台湾発の飛行機で早朝便を利用する場合のチェックインまでの対応を考えてみましたので情報を詳しくシェアします。
台湾と日本の間のLCCが増えている中、台湾からのLCC便のフライト時間は深夜便か早朝便が多くなる傾向ですね。
LCC各社も空港着陸料などの安い時間帯に発着するなどの対応で何とか価格が安い航空券を提供しているというのが実状でしょう。
早朝便の飛行機を利用する場合、悩むところは空港でのチェックインをどのようにするかという点でしょう。
今回は台湾発の早朝便を利用する場合のチェックインまでの対応策をいろいろ考えてみました。
台湾発の早朝便とは?
私の感覚では早朝便は朝6:00台~8:00台までの出発便という印象を持っています。
と言うのも、この時間帯の飛行機に搭乗しようとすれば、少なくても2時間前くらいまでに空港に到着していないと心配ですね。
となると、早朝4:00台~6:00台に空港に到着するようなスケジュールを組まないと、空港でのチェックインに間に合わなくなってしまいます。
このような朝の早い時間帯に空港に到着するためには、ホテルや自宅を出発するのは何時になるのでしょうか?
つまり、空港でのチェックインまでの対応は早朝便を利用する時の最も大きなデメリットですね。
例えば、台湾発のタイガーエア台湾の早朝便には、下記のような路線があります。
- タイガーエア(台北‐成田) :06:35
- タイガーエア(高雄‐成田) :07:50
- タイガーエア(台北‐大阪) :06:55
- タイガーエア(台北‐名古屋):08:45
- タイガーエア(台北‐福岡) :06:45
以下では、台湾発の早朝便を利用する場合のチェックインまでをどうするのかをいくつか考えてみました。最後には、意表を突くやり方も紹介しますので、是非最後までご覧ください。
空港の近隣で前泊
早朝便を利用する際の最も一般的な方法は空港近くの都市で前泊をして、チェックイン時間に合わせて空港に到着するという方法でしょう。
具体的には、桃園国際空港の利用であれば台北から空港へ向かい、高雄国際空港の利用であれば高雄市中心部から空港へ向かうことになります。
それでは前泊する場合はどこに泊まりますか?考えられる宿泊場所を挙げてみましょう。
ホテル
旅行中であればほとんどの人が利用するのがホテルですね。
台北市内のホテル、あるいは桃園国際空港近くの空港ホテルに宿泊するというもの。
空港までの交通手段は下記で詳しく紹介します。
友人宅
台北に友人や知人がいる場合は友人宅や知人宅に出発の前日だけ泊めてもらうという方法もありですね。
日本人の感覚では友人の家に泊まると言う習慣があまりないため、このようなことをする人は少ないかもしれませんが…
台湾人の場合は友人や親戚の家に泊まりに行くことはごく普通だったりします。一寸厚かましい行動のように感じるかもしれませんが、仲の良い台湾人の友人がいれば泊めてもらうのもいいでしょう。
インターネットカフェ
24時間営業のインターネットカフェやマンガ喫茶などを利用するという方法もありますね。
台北市内の都心部であればネットカフェはどこでもありますし、深夜から早朝までの宿泊パックのようなプランがあります。
ネットカフェのこのようなプランは簡易型の個室の利用もあるため、ちょっと横になり休憩することもできます。
一般的には、平日の利用であれば8時間くらいの宿泊パックの場合は150元くらいで利用できるため、宿泊施設と考えるとコスパは良いですね。
空港泊
早朝6:00台の出発便の場合は4:00台に空港に到着してチェックインをすることになりますのでちょっと大変ですね。
こんなに早く空港に行かなければならないのなら、いっその事、深夜に空港まで到着しておいて、空港でチェックインまでの時間を潰して、空港のベンチなどで休憩するという方法もあります。
体力的にも精神的にもあまり休まることはないですが、一日くらいなら無理をしても大丈夫という方は空港泊という方法もアリでしょう。
ただし、女性や高齢の方にはあまりおススメできないやり方ですね。
タクシーで直行
ホテルや自宅が空港からそれ程遠くなければ、タクシーで空港まで直行するという方法も選択肢の一つです。
深夜や早朝にはタクシーはあまり走っていないため流しのタクシーではなく事前に予約をしておく必要があります。
実際に、以前、私も台中から台北へタクシーで直行したことがあります。特に、早朝便というわけではなく、9時~10時くらいの出発便だった記憶があります。
複数の人数で旅行をされる場合は割り勘をすればリーズナブルに利用できるため、タクシーで空港まで直行する方法もおすすめですね。
タクシーの替わりに、Uberを利用するという選択肢もありますね。
特に、台北や高雄などではUberが気軽に利用できるため、事前に予約をしておけば、タクシーよりも少しは料金も安く利用できるでしょう。
高速バスを活用
高速バスを活用するって、どういうこと?と思われた方もいるかもしれませんね。実は高速バスは24時間運行されています。
例えば、空港でチャックインをするためには早朝の4時に到着していなければならない場合は、台中からの出発であれば深夜2時に出発するバスに乗車すればOKですね。
裏技的な高速バスの利用法として、高雄から桃園空港への直行バスがあるかどうか調べてみたのですが、さすがにありませんでした。
このようなバスがあれば、車中泊で一泊分のホテル代を節約できる上に、時間を合わせれば空港に到着してすぐチェックインが出来るのですが…。
一方で、台鐵や高鐵などの列車は24時間運行されていませんので、夜行列車で車内泊というのはできないのが残念です。
その他
その他に冒険的な空港までの行き方を一つ紹介します。おすすめな方法ではありませんが…。
台湾にはYouBikeという公共レンタル自転車があり、多くの都市で利用できます。
例えば、桃園国際空港から出発する飛行機の場合を考えてみると、空港まではYouBikeではいけませんが空港近くまでは行くことができます。
桃園国際空港近くのYouBikeステーションはMRT大園駅にありますので、台北などからMRT大園駅を自転車で目指します。
MRT大園駅の始発は6時くらいですので、6時30分までにチェックインが出来れば問題ない場合は、ユーバイクを利用することも可能。
ただし、旅行カバンなどの荷物がある場合、天候の急変により突然雨が降り出したり、自転車がパンクする場合もあるため、お勧めは出来ません。
ちなみに、YouBikeは台北市、新北市、桃園市であれば市外での利用でも自転車輸送のための追加料金はかかりません。
まとめ
以上、台湾発の飛行機の早朝便を利用する場合のチェックインまでの対応方法を詳しく紹介しました。
深夜便の場合は空港へのアクセスという点では苦労することはないですが、早朝便の場合は空港までのアクセスをどうするかという点で悩むところですね。
結論的には、深夜に空港に到着して空港泊、空港近くに前泊、超早朝にタクシーなどで空港へ直行するという方法になります。
最後に、台湾出発の飛行機の早朝便を利用する場合のポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。
ポイント
- 飛行機の早朝便は空港までのアクセスとチェックインが難点
- 空港近隣のホテルで前泊→MRTやタクシーで空港へ
- ネットカフェの宿泊パックの利用で宿泊料金を節約
- 深夜に空港到着→空港泊で宿泊料金はゼロ
- 夜明け前にタクシーで空港へ直行
- 高速バスを利用し時間を調整し上手に活用
- YouBikeでMRT桃園駅へ→MRTで空港へ
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