家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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ビンロウを初めて経験した結果は?台湾での檳榔消費率は?

      2016/11/12


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台湾で檳榔を初めて自分で食べて経験してみた時の経験談と、その後もう一度いろいろな種類のビンロウを試してみた結果、および台湾でのビンロウ消費の実態を統計データで調べて見ましたので台湾現地からレポートします。

 

ビンロウとはどのようなものか?

檳榔とは椰子(ヤシ)科の植物でビンロウは台湾では山間部では群生しています。台湾で販売されている檳榔の実は、石灰を混ぜたものが売られています。そして、石灰と檳榔の実の樹液の成分が融合することでその効果を引き出すのだそうです。

時には、檳榔は「噛みタバコ」と呼ばれることがあります。何故、そのような言われ方をするのか?と思っていましたが、檳榔を食べて経験してみたら、その理由が少し分かりました。檳榔を口に放り込み、しばらく噛むと檳榔の樹液と石灰が融合して唾液が口に溜まります。このはじめの唾液は発ガン物質が含まれているそうですので吐き出します。口の中に残った繊維を噛み続けていると檳榔に含まれニコチンに似た成分によりタバコや酒のような軽い幻覚、酩酊感を感じられるということらしいのです。

日本では全く見かけたことがないビンロウですが、台湾ではどこでもビンロウ専門店があり18歳以上であれば購入できます。そして、一般的には主に男性がよく利用しています。その中でも特に建設業者などの肉体労働者やトラックなどの運転手が日常的に食しているようです。

 

台湾でビンロウを初体験してみた結果

そして、その檳榔を経験する機会が思わぬところで得られました。お酒の席で、酔いが少し回ってきたところで一緒に飲んでいたオジサンたちが檳榔をカミカミしてると、彼らが半ば強引に勧めてきました。断ることも大人げないので(いや少しだけ興味もあり)、1つだけ試してみることにしたというわけです。

 

そして、その結果はいかに?

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私は今まで檳榔を食べたことがなかったので、その食べ方も知らずに言われるがまま口の中に入れて、カミカミしろと言われたので噛んだのですが…
その印象は、おおっ…思ったよりも不味くないw

 

檳榔はそもそも木の実であるため、最初は意外にも少しフルーティーな風味が少し口の中に充満した感じがしました。そして、次に渋みと苦みを少しずつジワジワと感じたかと思うと唾液が溢れ出てきました。そのまま噛み続けると、樹液と石灰で口の中が唾液だらけになってしまいました。
おいっ!これどうしたらいいのかと思ったら、オジサンたちがすかさずゴミ箱を用意してくれたので、すべて吐き出してしまいました。本当は、木の実の繊維を残して、唾液だけ吐き出さなきゃいけないらしいのですが、要領が分からなくて全て吐き出してしまいました。そして、吐き出した唾液はまるで血を吐いたかのように見事に真っ赤でした。

 

すると、その瞬間…キタッ~!!!
何が!?
全身の血液が首から上つまり頭の方向に向かって遡っていくような感覚です。噛み始めて1分もしないうちに檳榔を吐き出した瞬間に…これが興奮だとか高抑感というものなのだろう。そして、血が頭に上る感覚が一巡すると酔っぱらった時に少し目が回るような感覚が数分間続きました。これが酩酊感と言うものなのかなと思いながら、周りのオジサン達を見てみると、意地悪そうな目でこちらを見てニヤニヤしていました。そしてその後、血流が頭に向かうような感覚と同時に頭や顔から汗が噴き出してきました。

 

何と表現してよいか分からないこの感覚を、体が熱くなり目が回ると表現したら、オジサン達は大爆笑しました。オジサン達のおかしそうな表情は、日本人が外国人に梅干や納豆を食べさせて外国人の表情を知りたいと思うのと同じだろう。外国人である日本人が初めて檳榔を食べて思った通りのリアクションだったので可笑しかったのでしょう。

 

残った檳榔の繊維を噛み続けていたら興奮した高抑感や酩酊感はずっと続くのかな?
1人のオジサンは、高粱酒の中にそのまま檳榔を入れて飲んでいました。お酒の酔いと檳榔による酩酊感で頭がおかしくなるんじゃないかと思いましたが、慣れたものでした。高血圧の人が檳榔を大量に食べ続けたら、血管切れるんじゃないかとも思いました。発がん物質があるとも言われているものをわざわざリスクを取ってまで口に含める価値はあるのでしょうか?それでも、1つ試した後にもう1つ試してみようかと思わせるような習慣性も感じました。

 

決して美味しいものではないが、違法のものではないので台湾に来たら人生の中で1回くらい試してもよいかもしれません。かつて、台湾ではビンロウの赤い液体を道路に吐き出す人が多く、道路に吐き出されている血を吐いたような光景を、初めて見た時は台湾では血を吐き散らすような病気の人がなんと多い国なのだと思ったものです。現在では、道路などの公共の場でビンロウの赤い液体を吐き散らすと法律により罰せられますので注意しましょう。ちなみに、ビンロウ店でビンロウを購入すると、赤い液体を吐き出すための紙コップを付けてくれます。

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《追加情報》
人生で二回目のビンロウ経験はビンロウ屋に取材に行った時にプレゼントとして貰ったものを試してみることでした。ビンロウの種類、価格、作り方の詳細は下記の記事にあります。

関連記事:ビンロウの種類・値段・作り方を台湾びんろうガールに取材レポート

 

いろいろな種類のビンロウを試してみた結果

街中で販売されているビンロウを試してみる前に、ビンロウの実はどのようなものなのか確認するために、石灰が塗られた葉っぱを取り除いてビンロウの実だけのものを味わってみました。
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上の画像は双子星を分解してみたものです。葉っぱの中は赤い石灰がふんだんに塗られています。双子星で使われるビンロウの実の大きさは1.5cm程度です。ビンロウの実の香りはほとんどありませんが、微かに青臭さがある程度です。そして、今度はビンロウの実を少しかじってみました。拍子抜けするくらいに何も起こりません。ビンロウの実から出てくる果液は少し渋みと苦味があり、フルーティな風味がありますが、唾液も出てきません。そのまま噛み続けると、ヤシ科だけにヤシの実の繊維状のものが残るだけでした。特に美味しいわけでもなく、不味くて噛み続けることが出来ないこともなかったです。

 

先ず初めに、双子星という種類のビンロウに挑戦しました。

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口に含んでガリガリと噛み砕くと、唾液が溢れ出てきます。そして、その唾液交じりの汁を吐き出すと真っ赤な液体です。これは飲み込むとお腹を壊してしまうそうですので注意しましょう。そして、一通り噛み砕いて最後の繊維になったものの画像が下の画像です。

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次に、菁仔という下の画像のような比較的小さなビンロウを試してみました。

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最後に、包葉という一粒の大きさが大粒のビンロウを試してみました。

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噛み応えもあり、実から出てくる果汁が石灰に反応して、真っ赤な液体が溢れ出てきました。やはり、初めてビンロウ体験をしたときと同様に、味は一瞬フルーツの爽やかな風味がしたのですが、その後、強めの渋みと少しの苦味やえぐみを感じました。

そして、最初の赤色の液体を吐き出した直後、血圧が上がるように血流が頭の方へ逆流するかのように、顔が真っ赤になる感覚がしました。そして、耳を触ってみると熱くなっていたかと思うと、お酒を飲んで酔っ払った時のような興奮状態と同時に、めまいのような軽い酩酊状態が少しの時間続きました。

今回は台湾で一般的に販売されてる3種類のビンロウを試してみることが出来ましたが、最も酩酊感を味わうことが出来たのは「包葉」という種類でした。「双子星」もそれなりに首から上が熱くなる感覚がありましたが、「菁仔」という種類は双子星の次に続けざまに食したためなのか、あまりビンロウの酩酊感はなく、爽やかな風味がありました。最も酩酊感を味わいたい方は、包葉という種類を試してみたらよいかと思います。

 

台湾でのビンロウ消費は減少傾向だが原住民の消費率は高い

下記は台湾でのビンロウ消費について、男女別および原住民を対象にした統計結果です。

 合計男性女性原住民
20029.417.51.2-
20058.515.81.032.0
20097.614.31.030.4
20135.810.90.826.7
(台湾政府統計データ、単位:%)

約10年間の台湾の全人口に対するビンロウ消費についての時系列変化は、全体としては徐々に減少傾向です。特徴的なことは、どの時代もビンロウを嗜好する女性は非常に少ないのですが、直近データでも男性は10人に1人くらいは消費しているという実態が分かります。

また、原住民に注目すると、4人に1人以上の比率でビンロウを思考しているという点が特徴的です。このデータでは原住民を男性に限定したものではありませんので、おそらく原住民男性に限定した場合は2人に1人くらいの比率で嗜好しているという実態が予測されます。

商品紹介:betelnutのビンロウ200×500mgのカプセル Mountain Fresh
檳榔美人:ビンロウ売りセクシーGAL図鑑 [DVD]関連記事:台湾のビンロウ美人(檳榔西施)の過去と現在

 - 台湾社会

Comment

  1. tomo より:

    台湾のランチの記事等、色々グルメ情報もお伝え頂いておりますが、朝ご飯は
    如何でしょうか?

    日本:マック:だいたい200~400円くらい
        喫茶店:350~600円くらい
        すきや等:200~350円
        ホテル:1200~1500円
    台湾:道端屋台のサンドイッチ:  ?昔は50~80NTくらい 台北
        同上の   麺      :50~80NTくらい
        マック等          :70~120NT

    私はサンドイッチ、コーンスープが好きでした。手作り感が有って、
    美味しかった思い出があります。あと学校の売店で牛乳とパンを
    買っていました。
                                        以上

  2. いいぞっ より:

    いつもコメントありがとうございます。

    台湾(台中)での朝食ですが、自分の経験では以下のものくらいで済ませてしまっています。

    ・サンドイッチ:15元~
    ・肉まん:15元~
    ・モス又はマック:50元
    ・パン屋:20元~
    ・喫茶店:150元~

    どれも日本のものと比べても味は引けを取らないです。
    日本式の喫茶店のモーニングは日本と同価格くらいでした。
    それ以外は、日ごろからよく使っています。
    台湾では85℃などのコーヒー専門店もありますが、
    私はコーヒーを飲む時は専らコンビニのホットを利用しています。

    > 台湾のランチの記事等、色々グルメ情報もお伝え頂いておりますが、朝ご飯は
    > 如何でしょうか?
    >
    > 日本:マック:だいたい200~400円くらい
    >     喫茶店:350~600円くらい
    >     すきや等:200~350円
    >     ホテル:1200~1500円
    > 台湾:道端屋台のサンドイッチ:  ?昔は50~80NTくらい 台北
    >     同上の   麺      :50~80NTくらい
    >     マック等          :70~120NT
    >
    > 私はサンドイッチ、コーンスープが好きでした。手作り感が有って、
    > 美味しかった思い出があります。あと学校の売店で牛乳とパンを
    > 買っていました。
    >                                     以上

  3. 珍味界のニューカマー、鉄玉子 | 晴天4号 より:

    […] 台湾では檳榔(ビンロウ)も食べてきました。ぐるなびでやるのはだめっていわれたので自分のブログでやろうと思います。 […]

  4. FIAS より:

    はじめまして。いつもブログ楽しみにしています。
    貴重な情報をありがとうございました。
    台湾では、ビンロウは一般的なものなのですか?
    これからもブログの記事を楽しみにしています。

    • いいぞっ より:

      コメントありがとうございます。
      台湾ではビンロウは今でもタバコと同じように庶民の嗜好品です。
      ただし、どちらかというと肉体労働者の方の嗜好品というイメージの方が強いですね。
      今後とも、当ブログをよろしくお願いします

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