台湾のバーワンはおいしい?まずい?肉圓のカロリーはどれくらい?

台湾のバーワンというグルメを画像と併せて、台湾現地よりレポートします。

台湾では、食べ尽くせないくらい多くの種類の食べ物がありグルメの宝庫です。

そんな中でも一風変わった食べ物に、バーワンという台湾グルメがあります。

みなさん、バーワンって聞いたことありますか?

ココに注目

  1. バーワンって何?
  2. バーワンは何から作られているの?
  3. バーワンの味はおいしい?まずい?
  4. バーワンの食感はどんな感じ?
  5. バーワンのカロリーは何kcal?

はじめてバーワンと聞いた方やまだ台湾でバーワンを食べたことがない方は、上記のような疑問を持っていることでしょう。

そこで、台湾在住の私がバーワンを実際に食べてみた感想を交えて、台湾のバーワンを詳しく紹介します。

 

バーワンって何?

バーワンという台湾の食べ物を知らない方もいると思いますので、簡単にバーワンが何かということを維基百科の解説を一部抜粋しながら紹介します。

「バーワン」という呼び方は実は台湾語です。(豆知識:台湾語と中国語は違う言葉だよ。)

ちなみに、バーワンの台湾語と中国語は、下記の通りになります。

  • 台湾語:(表記文字なし)、発音[bah-uân](バーワン)
  • 中国語:肉圓、発音[Ròu yuán](ロウユェン)

台湾ではバーワンは台湾グルメの一つで小吃店や屋台料理として人気があります。

台湾のバーワンの大きさは、6cm~8cm程度で丸い形状をしていて、見た感じは水風船のようにプニュプニュしているのが面白いですね。

バーワンは何から作られているのか気になるところですね?バーワンの材料は片栗粉や米粉、餡は豚肉などから作られています。

実は、台湾ではバーワンは120年の歴史があるとされていて、彰化縣の北斗という街で作られ始めたとのこと。

そして、はじめに作られたのは寺廟で、范萬居さんという方が作り始めたのが始まりだとされています。

台湾でバーワンが有名な都市は彰化縣で、「彰化肉圓」、「北斗肉圓」、「員林肉圓」という呼称で売られています。

上述の通り、台湾ではバーワンは一般的には「肉圓」と中国語で表記しますが、地域によっては肉丸や肉回と呼称することもあるとされています。

「回」という文字を使うのは肉を包んだ状態を表現するためで、「肉+回」と呼称するのはユーモアですね。「回」は外の□は外の皮で、中の□は肉を示していて、回という文字を当てているという…(笑)。

最近では、台湾では一部のコンビニでも、バーワンが売られていることもあるようですので、バーワンがどうしても食べたくても、お店が見つからない場合はコンビニで探してみてください。

 

バーワンの種類

台湾ではバーワンは地域によって種類がたくさんあり、材料や作り方が少しづつ違うようです。

上の画像は台中で有名だとされている油煮肉圓と言い、油で軽く揚げている(煮ている?)ものです

台湾のバーワンの種類は、下記の通りです。

  • 油煮肉圓
  • 彰化肉圓
  • 彰化肉圓
  • 台南武廟肉圓
  • 水里肉圓
  • 台中炸肉圓
  • 便利商店販賣的台中鮮肉圓
  • 沙鹿肉圓
  • 新竹肉圓

(引用元:維基百科)

 

上記の通り、台湾ではバーワンの種類が多く、地域ごとに材料や作り方が少しづつ違うため、台湾旅行でいろいろな場所へ行った時には、その土地にしかないバーワンが食べられますね。

そう言えば、彰化にいる知人がしきりにバーワンを食べようと勧めてきたのを思い出しました。バーワンの発祥の地は彰化だったのですね!

 

バーワンの味はどう?

バーワンはどんな味がするのか?バーワンの食感はどんな感じなのか?

以下では、実際に、台湾のバーワンを食べた感想を含めてレビューします。

バーワンの外側のプニプニした皮は片栗粉が含まれているため、透明で片栗粉を熱で固めた状態の素材そのものです。

いや、味を付けずにそのまま食べると、むしろ外側の透明の部分は片栗粉の塊を食べているみたいです。

そして、外側の透明の部分の片栗粉の塊はかぶり付くかハサミで切らないと食べられないくらいで、箸では切り分けることができないくらいです。

そして、中身の餡は豚肉のミンチの塊、つまりハンバーグをイメージすれば最も伝わりそうです。

敢えて言えば、肉まんの外側の部分が片栗粉で固められた食べ物と言いたいところですが、ミニハンバーグを片栗粉で包んだようなものですね。

味は醤油ベースのソースや甘ダレソースを付けて食べるのが一般的なようで、お店によってはソースタレが違います。

バーワンはおいしいか?まずいか?

おいしいか、まずいかは人それぞれ評価が分かれそうですね。

台湾特有のハッカクの臭いはしないため、クセのあるグルメではないですが、一般的には薬味としてパクチーが添えられるため、苦手な人はパクチーなしを注文時に伝えましょう。それと、辛醤(辛いタレ)が必要かどうかも聞かれます。

また、油で揚げているバーワンは油っぽくて、ザ・台湾グルメを感じさせるものですので、油が苦手な人はおいしく食べられないかもしれませんね。また、片栗粉ベースの外側の部分が胃腸には若干重そうです。

ちなみに私がバーワンを食べたお店では甘辛味の醤油ベースのタレに、辛いタレを少し加えたため、甘辛のピリ辛タレで、ピリ辛エビチリソースのような味でした。

私がバーワンを食べてみた感想は、「指名して食べるほど特別に美味しいものではない。でも、食べてみれば不味いものではない!」です。

まだバーワンを食べたことがない方は、台湾で実食して、味の判定をしてみてください。

 

バーワンのカロリー

バーワンのカロリーは1個当たりどれくらいなのか?

バーワンのカロリーは494kcal/個

(引用元:KingNet國家網路醫藥

お米のご飯の茶碗一杯のカロリーが茶碗(140g)で235kcalですので、一般的なお茶碗一杯のご飯の2倍以上!ということになります。

と言うことは、バーワンを2個食べると1000カロリー!になるということですね!?

ちなみに、私が買って食べたバーワン(小)の重量を測ってみたら、350gでした。上述しているカロリーはバーワン(大)のものでしょうね。

これまた、台湾グルメの落とし穴、カロリーオーバー系グルメの発見です(笑)。

思っていたよりもバーワンのカロリーは高いという印象を受けたのですが…、皆さんはどう感じましたでしょうか?

 

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