台中でロングステイをしてみたら?【メリットとデメリット】

このブログを見ていただいている方からロングステイのお話がありましたので、台湾ロングステイについて、台中在住の私の経験をもとに詳しく紹介します。

以前、台中市にある振英会館というロングステイ用のマンスリーマンションのような宿泊施設に立ち寄ったことがあり、そのタイミングも重なりロングステイについて考えてみます。

ここに注目

  1. ロングステイって何?滞在スタイルとは?
  2. 台中のロングステイのメリットは何?
  3. 台中のロングステイのデメリットは何?
  4. 台中でロングステイをしている方の声は?

これから台中でロングステイをしようと考えいている方は上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

そこで、以下では、実際に台中在住の私が自分の台中での生活や経験を踏まえて、台中の現実を若干の私情を交えながら詳しく解説します。

 

ロングステイって何?

ロングステイとは?

ロングステイとは何か?と思われる方もいることでしょう。

ロングステイとは「海外滞在型余暇」ということだそうです。

それでは、ロングステイの期間はどれくらいなのか?

いろいろな協会などが定義していますが、数週間から数ヶ月と言ったところでしょう。

滞在する国によって、ビザなどの要件が絡んできますので、どの国に滞在するかによってもロングステイの期間は変わってくると思います。

台湾滞在のビザ

台湾の場合は、日本人に対しては観光ビザで90日以内であれば、ビザ免除で滞在できるため最長でも90日間までというのが一般的でしょう。

その後、さらに滞在期間を伸ばしたい場合は、LCCなどの格安チケットを利用して最も近い香港や大阪、フィリピン、シンガポールなどに、一度、出国して、台湾にとんぼ返りする。

あるいは、数日間、そのような第三国を観光してから台湾に戻るという方法で、さらに90日間の滞在が可能になります。

関連≫≫ 台湾でビザランする方法と条件やメリットを台湾在住者が全て解説します

ロングステイの目的

台湾でロングステイをする日本人の目的は何か?なぜ台湾なのか?

日本から最も近い南国というイメージがあるため、寒い日本を離れて暖かい台湾で、のんびり余暇を過ごすことが大きな目的でしょう。

もちろん、長く滞在すればするほど、その国の習慣には慣れることになりますが、日々の生活がマンネリ化していくのはやむを得ないことです。

そのため、台湾でロングステイをするのであれば、台北、台中、台南、高雄といろいろな都市で滞在してみるのも、その土地の違いや魅力を体感できて面白そうです。

 

台中でのロングステイのメリット

地理的な側面を考えると、台湾台中からであれば、台北へも高雄へも新幹線で1時間くらいで行けますので、台湾のどこへ行くにしても便利な場所が好立地として捉えられています。

気候の側面を考えると、台湾の都市の中では、年間を通じて雨も少なく、年間を通して温暖な土地で、生活環境も比較的良いため、ロングステイをするには良い場所だと思います。

関連≫≫ 台中の年間の天気・気候(気温・降水量・湿度)|1年中温暖な台湾

食文化の面では、中華料理や台湾料理が多いですが、台中でも日本から進出してきた日系の外食チェーンが多くあります。台湾ローカル料理も日本人の口に合うものが多いというのも◎。

物価の側面では、食費を採り上げて考えてみると、東南アジアと比べると、少し物価の安さでは、総合的には台湾の方がやや高い印象ですが・・・。

実は台湾でも一食200円くらいで、お腹いっぱい食べられる自助餐というローカル食堂がたくさんあります。その他の小吃店は乱立しているため、ローカルグルメは選びたい放題です。

このようなローカル食堂で、現地の文化を体験するという意味でも、台湾の一般的な人たちが普段食べている食を楽しむことができれば、それほど食費に関する費用はかさまないと思います。

関連≫ 台湾のグルメの値段を徹底調査(日本語訳付) ローカル屋台は安い

 

台中でのロングステイのデメリット

台中でロングステイをする際に気を付けておきたい注意点やデメリットを考えてみます。

最も大きなデメリットと考えられることは、日本から台中には直行便が就航されていないこということ。(厳密に言うと、沖縄-台中の直行便などはあります。)そのため、日本と台湾の移動は台北あるいは高雄の空港を経由することになります。

また市内での交通アクセスに関することとして、台中では市内バスが無料で利用できることは便利ですが、台北や高雄のようにMRTが開通していないため、常にバスかタクシーを利用せざるを得ないことも小さなデメリットでしょう。

日常生活に関して、実は台中は高雄と並んで、台湾での大気汚染が最も酷い都市としても知られています。特に、秋から冬に掛けての期間は外出時にはマスクの着用が必須です。

台中に限ったことではないですが、台湾の主要都市の中心部では、自動車やバイクが非常に多く、交通マナーが悪いため、頻繁に交通事故に遭遇します。事故の当事者だけにはならないように注意!

 

台中でのロングステイ用のマンション

以前、台湾・台中市にある、ほぼ日本人専用となっている振英会館というロングステイ客を対象にしたマンスリーマンションのような宿泊施設に行ってきました。

ある日本人ロングステイ客とお会いするために行ったのですが、フロアーで待っていると、次から次へと日本人のロングステイ客と挨拶する機会がありました。

振英会館で宿泊している方は定年退職をして、老後の生活を満喫されている方ばかりのようです。

数日間の観光旅行であれば、ホテルに宿泊すればよいのでしょうが、1ヶ月ともなると宿泊費用がかさみますね。

そこで、振英会館のような数週間から数ヶ月の滞在がリーズナブルな料金で宿泊できる施設がロングステイ客には受けているのでしょう。

 

日本人のロングステイ客とお酒を飲みながら、のんびり食事をする機会がありました。

1年に数回、海外旅行を兼ねて、ロングステイのような海外滞在型の旅行も交えながら、国内旅行も楽しんでいるとのことでした。

老後のこのようなゆったりとした海外生活は実に羨ましい限りです。

年金や退職金あるいは貯金などの蓄えを支えにロングステイをするということになると、滞在費用が気になるところです。

台湾の多くのロングステイ客用の宿泊施設は2名用の1LDKで、日本円で10万円くらいのところが多いように感じます。

私が知る限り、日本人がよく利用しているロングステイ用のマンションでは、受付には守衛係か受付係が常駐しており、セキュリティーがしっかりしているため安全面では問題がなさそうです。

その他、身の回りのサービスは有料か無料かという違いはあるものの、快適な生活ができるサービスも整えている所が多いように感じます。

1ヶ月10万円の宿泊費用を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思います。

ロングステイを外から見ている私の視点からは、宿泊施設提供側からすると、家賃としての料金は少し高く感じます。

つまり、私が運営するのであれば、過剰なサービスはそぎ落として、もう少し安く提供した方が双方にとってプラスのような感じます。

一方、宿泊客側から見ると、外国語という言葉の壁もあり、ホテルと同じような宿泊施設で2人で10万円(1日当たり2人で3300円強)であれば、全く問題ない金額のように感じます。

まさに需給関係が一致した所に金額設定がされているビジネスモデルとして、外国人向けロングステイマンションはお手本のような一例です。

 

まとめ

以上、台中でのロングステイに関心がある方へ向けて、台中在住の私の経験をもとに詳しく紹介しました。

実際に台中で住んでみると、特に不都合なことは感じられないくらい快適な生活ができています。

最後に上記で紹介したポイントをまとめておきますので、参考にしてみてください。

ポイント

  1. ロングステイとは海外滞在型余暇
  2. 【メリット】気候、地理的条件、食文化、物価
  3. 【デメリット】飛行機、市内移動、大気汚染、交通マナー
  4. 台中在住の私の経験→快適な生活をしています
  5. 台中ロングステイ予定の方→台中で快適な滞在を!

 

関連≫≫ 台湾暮らしを始めたい方へ|台中生活の良い点と悪い点は何?

コメント

  1. chika より:

    しんえい会館は元々は2.5万元だったのを3万元に値上げしているようです。
    経営的には大変だと聞いた事があります。夏の客が少ないようです。
    安いと思いますが、一年住むとなると、少し高いと思います。
    私も友達が泊まるので、申し込みを手伝った事があります。

    年金収入に加えて日本の自宅を貸して、数万円の家賃を得、しんえい会館に泊まり、
    10万円の家賃を払う、3か月に一回、LCCで日本に帰り、2週間東京か大阪のウイ
    ークリーマンションに住む。春、秋の季節の良い時期は1ヵ月、日本に帰っても良い。
    そんな老後が良いかもしれません。

  2. いいぞっ より:

    年間を通して台湾に拠点を置いて生活をするのであれば、アパートメントを1年契約した方が割安ですし生活に幅が持てると思います。
    こちらの賃貸住宅はおおむね家具や大型家電製品付ですからスーパーで生活必需品だけ揃えれば生活できてしまいますね。

    > しんえい会館は元々は2.5万元だったのを3万元に値上げしているようです。
    > 経営的には大変だと聞いた事があります。夏の客が少ないようです。
    > 安いと思いますが、一年住むとなると、少し高いと思います。
    > 私も友達が泊まるので、申し込みを手伝った事があります。
    >
    > 年金収入に加えて日本の自宅を貸して、数万円の家賃を得、しんえい会館に泊まり、
    > 10万円の家賃を払う、3か月に一回、LCCで日本に帰り、2週間東京か大阪のウイ
    > ークリーマンションに住む。春、秋の季節の良い時期は1ヵ月、日本に帰っても良い。
    > そんな老後が良いかもしれません。

  3. chika より:

    おっしゃる通りですね。
    591で見ていたのですが、下記の物件が日本円で8万円は安いですね。
    やはり、老後は台湾でグルメ、運動、温泉三昧が良さそうです。

    http://rent.591.com.tw/rent-detail-2409228.html

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