台湾の銀行(合作金庫銀行)で普通預金口座を開設する方法と注意点

台湾で銀行口座を開設する方法をご紹介します。台湾では必要書類などを準備しておけば、銀行口座を開設することが可能で、即日で銀行通帳とデビット機能付きのキャッシュカードの発行を受けることができます。

この手の台湾の制度は変わりやすく、各銀行でも口座開設のガイドラインが若干異なるかもしれませんので、観光旅行などの際に銀行口座を開設しようと考えている方は、参考程度にご覧頂き、自己責任でお願いします。

 

台湾で銀行口座を開設しようと思った切っ掛け

台湾移住後、少し時間が経ったので、銀行の普通預金口座を開いてきました。やはり、現金を財布や自宅に保管して置くのはリスクが大きく気持ちが落ち着かないため、銀行口座を開設することにしました。

台湾で1番大きな銀行、台湾銀行の銀行口座を開設しようと思い行ったのですが、窓口で追い返されてしまいました。毎日通学している語学学校に行く途中にある台湾銀行の支店で銀行口座を開こうと行ってみました。

ところが、銀行口座を開設する時は自宅から最も近い場所にある支店でなければ銀行口座を開けないらしいです。矛盾していますが、自宅から最も近い台湾銀行の支店は交通が少し不便で、自宅からも距離があり遠いため台湾銀行の口座開設は諦めました。

 

台湾で銀行口座を開設する時は自宅から最も近い支店へ

そして、別の銀行で開設することにし、「合作金庫銀行」の支店が比較的自宅から近かったため、その銀行へ行ってみました。日本ではあまり聞き慣れない銀行名かもしれませんが、台湾では総資産ランキングでは台湾銀行に続いて2位の銀行で、台湾では支店が最も多い銀行です。

こちらの支店の窓口で口座開設について尋ねたところ、合作金庫銀行でも同じように自宅から最も近いかどうかということを確認されました。少し揉めそうだったので、台湾人の妻に対応してもらいました。

妻が、昔からお宅の銀行を使っていることを伝えると難なく口座開設ができるようになりました。台湾では銀行口座開設をする時、自宅から最も近い銀行支店でなければ銀行口座を作れないというのは法律か何かで決まっているのかもしれませんね。

 

台湾で銀行口座を開設するために必要なものは?

他のブログでは観光旅行者でもホテル住所で開設OKってのを以前見たのですが、現在は居留証がないとNGなのかな? 外僑居留証がない方は、移民署で統一編号のID番号を発行してもらいましょう。

2017年中頃から居留証がない場合は銀行の口座開設が出来なくなった模様です。旅行者が統一編號を取得して口座開設することは制度的に出来なくなったようです。(台湾の制度はコロコロ変わります)

台湾で銀行口座を開設する場合に必要なものを列挙しておきます。

  1. フルネームの印鑑(姓だけの印鑑や名前だけの印鑑は不可)
  2. パスポート
  3. 外僑居留證(あるいは統一編號のID番号
  4. 1,000元以上(口座開設時最低預金額)

 

台湾での銀行口座開設の流れと注意点

各銀行によっても口座開設のガイドラインは多少異なると思いますが、大体どこも同じだと思います。その場で顔写真をウェブカメラで撮影されましたが、犯罪防止対策なのでしょう。

そして、書面にいろいろ確認のサインや印鑑を押印して、通帳とキャッシュカードを即日発行してもらえました。通帳を紛失した場合は100元、暗証番号を忘れてしまった場合は50元で再発行できるそうです。通帳とキャッシュカードを受け取った後、そのままATMでキャッシュカードのパスワードを自分で登録して終了です。

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窓口が混雑していたこともあり、約1時間くらいで台湾での銀行口座開設の手続きは終了しました。窓口が空いていてスムーズに手続きが終われば30分くらいでできることでしょう。

《追加情報》
台湾で銀行口座を開設するためには居留証が必要かと思っていましたが、移民署で統一編號というID番号を発効してもらえば、口座開設できます。 → 2017年中頃には制度的に、居留証あるいは台湾に居住している証明書がない場合は口座開設ができなくなったようです。

関連記事:台湾の銀行口座の開設方法と必要書類

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