海外へ引越をする場合や日本への一時帰国から再び海外へ赴く場合の荷物をまとめる段ボール箱の調達方法とパッキングの注意点についてのレポートです。
一般的に引っ越しをする場合は、引越業者から無料でダンボールを貰うことができますが、引越料金の中に段ボール箱の費用も含まれていると考えるべきでしょう。引越をする場合は、段ボール箱も数十箱になるため、引越業者から貰うのが最も効率的な方法でしょう。
ダンボールを購入する
その他のダンボールの調達方法としては、ホームセンターなどで購入することもできます。あるいは、1度に多数のダンボールが必要な場合は、アマゾンや楽天などのネットショップで購入することも出来ます。
そこで、注意しておきたいことは、特に海外へ引っ越しをする場合は、強度の高いダンボール箱でなければ、荷物が届けられた頃にはボロボロになって、ダンボール内の荷物に支障がある場合があります。そのため、海外引越や海外へ荷物を送る場合は、国内引越し用のダンボールの材質では不十分かもしれません。
無料でダンボール箱を調達する方法
それでは、海外へ荷物を送付する場合、最も安く(出来れば無料で)最も効率的なダンボールの調達はどのような方法があるでしょうか。私は今回もドラッグストアで、大き目のダンボール箱を貰ってきました。ドラッグストアでは、ダンボール箱を少し頂けないでしょうか、と申し出れば多くの場合は、無料で貰えます。
以前、引越をした時には、好きなだけ持って行っていいと言われたこともあります。今までに断られたことはありません。ところが、ドラッグストアで使っているようなダンボール箱は、材質の強度が比較的低く、海外引越には向いていないものが多いのが難点です。
海外引越でも問題ないくらい頑丈にパッキングする方法
そこで、ひと工夫することで海外引越の際にも十分利用できるものになります。出来れば、大きさが同じダンボール箱を2つ貰ってきます。そして、ダンボール箱を二重に重ねるように1つの箱を内側に少し無理矢理に捻じ込みます。これで、二層構造のダンボール箱の出来上がりです。
ダンボール箱は2重にはなっているものの、材質が上がったわけではないため、荷物を詰めた後、パッキングする際には、100円ショップなどでガムテープなどを購入してきて、テープでダンボール箱を巻くように梱包するとかなり頑丈なパッキングが出来ます。
ダンボールのサイズと重量について注意する点
ダンボールの大きさは、タテ×ヨコ×高さの三辺が150センチまでのものが最適です。そして、梱包の総重量は20kgまでに抑えた方がよいでしょう。その理由は、受託手荷物として預ける場合、サイズ制限は3辺の和が203cmまでの場合が多いのですが、空港宅配便を利用する場合は、日本の場合は160cmまで、台湾の場合は150cmまでの場合が多いのです。
つまり、日本から台湾へ受託手荷物として、空港宅配便を利用して運ぶ場合は、150cm以下であれば、最も安く効率的に荷物を送ることができるというわけです。また、台湾の場合は一般的な宅配便では20kg以下という重量制限を設けている場合が多いため、荷物の重量は20kg以下にした方がよいでしょう。
150cmサイズのダンボール箱は、ヤマダ電機などの大型家電店では無料で貰うことができるかもしれません。ところが、150cmサイズのダンボールに衣類を詰め込むと20kgを超過する可能性が高いので注意したほうがよいでしょう。私の経験則から言えば、130cmサイズに衣類を中心に目一杯詰め込むと丁度20kg程度に収まることが多かったです。
ダンボールの入手方法のまとめ
引越業者に委ねる
費用が高くなりますが、手間は掛かりません。
ネットで購入する
費用を安く抑えられますが、少量購入には向いていません。
お店で廃棄するものを貰う
費用は無料ですが、梱包に手間暇が掛かります。
時間に余裕がある方は、近隣のお店で無料でダンボールを貰ってきて(黙って持ち逃げはNG、店員さんに一声掛けましょう)、自分なりに工夫しながら梱包すれば、廃棄ダンボールでも、非常に安く、十分海外へ荷物を送ることが出来ます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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