名古屋(セントレア中部国際空港)発着の台湾行きLCC直行便が2015年に続々と新規就航されましたが、翌年の2016年には早くも撤退する航空会社が出てきました。
また、新規就航の発表をしただけで、実際には未就航の航空会社もありました。そのため、改めて名古屋~台湾間のLCC就航予定のまとめをレポートします。
2018年時点では、タイガーエア台湾に加え、スターフライヤーが新規就航を始めましたが、ジェットスターは週3便に減便することになりました。
その結果、中部国際空港発着の台湾線の就航は下記の通りとなっています。
- タイガーエア(週7便)
- スターフライヤー(週7便)
- ジェットスター(週3便:受付停止?)
タイガーエア台湾の中部~桃園間の発着時刻
航空会社 | タイガーエア台湾 |
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路線 | 中部国際空港~桃園国際空港 |
運航 | 火・水・金・日 |
発着時間 名古屋-台北 | 10:45発-13:20着 |
発着時間 台北-名古屋 | 06:15発-09:50着 |
機内手荷物(無料) | 56cm×36cm×23cm 2個まで 総重量10kg以内 |
受託手荷物(有料) | 15kg以下:2,800円 20kg以下:3,200円 25kg以下:3,900円 30kg以下:4,900円 35kg以下:6,000円 40kg以下:7,100円 50kg以下:9,350円 60kg以下:11,600円 70kg以下:13,810円 80kg以下:16,050円 |
ライト | 機内持ち込み手荷物10kg未満 |
コンボ(オプション) (1,500円) | 機内持ち込み手荷物10kg未満 無料ミールチョイス 標準座席の事前指定が可能 |
スターフライヤーの中部~桃園間の発着時刻
航空会社 | スターフライヤー |
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路線 | 中部国際空港~桃園国際空港 |
運航 | 月・火・水・木・金・土・日 |
発着時間 名古屋-台北 | 08:30発-11:00着 |
発着時間 台北-名古屋 | 18:30発-22:10着 |
機内手荷物(無料) | 1個/人 3辺の合計が115cm以内(55cm×40cm×25cm以内) 総重量10kg以内 |
受託手荷物(無料) | 【サイズ】 3辺の和(縦・横・高さ)の合計が203cm以内 【合計重量】 お一人様30kg以内 |
STAR LINK ALTAIR | 合計35kg以内 |
VEGA | 合計40kg以内 |
ジェットスター・ジャパンの中部~桃園間の発着時刻
航空会社 | ジェットスター・ジャパン |
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路線 | 中部国際空港~桃園国際空港 |
運航 | 水・金・日(中部発) 木・土・月(台北発) |
発着時間 名古屋-台北 | 22:30発-01:05着 |
発着時間 台北-名古屋 | 01:55発-05:35着 |
機内手荷物(無料) | 56cm×36cm×23cm 2個まで 総重量7kg以内 |
受託手荷物(有料) | 15kg:2300円 20kg:2600円 25kg:3000円 30kg:3500円 35kg:4000円 40kg:4500円 |
ちゃっかりPlus(オプション) (4,000円) | 日時・氏名の変更手数料無料 286 JALのマイル 無料でスタンダード シートの座席指定が可能 温かいお食事 20kg の受託手荷物 |
エアアジア・ジャパンの中部~桃園間の発着時刻(未就航)
航空会社 | エアアジア・ジャパン |
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路線 | 中部国際空港~桃園国際空港 |
運航 | 毎日(週7日) |
発着時間 名古屋-台北 | 2016年4月就航断念 (2016年夏頃就航予定) |
発着時間 台北-名古屋 | 2016年4月就航断念 (2016年夏頃就航予定) |
※LCCの場合の手荷物などに関する料金は、いずれの航空会社も手荷物には重量制限があり、各社が設定した重量を超過すると超過料金を請求されます。また、受託手荷物(チェックインカウンターで預ける荷物)は事前に予約すれば比較的安い料金設定となっています。当日、チェックインカウンターで荷物の重量超過があると、かなり高い追加料金を請求されますので注意しましょう。
ジェットスターの名古屋~台北便の便利な点と不便な点
名古屋-台北間のLCC直行便の発着時刻について、現時点では上記のような予定となっています。当初は毎日就航していましたが、搭乗率が低いためでしょうか、現在は週3便の就航になってしまっています。
まず、ジェットスターの名古屋発時刻は22:30発と夜間便となっていますので、仕事終わりにそのまま空港へ向かい弾丸旅行などが出来るため、そのような旅行を志向する方には使い勝手が良い便になります。そして、台湾発名古屋着便(桃園 → 中部)の方は、深夜01:55の出発の深夜便となっています。
深夜便の場合は、出発当日の夜まで観光を楽しむことが出来るという点では良いですが、搭乗して名古屋到着までの時間は体力的に厳しいですね。また、中部空港への到着時刻が05:35着のため、空港からの鉄道の始発時刻に乗り継ぐには問題がありません。
タイガーエア台湾の名古屋~台北便の便利な点と不便な点
タイガーエア台湾も当初は毎日就航だったのですが、こちらも利用者数の関係だとは思いますが、週4便となっています。名古屋 → 台北の出発時刻が、午前便ですので、利用者視点では最も理想的な出発時刻に設定されています。そのため、中部国際空港から桃園国際空港へのLCC便はタイガーエア台湾で決まりです。
一方、台北 → 名古屋の出発時刻は、早朝6時台の早朝便に設定されています。日本人にとっては台湾現地の早朝便はいろいろな面で利用しにくいですね。まず、朝6時前後の出発の場合はチェックインを4時台に済ませなければなりませんので、ホテルのチェックアウトや空港までのアクセスを考えると、利用しにくい発着時刻になります。
名古屋~台湾間のLCCを最も効率的に利用する方法を考えてみた
4月以降はエアアジアも名古屋から台湾へ向けて、あるいは台湾から名古屋へ向けて新規就航しますが、名古屋~台湾間のLCCを利用する場合、現時点で最も上手な利用方法を考えてみました。
私が台湾と名古屋間のLCCを利用するのであれば、台湾 → 名古屋はジェットスター(01:55発-05:35着)で深夜に台湾を出発する便を利用し、名古屋 → 台湾はタイガーエア台湾(10:45発-13:20着)の便を片道づつ利用したいです。
受託手荷物の料金を比較すると、例えば、重量20kgの場合で比較をすると、タイガーエアよりもジェットスターの少しだけ安くなっています。また、重量40kgの場合で比較すると、ジェットスターの方がかなり安くなりますので、受託手荷物が多い場合は、ジェットスター航空を利用する方が少しお得ですね。
上記のように、LCCの場合は片道毎のチケット購入が自由にできますので、発着時刻や目的に応じて、自分に合った選択ができるというのは、良い世の中になったものですね。今後とも名古屋発着の台北線が継続されることを祈るばかりです。
関連記事:LCCタイガーエア台湾(高雄→大阪)の初搭乗レポート
関連記事:日本~台湾間往復|LCCとフルサービスキャリアの航空運賃比較
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コメント
おっしゃる通り、片道づつ買えるのですから、
別々の航空会社で買えば良いですね。
実はエバーか中華で、東京ー台北 高雄ー大阪または
東京ー台北ー大阪を買おうとしたのですが、単純往復より
3万円ほど、高くなります。
これなら、3万円で往復して、大阪は別の機会に行った方が
良いと思いました。
お身体、お大事にして下さいね。
人生、長い道のりです。短期的視野では、いつか、息切れ
してしまいます。私は、もう息切れしても、走るのを
止めれば良いだけですが。
順調にお仕事が進めば良いですね。
いつもコメントありがとうございます。
LCCが新規参入したり、フルサービスキャリアも上手に利用すれば、比較的安いチケット(名古屋発着便でも)が購入できる場合がありますね。
短期間の滞在や制限が掛けられますが・・・。
私はまだアクセルを踏み込んでいない状態で、これから徐々に加速していこうという状況ですが、すでに息切れしてしまいそうです。(笑)
南国の楽園(?)である台中でも、最近は朝夕と冷え込む日が多くなってきました。
丁度、体調を崩しやすい時期になっています。
11月中旬以降の台湾は南国だという幻想を持って台湾に旅行に来ると、大変な目に合います
日本は更に寒くなるでしょうから、皆さんもお体をご自愛下さい。
CI の直売サイトですが、名古屋ー台北の往復が込み込みで、
27000円の時が有りますよ。
時期が合えば、これが一番お勧めです。
ただ、1ヵ月以上前に予約しないとダメですね。
おっしゃる通り、色々組み合わせが大事ですね。
コメントと情報ありがとうございます。
無理にLCCを利用していで、LCCよりも少しくらい料金が高くてもフルサービスキャリアの方が良い場合もありますね。
いつも疑問に思うのですが、私の場合は、一時帰国の際は桃園発名古屋着の往復予約が必要になるのですが、LCCでも同じことが当てはまるケースが多いのですが、名古屋発桃園着の往復と桃園発名古屋着の往復を比べると、名古屋発桃園着の方が料金が安いようです。この点では日本からの往復チケットの方がお得感がありますね。
トランスアジアの日本ー台湾往復は、安いときは込み込み
19000円くらいで、売られています。
7日以内ですが、それでも旅行としては、充分です。
でも台湾発だと、往復込みこみでも10000元くらい、するようです。
円安の影響でしょうか?
日本円で、日本発着の方がお得感がありますね。
情報ありがとうございます。
往復で2万円弱はLCC並みですね。
復興航空のLCC航空のVエアが名古屋~台北便が12月から就航します。
Vエアも、ようやくチケットが発売開始されました。
早速、名古屋→台北便を予約してみました。
片道諸費用込みで1万円強でした。
予約手続きなども含めて詳しくは別記事にしたいと思います。