海外で暮らしている日本人の方が、日本の書籍を日本から取り寄せる場合に便利な方法がありましたのでレポートします。
海外移住などで海外在住期間が長くなると日本の本を読みたくなる時があります。
あるいは、仕事や趣味などで急遽話題になっている本や雑誌を購入したくなる時があるかもしれません。
そのような時には、どこでどのように書籍を購入できるでしょうか?
以前にも下記記事で、台湾で日本の書籍を購入する方法についてご紹介しました。
台湾で日本の書籍を購入する方法(紀伊國屋書店台湾)と日本との価格差
つまり、台湾では紀伊國屋のリアル店舗で購入するか、ネットショップで購入するかの二択になりそうです。
いずれの方法であっても、書籍の価格は日本で購入するのと比べると1.5倍以上掛かります。
紀伊國屋書店台湾では年会費500元でKPC会員になると1~2割引で書籍が購入できます。
それでも、やはり1.5倍以上の価格の書籍を10%引きや20%引きで購入しても、それ程お得感は感じません。
それでは、他にどのような方法があるか?
日本のネット書店で注文して直接海外へ送付してもらうという方法があります。
例えば、アマゾンや楽天ブックスなどが有名なネット書店です。
ところが、これらのネット書店で購入する場合は、当然ですが書籍本体の価格は日本で購入する価格と変わりませんが、海外配送料金および手数料などが高くつきます。
例えば、楽天ブックスの場合は、どんなに重量が軽い書籍でも転送コムというサービスを利用すると海外転送料として最低1390円は掛かります。
アマゾンの場合でも、1冊のみの購入で梱包重量が最も軽い場合で、最低1000円は掛かります。
やはり、書籍の価格と海外配送料を含めた金額を考えると随分と高く感じます。
それでは、他に方法はあるのか、ないのかいろいろ調べてみました。
おいちょっと待て!送料無料で海外まで配送してくれるのか?と思う人もいるかと思いますが、当然ですがこれは国内発送の場合は送料無料ということです。
それでは、海外発送の場合の海外配送料はいくらか?
hontoのサイトでは下記のように記載されています。
海外へのお届け
ご注文金額にかかわらず送料は実費をいただきます。
国内と異なり配送単位での請求のため、同注文内で商品を分割配送する場合、出荷ごとに送料をいただきます。
なお、出荷時に梱包材を含めた総重量によって送料を決定するため、事前に送料のご案内はできません。
出荷をお知らせするメールまたはマイページにて出荷完了後に送料をご確認ください。
海外配送の際の注意点を下記にまとめておきます。
- 国際エクスプレスメール便(EMS)…追跡可・補償あり
- 航空便…追跡不可・補償なし
- エコノミー航空郵便(SAL)…追跡不可・補償なし《台湾の場合は利用不可》
- 船便…追跡不可・補償なし
上記のような配送方法を、購入者が配送料金と配送日数を考慮して選択できます。
もう一度強調しておきますが、重要なことですのでもう一度言うと、国際郵便に掛かる送料の実費のみで海外まで配送してもらえます。
つまり、商品の受取をあまり急いでいない場合は、船便を利用するば、かなり安く利用することができるでしょう。
更に、送付先が海外の場合、商品代金・送料ともに消費税は課税されませんので、8%だけお得にお買い物が出来てしまいます。
台湾の場合であれば、発送日から3~4週間程度で手元に到着できるのではないでしょうか。
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