台湾で子供の台湾パスポートを申請・取得する方法

台湾で子供のパスポートの申請と取得方法をレポートします。今年の夏休みに子供を連れて、日本に一時帰国しようと思い立ったのですが、長男の日本のパスポートが期限切れになってしまっていました。今から日本のパスポートを取得しようとすると、あまりにも時間が掛かりすぎるかもしれないため、台湾のパスポートを取得することにしました。ついでに、次男の台湾のパスポートも期限切れになってしまっていたため、結局、子供2人の台湾のパスポートを取得することになりました。

 

なぜ台湾のパスポートを申請することになったか?

どちらかの親(父親か母親)が台湾人であれば、その子供は合法的に台湾の戸籍に名前を載せることができます。そのため、台湾のパスポートも取得することができます。台湾のパスポートを取得すれば、日本へは特別なビザを取得しなくても観光目的で90日間の台湾が認められます。今回の日本渡航は90日以上の滞在になることはないため、台湾のパスポートを取得して、台湾のパスポートで日本に入国しようと思います。もし今から、日本のパスポートを申請した場合は、交流協会へ申請することになると思いますが、手元に届くまでにかなり時間が掛かってしまいそうですので、日本に帰国した後に日本のパスポートは申請しようと思います。

 

台湾パスポートを取得するために必要な書類

  1. 申請書
  2. 写真(4×5cm)2枚
  3. 親(台湾人)の中華民国国民身分証(表裏)のコピーと原本
  4. 台湾の戸籍謄本の原本とコピー
  5. 申請費用(900元)

 

台中でパスポート申請する場合の場所と取得までの時間

台中でパスポートの申請をする場合は、下の画像にあるように「外交部中部辧事處」という政府機関で申請取得することになります。
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申請する期間の窓口は、午前中に出向いたのですが、かなりの人で非常に込んでいました。40分ほど待たされて、ようやく窓口に申請用紙とその他の必要書類を申請することができました。下の画像は窓口の様子です。
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そして、申請をする際に、一般発効とスピード発効を選択します。一般的には申請した日から4営業日後に取得できますが、スピード発効の場合は翌日(24時間後)に取得できます。ただしスピード発効の場合は、追加料金として900元が加算されます。つまり、台湾パスポート(5年有効)の取得に掛かる費用は下記の通りです。

一般申請  : 900元
スピード申請:1,800元

今回は少し急いでいたため、申請手数料900元に加えて、更に900元の追加料金を支払いスピード申請をしました。
窓口での申請が終わると、直ぐに請求書が発行されます。その請求書を別の窓口(業務は銀行受託しているようでした)に持っていき、支払いを済ませると、領収書代わりの引換券を渡されます。
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そして、申請日の翌日に再び、外交部支局へ子供の台湾パスポートを受取に行ってきました。ここでも、円安の影響で日本への旅行目的の台湾人で溢れているのでしょうか、お昼時に出向いたため混雑していたためでしょうか、待つこと30分くらいでようやく、パスポートを受け取ることができました。
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《追加情報》
日本のパスポートと同様に、台湾のパスポートでも名前をローマ字表記で印字されます。同じ漢字でも、日本語読みと中国語読みの可能性がありますが、親が外国人の二重国籍の場合は、日本語読みのローマ字表記を選択できるようになっていました。
例)花子:日本語読み(HANAKO)、中国読み(HUA-ZI)

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