台湾での散髪について、台湾現地からレポートします。台湾移住後に、数え切れないくらい散髪してもらっていますが、私が散髪してもらっている床屋さんは、今までで3箇所だけです。
しかも、どこも100元とか200元程度の激安散髪のみです。台湾の激安散髪のサービスと料金などと激安床屋を選ぶ理由も含めて簡単にご紹介します。
台湾で初めて散髪した時の思い出
先日、散髪してきました。台湾での初めて散髪です。
今まで何度も台湾に来たことがあるけど、台湾で散髪したことはありませんでした。
まず、台湾では散髪する時には、どこでするのか?
一般的には、日本で例えるなら下記のような選択になりそうです。
- 美容院
- ヘアーサロン(床屋)
散髪費用は、美容院の場合は男女とも300元~のところが多いです。一方、ヘアーサロンは100元~のところが多いです。床屋での散髪の場合、中学生以下であれば、おおむね100元です。
そして、私はいつもの行動範囲で100元のヘアーサロンを探し回ったのですが、なかなか見つからなかったのでした。
そうこうしているうちに、●んこが漏れそうになったので、適当なヘアーサロンに飛び込んでみました。その名も男士理髪、お客さんは文字通りオトコばかりです。
おばちゃん2人が迎えてくれました。お店に入るなり、まず●んこを済ませて、いざ出陣と思ったら先客がいました。
自分の順番になったので椅子に座るなり、先制攻撃で片言の中国語で、こちらの意向を伝えるが相手は若干???な感じの表情でした。
●坊主にされては困るので、スマホを出して翻訳機能を使って適当に伝えたら、理解した模様でした。その後はバリカンとくしを使って上手に刈っていく。
気づいたら思っていたより短髪になっていました。それでも、長くて暑い夏が始まるから丁度良さげです。散髪と洗髪をしてもらい料金は190元でした。
中国語が出来なくても台湾でカットしてもらう方法
台湾には来て間もない時期は、散髪するのも一苦労ですね。もちろん、中国語を流暢に話して聞くことが出来れば全く問題なしですが。
多くの方が、台湾で、はじめて床屋や美容院へ入るのは緊張するのではないでしょうか?
そこで、中国語がほとんど出来ない時に、どのように床屋に入り、どのように髪型を伝え、中国語を使わずに、どう対応するかを紹介します。
台湾で中国語を一切使わないで髪の毛をカットしてもらう方法の手順は下記の通りです。
-
- 最初に外国人であることを店員に伝える
- 中国語が理解できないことを店員に伝える
- 髪の毛をカットしてもらいたい旨を伝える
- 髪型を写真や画像で見せる
- 後は床屋さんの対応に任せる
具体的には、下記のような対応をすれば、床屋の店員は理解してくれます。(このページをそのまま見せてもOKですよ。)
- 「我是外國人」
- 「我不會說國語」
- 「請剪我的頭髮」
- スマホなどで写真を見せる
- 神に祈る
上記の内、事前に用意することは、スマホなどに前からの写真、後ろからの写真、横からの写真を保存しておくことです。スマホがなければ、店内にある髪型の掲載されている雑誌でもOK。
また、床屋のオバさんは話し好きな人が多いため、カット中は話しかけてくることが多いと思います。話しかかられるのが苦手な方は、何も対応しなくてもOKだと思います。
カット中の沈黙が苦手な方は、知っている中国語の単語でも、口ずさんでいれば、明るい店員の場合は爆笑してウケてくれると思います。
今までで最も利用したことのある青空床屋さんは99元!
今まで台湾で見つけた床屋さんの中で、最安値で散髪して来た時の話です。
台湾の青空床屋で散髪してもらった
先日、台中駅(台中火車站)周辺を探索していて偶然見つけてしまいました。激安の床屋さんです。
その床屋さんには屋根がありませんでした。(厳密には屋根はありました…ホームセンターのような店の外側の店先で営業していました)
一応、屋根はあるけれど青空床屋です。台湾にも、まだ、このような散髪屋さんがあるのですね。場所は台中火車站裏側の第三市場の外れ辺りにある五金店(ホームセンター)前です。
ひとまず、どんな感じで散髪しているか見るために少し離れたところで観察してみることにしました。その時、1人のおばちゃんがカットしてもらってました。
そんなに下手くそではないことを確認して、その近辺で売っていた紅豆餅を食べながら検討してみました。おばちゃんのカットが終わって満足そうにお金を払っていたため、私も面白そうだったので、釣られてカットしてもらうことにしました。
散髪にかかった時間は何分?
一見、強面のお兄さんでしたが声を掛けたら、言葉数は少ないですが、実はとっても気さくな人でした。適当な中国語で、適当にカットしてもらうように伝えただけで、少し心配でした。
ところが、思っていたより、まともにカットしてくれました。バリカンと櫛だけで両サイドと後ろ側の後頭部をサクサクっと整えて、ハサミで頭頂部あたりを短くカットして、ドライヤーで簡単に髪の毛を整えて完了です。
カットに掛かった時間は、たったの10分くらいでした。
とは言っても、カットだけで洗髪がないため、カットされた髪の毛が顔や耳や首にくっ付いて気になります。ティッシュを渡されて自分で顔は拭いたんだけど髪の毛ってなかなか拭きとれない(笑)。
台湾の青空床屋の散髪代
最後に写真を撮らせてもらって、お金を払って「再見」でした。
青空床屋の散髪料はなんと…
99元
男女とも均一価格の99元ですよ。100元を支払うと、丁寧に1元硬貨のおつりが返ってきました。
私が散髪し終わって、直ぐに二人のお姉さまも、釣られてカットしてもらうようでした(笑)。散髪の腕は悪くないがお店の前でカットとは!(爆)
それでも、周りには誰もギャラリーはいないし、気にすることもありませんでした。カットした後に、写真をとっていたらチラ見している人がいるね。(赤い服の通行人w)
右縁で私のカットしたての髪の毛をほうきで掃いている眼鏡の人が髪型設計士です。髪の毛が伸びたら、又ここで散髪リピートします。
台湾での散髪は「価格相応のサービス」ではなく「サービス相応の価格」
その他にも近所の床屋さんで散髪してもらったりしていますが、今のところ、大きな外れを引いたことはありません。
最近は面倒くさいので、お任せでカットしてもらっています。と言うのも、台湾は暑い上に、若干汗かきの私は、台湾に来てから散髪する時は比較的短めにカットしてもらうことにしています。
そのため、短くカットしてもらうのであれば、どのヘアーサロンであっても美容院であっても、特に変わらないのではと思うようになりました。
そうなるとサービスの違いは、洗髪をするかしないかの違いくらいです。台湾では100元で散髪してくれる床屋が多くあるため、相当下手糞な床屋さんでなければ、どこでも同じように感じます。
100元散髪の場合は、カットのみで洗髪はないため、自宅に直帰して自分で髪の毛を洗えば問題なしです。
比較的リーズナブルな価格で、そこそこのサービスを提供してくれます。その上、過剰なサービスをしない台湾式の床屋が私には合っているように思います。
もちろん、台湾でも日本人が経営しているお値段が比較的高い美容院もあれば、サービス万点の床屋さんもあります。
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