台湾に来た当初、南国フルーツを種からあるいは苗から栽培してみたいと思い立ち、始めたパパイヤ栽培の収穫編をご紹介します。
前回の報告が6月上旬でしたので、その時から5ヶ月くらい経過してしまいました。
前回は、パパイヤの樹の背丈が随分高くなったというところまで記録していました。そして、その後、実際には1つだけ青い小さな果実が結実していました。
そして、久々にパパイヤを植えてある畑に行くと、なんと先日はまだ緑色だった果実がオレンジ色っぽく変色していました。
しかも、変色した果実のみの外側は、少し萎びかかっているようにも見え、収穫するタイミングが少し遅かったようです。
11月も暮れに差し掛かかり、朝晩は涼しくなり始めた時期に、念願の種から栽培したパパイヤの収穫です。
この時期の台湾の気候は、台湾の11月の気温をご覧ください。
それでも、台湾に来て種から蒔いて苗を育てて、成木にまでして、ついに結実した果実の収穫をしました。
右側のペットボトルは20センチほどですので15センチもない程度の大きさで、小さな果実です。
収穫した果実は、早速冷蔵庫に保管して保存しておいたのですが、翌日冷蔵庫の中を確認してみると私の収穫したパパイヤが見当たりません。誰かに食べられてしまったのかなと思っていたら、残飯置き場の横に置かれていました。(笑)折角、種から育ててようやく収穫したパパイヤですから、是非食してみたいと思いました。虫に刺されたような痕などを取り除いて、果実を半分に切ってみました。
果実の内側を見てみると、丁度程よく熟しているように見えますので、種を取り除いて早速食べてみることにしました。
まだ、冷蔵庫から出したばかりだったので、果実が冷えていて丁度良い食べ頃の熟し具合です。そして、自分で種から育てて収穫したパパイヤの味は、いかに?ほんのり甘く、パパイヤ独特の風味もあり、口の中でくずれるようにとろけていくような食感です。自分で育てた果物を食べる時は、何とも言えない・・・娘を外に出すような気持ちで味わうことができました。(娘はいませんが)
そして、今回収穫したパパイヤの果実の上の方を見てみると、以下のように別の果実がまた育っていました。
こちらも、このパパイヤの樹木の背丈が低いためなのか、果実の大きさもやや小さめです。これらのパパイヤの実も何ヵ月後には収穫できることでしょう。
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