一時帰国をした時に何を「するか、すべきか、したいか」について、海外在住者の視点からレポートします。
海外で暮らしていると、日本に一時帰国した時に、日本でしなければいけないことやしたいことがたくさんあると思っていました。そして、一時帰国直前になって、何をしたらいいのか分からなくなり、若干パニくりながら、後になってアレ忘れてた、と言うことはないでしょうか?
このようなことにならないために、実際の自分の経験をもとに、一時帰国の際のToDoList的に、下記の手順でまとめてみました。みなさまの一時帰国時の一助になれば幸いです。
- 一時帰国(海外→日本)前に海外ですること
- 一時帰国後に日本ですること
- 一時帰国後の海外渡航(日本→海外)前に日本ですること
一時帰国前に海外ですること
一時帰国をする前は、やはり若干テンションが上がりますね。
ところが、それとは裏腹に、アレもしなきゃ、これも忘れずにしないと…、こんな感じで忙しくなる人もいるのではないでしょうか?
このような場合は、一覧表を作って、することを確認して、実際にしたことにチェックマークをつけていくことをお勧めします。
パスポートの確認
パスポートをどこにしまったか分からないという状態の人もいるのかな。
一時帰国の際ではなかったのですが、パスポートの有効期限が切れていたことに気が付かず、出国直前にそのことに気が付いたという痛い失敗があります。
皆さまも、このような失敗をしないように、一時帰国前にはパスポートを確認しましょう。
飛行機の帰国便の予約
飛行機の日本への帰国便の予約は、日程が決まったのであれば、早めにしておきましょう。
GW、お盆休み、年末年始などの時期には予約が取りにくくなるため、早め早めの対応を。
日本での滞在先の予約(or 実家へ帰国予定の連絡)
日本での滞在先は、どのようにしていますか?
実家に滞在するという方は、特に面倒なことはないでしょうね。
滞在先が実家以外の方は、ホテル、ウィークリーマンションやマンスリーマンション、あるいはAirbnb(>>>こちら)などの方法も検討してみましょう。
日本での携帯とWifiの申込み(実家の場合は不要)
日本での通信手段の準備をしましょう。実家に滞在予定の方は電話やインターネットがあれば問題ないでしょう。
携帯電話が必要かどうかは個人の事情によりますが、モバイルWifiがあれば、LINEやスカイプなどで電話の発信は出来ます。
そのため、少なくてもインターネットに繋がる通信環境だけは確保しておきましょう。
一時帰国時の持ち物の確認
一時帰国時の持ち物は一番面倒くさく、失敗をしてしまいがちなことですね。
パソコンやスマホを持って来ても、充電機器を持ってくるのを忘れてしまった!
そんなことにならないように、一覧表で確認しながら準備しましょう。
一時帰国の時の持ち物については下記記事をご覧ください。
海外の家賃の支払い
海外での住まいが賃貸の場合は家賃の支払いを一時帰国前に済ませておくと安心ですね。
もちろん、数日間~数週間だけの日本滞在の場合は、そのような対応は必要ないかもしれませんが…。
日本で大きな病気や怪我など何が起こるかわからないため、事前に一ヶ月分くらい先払いをしておくことも、安心に繋がります。
冷蔵庫の中のものを整理整頓
一時帰国の日本滞在期間にもよりますが、一ヶ月以上、日本に滞在し、海外の家を空ける時は、冷蔵庫の中の食品を整理整頓しておくことをお勧めします。
冷蔵庫の電源を付けたままであれば問題ありませんが、冷蔵庫の電源を切った場合は、全てのものがカビだらけで、ゴキブリの住処になってしまいます。
一時帰国前はできるだけ、冷蔵庫の中の食品を少しずつ消費して、上手に整理整頓を心がけたいところです。
電気やガスの元栓を止めておく
私は一時帰国をする場合は出来るだけ、電気のプラグを抜いて、ガスの元栓を止めておくようにしています。
心配しすぎかもしれませんが、一時帰国中に、電気やガスに何らかのトラブルが起こり、火事にでもなったら悲劇ですからね。
日本人へのお土産
両親などの家族やお世話になった方やお世話になっている方へのお土産も忘れずに。
一時帰国後に日本ですること
役所などへの諸手続き
日本に帰国する度に役所のみならず日本でしか出来ない何らかの手続きがあったりします。引越しをした時に忘れていた住所変更や印鑑証明書の取得や一時的に自動車登録の解除などなどです。
本人が手続きをしないといけないことや本人が出頭しないと完結しないことなど多くあります。役所まで出向いていくと、少なくても半日は潰れてしまい、のんびりしていると、ほぼ1日掛かりになってしまいます。
私が今まで一時帰国中にしたことを中心に、下記に挙げていきます。
- 確定申告の手続き
- 自動車免許証の更新
- パスポートの更新
- 廃車手続き(→税金還付手続き)
- 国民健康保険の加入
最後の国民健康保険は必要な人だけ。詳しくは下記記事をご覧ください。
家族・親戚・友人との挨拶や交流
日本にいる家族や兄弟などに合って顔を合わせること。
一年に一回くらいしか一時帰国が出来ない場合は、出来るだけ家族との時間を作っておいたほうがよいでしょう。
また、友人との交流も、時間が限られた中ですが、時間が合えば挨拶だけでもしておくと良いでしょう。
健康検診
住民票を日本に残している方は、役所から人間ドックなどの名目で健康検診の案内が届いているのではないでしょうか。
健康検診にはがん検診などの検診項目があり、年齢により無料か数百円~程度の費用負担で将来の健康を担保できます。
健康検診は日程が予め決められていることが多いため、時間があり日程が合えば、是非、受診してみてください。
子供に学校体験させる
小学生や中学生の子供がいて、子連れで一時帰国する方もいることでしょう。
夏休みなどの長期休暇中に一時帰国する場合は、夏休み前に一時帰国すると、所定の手続きをすることで、日本の学校へ一時的に体験入学をすることが出来ます。
少しだけの期間ですが、夏休み前にお友達が出来れば、夏休み中の一ヶ月程度は日本のお友達との交流ができます。
子供にとって掛け替えのない時間を過ごすことが出来ますので、時間に余裕がある方は、住民票のある役所に問い合わせてみましょう。
子供を遊びに連れて行く
子供がいる方が子連れで一時帰国する場合は出来るだけ日本の社会と接する機会を作り、日本での生活体験をさせてあげましょう。
ショッピング(代理購入含む)
最後に、一時帰国時にすることで最も重要なことかもしれません。
私は主に衣服や日本食品などを買いだめして、海外へ持っていくようにしています。
その他にも、台湾人の妻の家族あるいは友人や知人から代理購入を依頼をされたものも多くあります。
私のものよりも依頼されたものの方が多くあり台湾へ戻る時には、2倍くらいの荷物を持ち帰ることになりそうです。
こんな風に、海外の人から代理購入を依頼されるのも、日本の商品のほうが品質がよく、海外で購入するよりも値段が安いからです。
また、日本で購入して、そのまま海外へ持ち出す場合は、消費税が掛からないというのも多いなポイント。
お土産を買う
海外へ戻った時、お世話になっている人へのお土産も忘れずに。
一時帰国後の海外渡航(日本→海外)前に日本ですること
最後に、一時帰国後に、日本から海外へ再び、海外渡航する直前に確認しておきたいことを挙げておきます。
空港までの交通手段の確保
実家に滞在の方であれば、家族が空港まで送ってくれるかもしれませんね。
それ以外の方は、飛行機に遅れないように、電車やバスなどの時刻を確認しておきましょう。
住民票を抜く → 国民健康保険の脱退手続き
(必要な人だけ)
海外渡航のための荷物整理
日本にPCの充電器を置き忘れてしまって、後から家族に送ってもらう、ということにならないように(スイマセン…)。
コメント
子育てして、台湾の生活に慣れ、勉強して、
しかも稼いで。
本当に、凄く頑張っておられますね。
心より、心底、敬服いたします。
今まで苦しいとき、明日と思って生きてきました。
それは今は苦しいけど、明日になれば、との思いです。
言葉は 明日 だけで、それ以外は言いませんでした。
たぶん、いいぞさんの明日は素晴らしい、輝かしい明日ですよ。
私の明日はもう、わかっています。
努力しない、怠惰な、でも楽しい事が多い、高雄生活です。
いつもコメントありがとうございます。
>子育てして、台湾の生活に慣れ、勉強して、しかも稼いで。
いづれも中途半端で心苦しい限りです。(汗)
私もいつか、「努力しない、怠惰な、でも楽しい事が多い、高雄生活です。」のような生活が出来るように頑張ります。