【アロハバス】阿羅哈客運の高速バスでの旅の乗車料金と乗り心地は？

台湾の長距離バス会社では大手の阿羅哈客運（アロハバス）の運賃と乗車した際の快適さについて、台湾現地からレポートします。

このような謎を解決するため、自分でアロハバスに乗車して、謎解きをしてみることにしました。

台湾の高速バスの中でもアロハバスは評判が良いということを知り、一度は乗ってみたいと思っていました。

今回は、いつものように台北バスターミナルから台中朝馬までの旅を楽しんでみました。

 

アロハバスの乗車場所＆運賃と乗車までのご紹介

アロハバスを利用する場合の台北での乗車場所についてですが、他の多くの高速バスと同様に、アロハバスの場合も台北駅の横にある台北バスターミナルから発車しています。

まず、台北バスターミナルの窓口でバスチケットを購入します。

 

角度を変えてもう一枚、撮影したバスチケット売り場の窓口（アロハバスの窓口は中央付近の緑色がコーポレートカラー）です。

 

今回は台北から台中朝馬までのバスチケットを購入しました。

その高速バスの乗車料金は319元でした。

チケットの座席の種別は皇后D型套票（全）とおどろおどろしい名前が記載されています。

高速バス料金は曜日や乗車の時間帯などによって、多少変わってくるようですが、今回はアロハバスにしては少し安い料金で乗車できました。

購入したバスチケットがこれです。他のバス会社のチケットよりも少しだけ重厚感があります。

 

バスへの乗車の際は、発車時間の約5分前に乗車の案内があり、バスに乗り込みます。

 

アロハバスの車内と座席の紹介

アロハバスの座席は全席指定で航空便のビジネスクラスのようだと聞いていましたが、噂通りのデラックス感満点のシートでした。

 

そして、今回の座席は一番前の1列シートで特等席でした。

その座席からの眺めはこんな感じでした。

 

バスの中の設備は、シートごとに個別にモニターが設置されていて、自分の好きなニュースや映画などが鑑賞できるようになっています。

 

そして、お水とお手拭が用意されていました。

 

ネット上では、アロハバスの車内には添乗員が乗車しているという情報がありました

ところが、台北 → 台中間の路線では、そのようなサービス員は乗車していませんでした。

アロハバスの外装は、少し濃いグリーンを基調とした落ち着いた雰囲気で気品がある色とデザインです。

 

今回利用したバスは、台北から台中の朝馬経由の高雄行きのバスでしたが、乗客の搭乗率は50%程度でバス内は比較的空いていました。

 

予定通り、台北から台中（朝馬）までは2時間半ほどで到着しました。アロハバス専用の台中朝馬站の画像です。

 

アロハバスの乗車のまとめ

アロハバスはおススメなのか？

上述の通り、アロハバスの座席はファーストクラスを意識したデラックスシートとなっています。

そのため、非常に快適な座り心地で、足元のスペースも非常に広く、とてもリラックスできました。

台北から台中までの料金は他のバス会社（國光客運や統聯客運）と比較すると50～100元程度高くなります。

ところが、お値段以上にとても快適なバスの旅が楽しめますので、アロハバスは心からお勧めします。

アロハバスの利用の注意点

ただし、台北→台中までの乗車の場合は朝馬にしか止まりません。

そのため、台中駅へ行きたい方は朝馬で市内バスに乗り換えるか、国光バスか統聯バスに乗ることをおススメします。

台中→台北の利用の場合も、台中駅のバスターミナルからは出ていませんので、朝馬へ行く必要があります。

つまり、アロハバスは台北 ⇔ 台中の朝馬の路線しかありませんので注意してください。

最後に、名前だけ見ると何だか怪しそうな会社名だなと思われる方のためにアロハバスの概要をまとめておきます

 

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