台湾で放送されている日本のテレビ番組は?

台湾で放送されている日本のテレビ番組について、台湾現地からレポートします。

一般的に、台湾ではケーブルテレビが非常に普及しています。ほとんどの家庭でケーブルテレビの契約をしているのが現地の事情です。

台湾のケーブルテレビでは、100番組以上のプログラムが常時放送されています。ちなみに、契約テレビの月額契約料は500元~600元/月くらいです。

ただし、ケーブルテレビを契約していない世帯でも、数局のニュース番組などの公共性の高い番組プログラムは視聴できるようになっています。

 

台湾でのケーブルテレビの番組は100プログラム以上でも・・・

日本人の視点から見ると、ケーブルテレビの番組プログラムは、映画が好きな方やスポーツが好きな方以外はほとんど残念な番組ばかりのような気がします。

その中でも私が偶には見る番組は、欧米系の番組とニュース番組と日本の番組くらいです。欧米系の番組とは、BBCなどが制作しているドキュメンタリー系の番組などです。これらのプログラムでは、放送される言語は英語であったり中国語であったりいろいろですが、どの番組も画面下に必ず中国語の字幕スーパーが出ます。

ニュース番組は朝から晩まで、ずっと放送されているので台湾で何が起こっていて、どんなことが流行っているのかを知るためと中国語の学習を兼ねて視聴したりしています。

 

台湾で放送されている日本のTVプログラムは?

日本のテレビ番組を放送しているチャンネル

台湾で放送されている日本のテレビ番組チャンネルは、主に下記の3つになります。

  • NHK国際放送
  • 緯来日本台
  • 國興衛視台

台湾で人気の高い日本のテレビ番組プログラム

  • 移居世界秘境日本人好吃驚(『世界の村で発見!こんなところに日本人』)
  • 日本太太好吃驚(『世界の日本人妻は見た!』)
  • 日本我來了(『Youは何しに日本へ?』)
  • 日本學問大前進日本(台湾のオリジナル観光ガイド番組)

上記のTV番組は娯楽番組のごく一部ですが、これら以外にもシリーズもののドラマなども人気です。また、ほとんどのTV番組が1年~2年くらい前に日本で放映されたものが放送されていますが、NHKの朝の連続テレビ小説はリアルタイムで視聴でき、比較的人気が高いです。

 

アニメ番組が多く、子供には大人気、中国語学習でもOK

その他には、アニメ番組も多く放送されています。日本のアニメとディズニーなどの米国のアニメがほとんどです。アニメ番組は子供達がよく見ているので、偶に見たりするくらいです。

ところが、私にはアニメで話されている中国語が一番聞き取りやすいです。それは、子供が普段話している簡単な中国語が多いからだと思います。実際にアニメを見ていると、中国語初級者にとっては中国語のアニメを見るのが一番効率的なような気がします。

この場合は、話している言語も字幕も中国語(北京語)になります。そして、日本のアニメ番組も多く放送されています。日本のアニメも中国語に吹き替えられて字幕も中国語です。例えば、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん、名探偵コナンなどです。

 

メディア分野での日本と台湾のレベルの差は歴然!?

それはさておき、台湾で私が見るテレビ番組は、唯一日本と同時に放送されるライブ放送であるNHK。(時差があるから、1時間早く始まるけどね)

それと、「大改造!!劇的ビフォーアフター」と「どっちの料理ショー」です。これら2番組とも昔(タブン1~2年前に)日本で放映されたものを再放送しているようです。

どっちの料理ショーは日本では、もう放送されてないですよね。劇的ビフォーアフターは台湾で見ていても飛び抜けて面白いですね。それだけ、他の台湾のTV局の番組が残念な状態なのかもしれませんね。

例えば、日本ではドキュメンタリーなどのプログラムは世界的にも良い線いっている番組もチラホラあるのですが、台湾ではそのような番組が皆無です。と言うことで、無理やり結論を言うと、放送分野の文化レベルでは台湾よりも日本の方が格段に上です。

インフラ整備では台湾は日本と比べて10年くらい後れていると言われたりしますが、時間軸で示すと放送分野の文化レベルは20年くらいは差が開いているのではないかなと思います。

台湾在住の方で、どうしても日本のテレビ番組をリアルタイムで視聴したい方は、下記のような機器を使用すると見られるようです。

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