ちょっと数ヶ月外国行ってくる!海外渡航前の手続きチェックリスト

数ヶ月間だけ日本の自宅を空けて海外で暮らすことになった場合のチェックリストをまとめました。

主に、下記のような理由で長期海外滞在をする方は、海外渡航前には何かと忙しく準備が粗雑になってしまいがちです。

そこで、1ヶ月間~1年程度の期間、日本の自宅を空けて海外で生活するような、主に下記のような目的で海外渡航する方のお役に立てれば光栄です。

  • 長期海外旅行(海外ノマド)
  • 数ヶ月間程度の海外ロングステイ
  • 数ヶ月程度の海外移住
  • 数ヶ月程度の海外赴任

海外渡航期間が一年以上になる予定の方や海外移住をする方は>>>こちらの記事を参考にしてみて下さい。

 

海外渡航前に必ずチェックすべき確認事項

海外渡航直前に必ず確認しておきたい確認事項を挙げていくと、数ヶ月程度の海外生活で自宅を空ける場合は、どうするべきか迷うことも多くなります。

実際に、下記のような手続きを全てしようとすると、電話やメールで連絡をしたり、確認をしたりする必要があるため、時間と手間が掛かると思いがちです。

そのため、手続きを躊躇してしまいがちです。ところが、実際に手続きをしてみると比較的簡単に出来る手続きも多いことに気が付きます。

電気・ガス・水道の利用を一時停止

数週間程度の海外旅行の場合は一時停止の手続きをしても手間が掛かるだけです。ところが、丸々一ヶ月間以上、自宅を空ける場合は、電気・ガス・水道の一時停止の手続きをしておくとメリットのほうが多いです。

電気・ガス・水道は基本料金と使用量料金に区分されて請求されますが、全く使用しなくても基本料金は請求されてしまいます。そのため、一時停止手続きをしておけば基本料金分だけでも節約が可能です。

基本的には、電気料金は日割り計算で、ガス料金と水道料金は各エリアのガス会社や自治体により日割り計算であったり月割り計算になります。

そのため、1ヶ月(月初~月末)以上、自宅を空ける場合は一時停止をしておけば、電気・ガス・水道の全ての基本料金を支払わなくて済みます。このようにして節約したお金を海外で使えますね。

手続き方法

  • 電気の解約:インターネット手続き(中部電力の場合
  • ガスの中止:インターネット手続き(東邦ガスの場合
  • 水道の解約:郵送(各自治体により異なる)

新聞購読の一時停止

新聞購読をしている方は少ないかもしれませんが、その場合は必ず一時停止の手続きをしておきましょう。

新聞の購読料は日割り計算で精算されますので、月跨ぎの場合でも購読した分だけの料金の支払いだけで済みます。

逆に、購読の一時停止の手続きを怠ると、海外旅行中に自宅の玄関やポストが新聞で埋め尽くされる事態になり、しかも購読料金を請求されるかもしれません。

手続きの方法

  • 新聞購読の解約:電話手続き

NHK受信料の解約

NHK受信料に関して、海外移住する場合は受信料の解約が可能です。海外渡航前にするのが必須条件になります。と言うのも、NHK受信料の場合は一度支払ったお金は絶対に還付されません。

手続きはメールではなく書面での郵送になるため、少なくても2週間以上の余裕をみて手続きを進めることをおススメします。ところが、「海外転出日の前月1日からしか解約手続きが開始できない」ルールがあります。(不親切極まりない…NHKはこのような部分を改善しないと国民からの支持は得られないのでは?)

手続きの方法

  • NHKの解約:郵送手続き

インターネット利用の一時解約

インターネットの利用料金は月割り計算での精算になりますので、月中での海外渡航となった場合でも1ヶ月間分の利用料金を請求されます(NTT東日本の場合)。そのため解約日は月末に設定しておきましょう。ところが、日割り計算での精算になる場合もあります(NTT西日本の場合)。

インターネットの解約で注意すべきことは、契約期間内の解約に伴う違約金と工事費用の残額分の支払いです。大手インターネット会社のHPによると、会社や契約形態により異なります。

具体的には、下記のような対応になります。ただし、海外ビザなどの海外渡航を証明する必要書類が必要。契約会社により異なるため、詳細は問い合わせてみましょう。

  1. 違約金:海外引っ越しの場合は発生しない
  2. 工事費用の残額分:解約時に支払う必要ありor発生しない

手続きの方法

  • インターネット契約の解約:インターネット手続き

固定電話の一時休止

固定電話を使用している方は一時休止・一時中断の手続きをしておくと、月額料金が発生しなくなります。

  • 一時休止:最大10年間電話番号を保管する場合(電話番号は変更)
  • 一時中断:帰国後に同じ電話番号を利用する予定の場合

1ケ月程度であれば一時休止や一時中断の手続きをする必要なないかもしれませんが、数ヶ月以上の海外渡航の予定の場合は上記の手続きをすれば節約が出来ますね。

手続きの方法

  • 加入固定電話の一時休止:インターネット手続き→確認電話の受信(NTT東日本の場合

携帯電話・スマホの解約or番号預かりサービス

携帯電話・スマホに関して、将来、日本に帰国した時に携帯電話の番号が変わったり、スマホのメールアドレスが変わったりすると困りますね。そのため、出来れば解約は避けたほうがよいでしょう。

現在では多くのキャリアで採用されている、電話番号の保管・預かりサービスを利用すればよいでしょう。各キャリアとも手続きをすれば、5年間程度は番号を保管してもらえます。

保管に掛かる料金は事務手数料として数千円、月額料金として数百円程度が必要になります。契約形態により毎月の基本料金がいくらなのかにより、このサービスを利用するかどうかを検討してみましょう。

手続きの方法

  • 携帯電話・スマホの一時停止:各店舗での手続き(ソフトバンクの場合)

自動車の一時抹消登録

自動車に関連する固定費は計算すると実はかなり多くなります。そのため、自動車を所有している方は数ヶ月だけの海外渡航期間中でも、親族を含め全く使用する予定がない場合は一時抹消登録をしておくと、下記のような費用を節約できます。

  1. 任意自動車保険
  2. 自賠責保険
  3. 重量税

手続きの方法

手続きや手数料などの詳しい情報は>>>こちらを参照

賃貸マンションの解約→家財道具の一時保管

賃貸マンションやアパートを借りている方は数ヶ月だけの海外渡航の場合は引き払うべきか、契約を継続するべきか悩むところですね。

その際に考えるべきことは、下記のポイントでしょう。

  1. 賃貸物件の1ヶ月の家賃はいくらか?
  2. 海外渡航期間は何ヶ月くらいか?
  3. 家財道具一式がどれくらいあるか?
  4. 家財道具の保管場所はあるか?

上記の状況により、家賃が比較的高く、海外渡航期間も長くなり、家財道具もあまり多くない場合は、一旦、賃貸借契約を解約するという選択をすれば、かなりの節約になります。

その際に、家財道具を実家などに預かってもらうことが出来ればベストですが、保管する場所がない方もいるでしょう。その際には、賃貸物件の家賃よりも安いレンタルスペースを借りることで解決できるでしょう。

お安く家財道具を保管する方法は>>>こちらの記事を参照


近隣の方への挨拶

都心のマンションに居住している方の場合はマンション管理人が常駐していることが多いため、管理スタッフに海外渡航期間を伝えておけば問題ないでしょう。

ところが、地方都市やマンション管理がシッカリしていない賃貸アパートなどに居住している方や一戸建てに住んでいる方は近隣の方や顔見知りのお隣さんに一言、海外渡航することを伝えておくとトラブル回避に繋がることがあります。

以前、私も数週間の海外渡航でしたが、お隣さんにその旨を伝えてなかったため、ちょっとした迷惑を掛けてしまったことがありました。マンション内での回覧板を長期間止めてしまったという苦い経験です。このようなことが発生しないように、事前に出来ることはしっかりしておくと、海外渡航中は安心して旅行や海外での暮らしができますよ。

その他の対応

その他、健康保険や年金などの社会保険に関連して住民票をどうするか、ということについては数ヶ月程度の海外滞在であれば、そのままにしておいてOKだと思います。

ただし、年末を跨ぐ海外滞在の場合は、住民税に関連してくるため、それぞれの事情に合った対応が必要でしょう。

それと、蛇足になりますが、虫歯がある方は日本にいる間に治療をしてから海外へ行きましょう。

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