高雄国際空港から空港宅配便を利用してみました。台湾の空港からでも空港宅配便は利用できましたので、利用方法とメリットについてご紹介します。
今回も日本から台湾に戻ってくる際、20kgの段ボール箱2箱分の荷物を持ってきました。空港から総重量40kgの荷物持ち歩いて自宅まで移動するのは非常に負担がかかりますね。
そこで、空港宅配便を利用すれば、手ぶらで気楽に空港から自宅に戻れます。ぜひ、高雄国際空港 → 自宅またはホテルへの空港宅配便を利用してみてください。
台湾で空港宅配便を利用すれば便利|高雄国際空港では鳳凰航空貨運
台湾の空港に到着して、スーツケースなどの荷物が多い場合は空港宅配便が便利です。
桃園、松山、高雄などの主要国際空港であれば、どこかの宅配業者が請け負っています。桃園国際空港ではペリカンマークの台湾宅配通が空港宅配便業務を受けていますが、
高雄国際空港では鳳凰航空貨運(PINOY)という業者が空港宅配便業務を請け負っています(郵局もあるよ)。ちなみに、松山国際空港では日本でもお馴染みのクロネコヤマトと提携している「黒猫」が業務を請け負っています。
高雄国際空港での空港宅配便の利用方法と利用料金
高雄国際空港での空港宅配便の利用方法は、出国フロアーにあるPINOYの受付窓口に荷物を持っていき、お届け先の住所、名前、電話番号を記入するだけです。
そのほかは、窓口のスタッフがすべて手続きをしてくれました。荷物を受け付ける際に、荷物の大きさと重量を測定していました。
今回私が持ち込んだダンボールの大きさは2箱ともほぼ同じ大きさで、120cm超150cm未満で、重量はどちらも20kg弱でした。
そして、これらの荷物を空港から自宅までの配送料金は1箱当たり300元で、2箱で合計600元でした。(料金は変更になっている場合があります)
以前、桃園国際空港から台湾の家まで台湾宅配通で空港宅配便を利用した時は、20kg/箱あたり230元でしたので、それと比べるとPINOYは少し高めの配送料金となっていました。
そして、お土産などの手荷物も、いくつか持ち歩かなければいけないのも煩わしかったので、小型の段ボール箱に詰め込んで、もう1箱送ってもらいました。
こちらの利用料金は400元で、その内訳は以下の通りでした。
- 段ボール箱代 : 150元
- 配送料金 : 250元
高雄国際空港ではラッピングサービスも利用可能
こちらの配送業者のターゲット客は中国人のようで、台湾から中国大陸への運送を得意としているようでした。
そのため、ラッピングサービスを大々的に宣伝していて、利用料金などは以下の通りです。
空港からはクロネコで翌日配達された
空港でPINOYという窓口で依頼した空港宅配便は、黒猫宅配便で自宅まで届けられました。
PINOYが窓口業務を受託しているのか、配達業務だけをクロネコに委託しているのか定かではないですが、依頼した荷物は翌日には自宅に届けられました。
更に安く空港宅配便(高雄空港→自宅)を利用する方法
追加情報になりますが、高雄国際空港には、PINOYという民間業者の直ぐ隣付近に郵局(台湾の郵便局)があります。
この郵局の窓口は重量が20kgもあるような大型荷物の取り扱いはしていないような雰囲気が漂っていますが…、
ダメ元で窓口に空港から自宅まで20kgのダンボール箱(120-150サイズ)を届けられないか、聞いてみたところ、あっさりとOKとの返答でした。
郵局での空港宅配便の利用方法は、窓口隣にある重量計で荷物の重さを測り、送り状を記入するだけです。
空港内のこの郵局を見る限り、台湾では空港宅配便という概念や利用が浸透していないためか、郵便サービスを利用して荷物を空港から台湾国内の自宅まで送る人は少ないようでした。
台湾で郵便サービスを利用しての空港宅配便の料金(ダンボール1箱当たり)は、なんと格安の145元でした。PINOYを利用しての空港宅配便の料金(300元)と比較すると、半額以下で利用できてしまいます。
今後は、高雄国際空港から台湾国内の場所(自宅やホテル)へ荷物を届ける場合は、郵局を利用しようと思います。
一つだけ注意したいことは、高雄空港内の郵局も例外なく営業時間が決められています。
台湾から日本へ行く場合、台湾の自宅やホテルなどから各空港への荷物の配達をしてもらうための空港宅配便については、下記をご参照下さい。
台湾での空港宅配便の利用ガイド|空港別に異なる利用方法
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