台鐵台中駅のすぐ裏側(後火車站)に昔の駅倉庫を利用して設計した芸術家たちのアートスペースがあります。このエリアは、20号倉庫(Art Stock 20)と呼ばれており、台中駅周辺の観光スポットといえば、20号倉庫とアイスクリームで有名な宮原眼科ですが、今回は20号倉庫をレポートします。何度も台中駅を利用しているのにも関わらず、未だに足を運んだことがなかったのですが、ようやく重い腰を上げて芸術家通りを自分の目で確かめてきました。
台中駅から20號倉庫へのアクセス
ネット上の情報では場所や入り口が分かり難いとのことでしたが、実際には20号倉庫の看板が附近にありますのでそれほど分かりにくくもなかったです。ただし、夜間に訪れる場合は少し分かり難いかもしれません。いや、夜間に行っても暗くて見るものが何もないかもしれません。
20号倉庫への行き方ですが、台中駅構内を出て直ぐ右側に地下通路がありますので地下道を降りていきます。地下通路をそのまま真っ直ぐ進んでいきます。地下通路には下記のような案内看板がありますので間違えることはないでしょう。
地下通路を出ると右側のほうへ曲がっていくと細い通りがあります。その辺りにも方向を示す看板があります。
台中駅には表側の駅と裏側の駅があるのですが、裏側の駅は後火車站と呼ばれており、こちらの駅を出ると直ぐのところにありますが、今回は一般的に多く台鐵利用客が出入りしている表側の駅から20号倉庫へのアクセスをご紹介しました。駅を出て地下通路を潜り、20号倉庫までは徒歩で3分くらいです。
芸術区内には喫茶店もあり、廃れた演劇広場もあり
そして、芸術区に足を運ぶと芸術区を象徴するような大きな水槽タワーが彩られていました。(逆光により見難いw)
その横には、演劇などが出来るようになっている広場がありましたが、若干廃れ感が漂っています。いや、この廃墟な雰囲気がこのアートスペースの醍醐味かもしれません。
また、このエリアの中には喫茶店があるのですが、私が訪れた平日の昼間は準備中とあり営業中ではありませんでした。
そして、店内は下の画像のように少しのんびり出来そうでしたので、残念でした。
平日昼間のアートスペースは開放されていません
そして、肝心のアートスペースですが、10エリアくらいのスペースが設けられていました。が・・・、平日昼間ではシャッター外のようにひっそりとしていて、全てのアートギャラリーが閉まっていました。(笑)
何となくアートの雰囲気を感じることが出来ますが、訪れている人は2~3人ほどでした。
芸術を超えた現代アート!?
アートを感じられるような雰囲気も随所にあります。
と思っていたら、犬がヒョコヒョコ歩いていたり・・・
一寸したスペースでは、寝潰れているオジさんがいたりします。(笑)
たぶん、このような非現実性も含めて、台湾の現代アートなのでしょう。
20号倉庫を観光する時の注意点
平日の真昼間に20号倉庫を訪れた経験から気が付いたことと注意点をまとめておきます。
・のんびり散歩をしたいだけであれば平日がおススメ
・芸術を堪能したい方は事前にアートスペースの開放時間を確認しましょう
・主に土曜日に開放しているスペースが多いようです
以上、芸術性に関しては、あまり才能がない私がレポートしました。
【基本情報】
住所:台中市復興路四段37巷6-1号(後火車站)
電話:(04)2220-9972
休業:毎週月曜日
地図:下図参照
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