台湾で印鑑と合鍵を製作してもらいましたので、所要時間と必要費用を中心にレポートします。
印鑑が必要になったため、印鑑屋に行ったのですが、ついでに合鍵も作ってもらいました。以前、判子屋では合鍵の製作も扱っているところがほとんどだと言う記事をアップしています。(下記記事をご参照)
台湾では鍵の看板があるお店では、見事にどこでも合鍵の製作と印鑑の製作、そして各種リモコンの製作を兼ねている所がほとんどです。
台湾ではフルネーム入りの印鑑が標準
日本で使っていた印鑑を台湾に来る時に持ってきたのですが、実印以外は台湾で使用することができません。その理由は、台湾では印鑑といえば姓名つまりフルネームが刻印された印鑑です。そのため日本で使用しているような姓だけの認印などのハンコは使えません。
私は随分昔のことですが、初めて台湾を旅行した時に台湾の花蓮という都市で綺麗な石を見つけたため、記念に1本印鑑を作ったことがあります。その印鑑は何年も経過していますが、ヒビ1つ入ることなく現在でも大切に保管しており、台湾移住後に銀行口座を開設する時にも、この印鑑を使い銀行口座を開設しました。
台湾で銀行口座を開設する方法は下記をご参照ください。
台湾でハンコ製作してもらうのは牛丼よりも安く速い
フルネームの印鑑を1本持っているのですが、この印鑑は銀行口座開設時に使った印鑑であるため、認印として使用するには少し気が引けます。今回は、認印を作るために、どこにでもある印鑑屋に行ってきました。
印鑑屋には、様々な目的で使用する印鑑がズラリと並んでいましたが、認印が作りたかったため、木製の材質で最も安い印鑑を作ってもらいました。
紙とボールペンを差し出されたので、自分の名前を記入して店主のおじさんに渡します。パソコンに私の名前を入力し、名前を確認した後、印鑑の材料となる木片を設置して、たった数分で出来上がりました。
そして、出来立てホヤホヤの印鑑の表面をサンドペーパーでならし、ベトベトの朱肉をたっぷりと付けて、刻印された私の名前を確認して完成です。台湾で木製の認印を作ってもらうための費用は1本70元でした。
ハンコ屋は合鍵屋も兼ねていて値段も安い
ついでに、合鍵も製作してもらったのですが、合鍵は印鑑よりも、更に簡単に作ってもらえます。
自分の鍵を渡して、何本必要かを伝えればよいだけです。店員のおじさんは、慣れたもので、合鍵製作のベースとなる鍵を見つけると、そのまま鍵を削る機械に設置して、スイッチを押すと自動的に合鍵が直ぐに出来上がります。
合鍵を2本製作してもらうためにかかった所要時間は1分も掛かりませんでした。そして、台湾で合鍵を製作してもらうために必要な料金は、なんと2本で50元でした。それにしても牛丼屋よりも早くて安いですね(笑)。
台湾スタイルの四角のハンコはお土産としても最適
台湾に観光旅行をした際には、印鑑にはキティーちゃんなどのキャラクターのものや重厚な綺麗な石材のものまで種類は豊富です。
旅行の記念にフルネームの認印や合鍵を自分用のお土産として作られてはいかがでしょうか。また、ちょっと珍しいフルネームの印鑑は、家族や大切なお友達への土産としても良さそうですね。
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