台湾人の味覚と台湾食文化の特徴について、台湾現地からレポートします。
以前、当ブログの購読者の方から、以下のような意見を頂きました。
台湾のマヨネーズの不思議と台湾人の甘党
台湾のマヨネーズは、どうしてこんなに甘いのか、と台湾人に聞いた事がある。これが普通だと、質問が質問にならなかった。
次に日本のマヨネーズは酸っぱくて、美味しいと言うと、酸っぱいと、腐っていると思われるので、甘い方が良いとの回答だった。
うーーんと、何も言えず。当時は恋人だった方に何も言えず。
確かに台湾の方は甘党だと思います。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。
台湾のマヨネーズはどんな味がするのか?
日本にいる日本人の方は、台湾のマヨネーズを味わったことがないため、どのような味がするのか知っている人は少ないと思います。台湾で暮らしたことがある方や台湾に旅行に来たことがある方で、台湾のマヨネーズを味わったことがある方しか分からないかもしれません。
たぶん、日本にある台湾食材専門店へ行けば、台湾のマヨネーズを手に入れられるかもしれません。最近は日本のネットショッピングでも購入できるようになりました。どんな味か試して見たい方は是非自分の舌で確認してみてください。
単刀直入に言えば、台湾のマヨネーズは砂糖が入っているため甘いです!!
もう少し味覚の表現を変えると、台湾のマヨネーズは限りなく酢の味を薄くして、限りなく、まろやかな味で、少しだけ油っぽい感じです。日本人が台湾のマヨネーズを初めて食べた感想を一言で言うと、味にパンチがなく、脂分を限りなく取除いた、まろやかなラードのような味覚です。
そのため、台湾在住の日本人で、この台湾のマヨネーズに慣れない人は、日本食材店で日本から輸入販売されている、値段の高いキューピーマヨネーズなどを購入することになります。あるいは、台湾のマヨネーズに酢と塩を、少し加えて日本のマヨネーズの味に近づける加工をすることになるかもしれません。
台湾の味噌汁はどのような味がするか?
その他の料理でも、台湾の味噌汁は台湾のほとんどの和食レストランで提供されていますが、その味噌汁の味は独特な味覚です。
一言で言うと、甘い味噌汁です!
実際には、台湾の味噌汁が甘いのではなく、台湾で販売されている味噌が甘いのかもしれません。台湾の味噌汁は白味噌を使用しており、台湾企業が製造している味噌と日本から輸入された味噌があります。
一般的な食品スーパーで販売されている味噌は台湾メーカーのものが多く、原材料の記載を確認すると、案の定、砂糖が含まれていました。
また、今まで台湾で食した味噌汁で、赤味噌を使った赤だし味噌汁が提供されたことはありません。そのため、どうしても日本の味噌汁を飲みたくなった場合は、こっそり日本から持ってきた即席味噌汁を作ることになります。
台湾の緑茶はどのような味がするのか?
また、台湾食文化の味覚で最も違和感を感じるのが緑茶です。台湾のコンビニやスーパーなどで販売されているペットボトル入りの緑茶は2種類に分かれます。
1つは日本でも販売されている「おーいお茶」のような日本人には、一般的な緑茶です。そして、もう1つは台湾独特の緑茶で、お砂糖がたくさん入った甘い緑茶です。
台湾では緑茶でも烏龍茶でも、砂糖が含まれていないお茶を「日式」と呼んでおり、砂糖が含まれているお茶を「台式」と呼んでいます。
このペットボトルのお茶に記載されている日式と台式の表現は日本と台湾の味覚をど真ん中ストレートで示しているようで面白いですね。つまり、甘くない日本食品と甘い台湾食品。
台湾では、この甘い緑茶の販売比率が高いのが、ペットボトルで販売されている、お茶文化の特徴です。そして、緑茶どころかウーロン茶にもお砂糖が混ぜられており、わざわざ甘くしてあります。
一般的に、台湾では冷たいお茶は多くの場合、甘くしてあるのが台湾冷茶文化の特徴です。もちろん、台湾茶器で注がれる熱い烏龍茶には砂糖は入れません。
日本人から見た台湾人の奇妙な味覚に関する食文化の違い
台湾のマヨネーズ、台湾の味噌と味噌汁、台湾の冷たい緑茶やウーロン茶、これら全てに共通することは台湾の日本の食品は「甘い」です。
意外なところで、甘いものが味わえるのが、日本人の味覚とは正反対の台湾人との違いであり、台湾食文化の味覚についての特徴です。
是非、台湾にお越しの方は、台湾のマヨネーズをはじめとした、味噌汁や冷茶などの「甘い」味覚の台湾の特徴的な食文化をご堪能ください。
関連記事:「日式」には気を付けろ!台湾と日本では味やモノが違う和食グルメ
関連記事:台湾でのお寿司文化|台湾人はスシが大好き
コメント
成田ー高雄便の悩みが解決です。
JAL、BR、CIしかなかったのですが、バニラエアーの参入で、安く行けそうです。
大変良かったと思っています。これで年金が楽に使えます。
ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)のバニラ・エアでは、成田-高雄(台湾)、香港を結ぶ路線をそれぞれ開設する計画。
成田―高雄線は2015年2月頃から1日1往復で就航予定、成田―香港線は11月に週3便からスタートし、15年3月末までには毎日1日2便での運航を目指すとのこと。
正式なダイヤ等については、9月に発表されるようです。
こんにちは。私は観光で台湾に行きます。
私の感想ですが
サンドイッチにマヨネーズは合います。
お茶、烏龍茶の砂糖入りは暑い時にエネルギー補給できます。
珈琲の砂糖入りも暑いから飲めます。
日本では珈琲、紅茶はストレートで飲みます。
唯一許せないのは味噌汁です。
何回かチャレンジしましたが無理でした。
まちがっている取ってしまった あずき汁 は合います。
私は、おしるこ嫌いですが…
コメントありがとうございます。
日本人として味噌汁が甘いのは納得できませんね。
日本特有の和食の原点なのに、台湾人にとっては日本の味噌汁が塩辛いのだろうと思います。
今度機会があれば、台湾人にイカの塩辛を食べさせてみたいと思います。
> こんにちは。私は観光で台湾に行きます。
>
> 私の感想ですが
> サンドイッチにマヨネーズは合います。
> お茶、烏龍茶の砂糖入りは暑い時にエネルギー補給できます。
> 珈琲の砂糖入りも暑いから飲めます。
> 日本では珈琲、紅茶はストレートで飲みます。
>
> 唯一許せないのは味噌汁です。
> 何回かチャレンジしましたが無理でした。
>
> まちがっている取ってしまった あずき汁 は合います。
> 私は、おしるこ嫌いですが…
いつもコメントと情報いただき、ありがとうございます。
バニラエアは成田-台北間であれば最安値は片道1万円程度ですね。
成田-高雄間も開通すれば、さらに便利になりますね。
> 成田ー高雄便の悩みが解決です。
> JAL、BR、CIしかなかったのですが、バニラエアーの参入で、安く行けそうです。
> 大変良かったと思っています。これで年金が楽に使えます。
>
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> ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)のバニラ・エアでは、成田-高雄(台湾)、香港を結ぶ路線をそれぞれ開設する計画。
>
> 成田―高雄線は2015年2月頃から1日1往復で就航予定、成田―香港線は11月に週3便からスタートし、15年3月末までには毎日1日2便での運航を目指すとのこと。
>
> 正式なダイヤ等については、9月に発表されるようです。
台湾人にキューピーマヨネーズを食べさせたら美味いと言って
その後日本のマヨネーズしか食べていません。
台湾の味噌汁もまずすぎてムカついたので、昆布と鰹節から出汁をとり豆腐とネギの味噌汁を作ってあげたら、かなりうまかったらしくビックリしていました。
台湾人は出汁のとり方を知らないし、意味も分かっていませんね。
台湾人はうまいものを作ろうとする向上心がないようです。たいしてうまくもないものを腹いっぱい食べればいいのでしょう。
日本のマヨネーズは酸味がやや強く味が濃いのに対して、台湾のマヨネーズには砂糖が含まれているため、日本人の味覚には甘さが強すぎますね。
台湾の日式味噌汁は味が薄くて(ほとんどない)、出汁をとることもないため、日本人にとっては味噌汁ではなく別のスープと言ったところですね。台湾人にとっては日本の味噌汁は塩っぱいと感じる人が多いようです。日本人と台湾人の味覚の違いもありそうです。
台湾人は新鮮な魚介類の素材の味をいかして料理することができないし、意味も分かっていません。
基隆港で店頭で食べたい新鮮な魚介類を選んで調理してもらう食堂で生しらすをニンニクと甘い醤油で炒めて出されました。ニンニクと砂糖のせいでしらすの味が全くなくなりました。
魚も塩焼きにすればいいものをまずそうなタレで煮ていました。
新鮮なものを食べるという意味が分かっていません。
作ってい方も食べている方も疑問を感じないのか。
コメントありがとうございます。
日本食料理と台湾料理の味の違いを直感的に言えば、日本料理は繊細な美味しさを求め、台湾料理はパンチの効いた美味しさがポイントのように感じます。
台湾で日本食ブームが続き、台湾人に日本食がウケている理由がよく分かります。