湾で油まみれの料理に飽きてしまった時の6つの対処方法

私も台湾料理や中華料理に飽きてしまった時には、定期的に油抜きをしています。それでは私が現地料理に飽きてしまった時の対処法を地味に、ご紹介したいと思います。

1.偶には和食の外食をする

本格的な日本料理レストランでは、価格が高いため、かなりの費用が掛かります。中途半端な和食レストランの場合は、かなり残念な結果になります。

2.偶には自宅で和食を作る

私がよく作る料理のレシピは、台湾でも食材が揃え易いカレーライス、お味噌汁(豚汁)、具だくさん鍋料理、炊き込みご飯などです。

3.自助餐で油が少ない野菜料理だけを食べる

普段から自助餐をよく利用しているのですが、肉料理や油料理に参ってしまった時には、取り合えず肉料理を回避して、野菜料理だけを食べます。最近は、わざわざ肉料理を食べることなく、普段から野菜料理を中心に食べるようにしています。

4.日本から持参したインスタント食品(味噌汁やふりかけ)で誤魔化す

どうしても日本料理に飢えてしまっている自分を誤魔化すため、日本から持参したインスタント食品で毎日頑張っている胃腸にご褒美をあげています。

5.コンビニのおにぎりを食べまくる

急きょ、和食が食べたくなり、どうしても油っこい台湾料理を回避したい時には、台湾であれば、どこでもだれでも実行できる「おにぎり」作戦の実行です。コンビニに行けば、ほぼ日本と同じような、おにぎりが手に入ります。食べまくると言っても、最多でも4個までしか食べたことがありませんが・・・。おにぎりとインスタント味噌汁のコンビネーションプレーで胃腸も大喜びです。

6.回転寿司でサーモン寿司だけを食べまくる(マイ醤油持参)

いまや台湾全土で見かけられ、台湾人にも大人気の回転寿司です。ここへ行けば、ほぼ完全な日本食がたらふく食べられます。ただし、私が食べたいネタは台湾化された寿司ネタではなく、純粋な日本にある寿司ネタです。最も日本の寿司ネタに近く一番美味しいと思えるネタがサーモンです。鉄火やカッパ、イクラや鯛もまずまずですが、やはりサーモンを食べまくれば、胃腸がガッツポーズして飛び上がります。偶には、日本から持参のマイ醤油持参で突撃します。

 

最後に、どうしても胃腸が油まみれになり、堪え切れなくなってしまった時には、究極の選択で丸まる一日以上の食事抜きを実行し、お茶だけで過ごします。その後に食べる食事は、何を食べても美味しく感じます。

コメント

  1. Beer より:

    ご無沙汰しております。
    海外での食事は、初めは珍しくてお腹に入りますね。
    でも、これが毎日となると、、、やはり日本食がとても恋しくなってしまいます。
    台湾は、お米がタイ米ではないのでだいぶん助かります。
    が、やはり日本食とは若干の違いを感じてしまいます。
    コンビニのおにぎり、ぜひともトライしてみます。
    貴重な情報をいつも有難うございます。

    • いいぞっ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      私の場合は、食文化の違いで食べるものに困った時には、最後の砦は米(おにぎり、寿司、ふりかけ・・・)になります。
      おにぎりは海苔と塩と適当な具さえあれば、簡単に作れますので、コンビニのおにぎりでなくてもいいですね。
      手軽なのはコンビニのおにぎりということで・・・。

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