家族で台湾へ海外移住

日本人夫と台湾人妻が子供と一緒に家族で台湾へ海外移住をして台湾の現地情報をレポート

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台湾のモルモン教|謎の自転車青年2人組み

      2016/04/19

台湾社会で活動するモルモン教についてのレポートです。台湾には意外にも多くの宗教が存在しますが、今回はモルモン教について、私の経験を踏まえて、台湾での存在感やその特徴を簡単にご紹介します。

mormon

 

台湾の宗教は主に仏教、道教、キリスト教

台湾では中国とは異なり、信教の自由が認められているため、多くの宗教が存在します。台湾の宗教を大きく区分すると、仏教、道教、キリスト教に分けられます。もちろん、イスラム教やその他の新興宗教なども多数存在します。

台湾では、仏教と道教の垣根が曖昧な宗教が多く存在するのも事実です。いわば、仏教と道教が融合したような宗教が多いです。それとは相反する存在のキリスト教は、過去にオランダやスペインが台湾島を領有していた時代もあったため、多くのケースでは原住民がキリスト教を信教しています。

そして、厳密に言うと台湾には日本で言うようなキリスト教は言葉としては存在しないようです。日本では、カトリック教会とプロテスタント教会を区別しないでキリスト教という表現で宗教を考えますが、台湾では事情が異なります。つまり、台湾ではカトリック教は「天主教」、プロテスタント教は「基督教」というように教会を明確に分けて、宗教としての言葉も使い分けています。そして、台湾のキリスト教系の中では、プロテスタント系の「台湾基督長老教会」が最大だと言われています。

 

モルモン教徒の外見的特徴

モルモン教の布教活動は、必ず2人で行動しているようです。主には、男性二人で(女性二人の場合も?)自転車に乗って行動し、必ず白いワイシャツにネクタイを締め、黒いパンツを穿いています。どんなに暑い真夏であっても、必ずネクタイを締めて正装しています。

初めて台湾で彼らの姿を見たときには、何か独特な雰囲気があり、若干怖ささえも感じました。台湾では、ほとんどの人がラフな服を着て、ビーチサンダルを引っ掛けている人ばかりの社会の中で、白のYシャツにネクタイを締めて黒のスラックスはかなり目立ちます。その他の特徴は、短髪の白人が多いことと、2人に1人はイケメンです(笑)。

彼らの行動の特徴は、目が合うと必ず穏やかな笑顔で応えてきます。そして、近づいてきてフランクな雰囲気で、どこへ行くのか、何をしているのか、など何気ない会話を始めます。台湾ですので中国語で話しかけてきますが、話している途中で英語が出来る人には英語で話しかけてきます。

タイトルを「謎」の自転車青年二人組みと書いたのは、初めて彼らの外見を見たときには、以下の点で謎だらけだったという意味です。
・ネクタイ正装スタイルで必ず自転車に乗って移動
・必ず男性二人で自転車に乗って移動
・多くの場合は白人で50%くらいの確率でイケメン

 

私とモルモン教徒との出会い

こんなサブタイトルをつけると、私が台湾に来てモルモン教に勧誘されて、改宗したのかと思われてしまいますが、そういう訳ではなりません。いや、モルモン教に勧誘されたところまでは事実です。以前にも少しだけですがこの話題に触れたかもしれませんが、台湾でも、モルモン教の布教活動は活発に行われています。

私が台湾に移住して半年も経っていない頃、信号待ちをしていると、上記のような出で立ちで自転車に乗った爽やかな青年が近づいてきました。どこへ行くのかと話し掛けて来たのを覚えています。その当時はまだ中国語を話すことも聞き取ることも出来なかったので、自然と英語での会話になりました。

そして、最終的に、彼らは自分たちの名刺を差し出して、教会の場所を知らせ、時間があったら英語クラスもあるから、立ち寄って欲しい旨を伝えてきました。そして、名刺を受け取り立ち去ろうとした時、私のスマホを見て、電話番号を教えて欲しいなどと言ってきました。若干ヤバイかなと感じたため、家族に借りているものなので・・・などと電話番号を知らせることは適当に断りました。

 

台湾でのモルモン教の青年たちの活動と意外な側面

彼らの名刺を見てみると、名前の後ろに「長老」という文字が書かれていました。彼ら2人の年齢は20歳か20代前半にしか見えないのに、長老という言葉はおかしいですね。調べてみると、長老とは部族のトップを示す長老と言う意味ではなく、長老とは「モルモン教で神権を持つ人」という位置付けだそうで、モルモン教で18歳以上の男性で一定の資格があれば名乗ることが出来るそうです。

彼らは、本国であるアメリカ・ユタ州の総本部から台湾に送り込まれているのでしょう。よく調べてみると、モルモン教の教義はかなり原理的で厳しい教義があるようですね。カフェインを含んだ飲み物がNGだとか。昔は一夫多妻制を認めていたとか。少し違和感を感じる部分もありますが・・・。

そんな彼らは若いとは言え、暑い台湾で1日中、自転車に乗っていたのでは、くたばってしまいます。そのため、夏の暑い日には、よくコンビニで休憩しています。そして、休憩中は何をしているのか観察してみると、受験の時によく使うようなカードを用いて、(たぶん)ひたすら中国語の勉強に励んでいます。このようにモルモン教の青年たちは、かなり勤勉な雰囲気を醸し出しています。

彼らに声を掛けられたら、警戒することは無く、時間があれば気さくに話してもいいかと思います。ただし、最後は必ず彼らからお誘いを受けることを覚悟しておきましょう。食事のお誘いではなく、教会へのお誘いですよ(笑)。

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 - 台湾社会

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