家族で台湾移住をしたこの1年間の振り返り

1年前に台湾に移住して1年ほど経過しました。そこで、これまでの1年間について1度振り返りをしておこうと思います。

昨年(2013年)の1月頃、台湾に移住してきて、1度日本に一時帰国しました。その後、2月にまた台湾に戻ってきて、9月頃日本に一時帰国をしていました。その後、台湾に戻りそのままずっと台湾暮らしです。

最近はLCCを上手に利用すると、日本と台湾を気軽に行き来することができるようになりました。日本~台湾路線に関してはどうかなのか分かりませんが、LCCは全体的には赤字が続いていると聞いたことがあります。今後とも日本~台湾路線だけは継続していってほしいなと思います。

 

語学力(中国語能力)について

6ヶ月間ほど語学学校に通学しましたが、通学している期間は日々進歩していると感じていたのですが、その後は仕事との絡みもあり、やむなく独学で中国語を学習することになりました。しかし、外国語の学習で独学を継続していくのは、なかなか難しいものです。

とはいえ、台湾で暮らしているので、見るもの聞くもの全て中国語(または台湾語)なので、学びの機会は常にあります。独学し始めてからは語彙力はあまり増えていないのですが、学んだことがある言葉は少しずつ聞き取れるようになりました。

そして、毎日の日常生活で聞いている言葉は、さすがに聞き取れるようになりました。(ホッw)とは言え、特別に話す練習をしているわけではないため、挨拶以外の言葉は流暢には話せないですね。やはり、学びの場を一日1時間でも作らないと、これ以上の語彙力増加による語学力アップは難しそうだと思います。

言うまでもなく、テレビを見ていてもテレビの内容は聞き取れないのですが、台湾のテレビは中国語の字幕が表示されますので、字幕を見ていれば、ある程度理解できたりします。

生活するには、ほとんど問題ないので、語学力をこれ以上アップさせるための目的・動機を見つけないとこれ以上、前には進めそうにありません。そのため、現在は中国語語学力の分かれ目に差し掛かっている気がします。

 

仕事について

昨年(2014年)末くらいからプロジェクト(仕事)の立ち上げに参加し始めました。ところが、数ヶ月で軌道に乗せられるほど簡単なことではないので、徐々に進めて行くことになるのだろうと思います。

台湾に移住してきて、就職するか起業するか検討している時期に、ある人を介してプロジェクトへの紹介をいただきました。

雇用契約という「就職」はなく、事業を立ち上げるという「起業」でもない、そんな選択肢があるとは、つゆ知らず想定外の出来事でした。

今後このプロジェクトがどのような結末になるか分からないのですが、なんとか事業を軌道に乗せて家族が幸せに暮らせるようになればと思います。

このプロジェクトに参加することで多くの方達と知り合いになり、特に台湾の方には良くしてもらっています。このような台湾の方達へいつか倍返しで恩返しをしたいです。

 

人間関係について

台湾移住後、半年くらいは語学学校に通っていたので、偶には語学学校のクラスメートと食事をしたり遊びに行く機会もありました。

しかし、語学学校に通っている人たちは台湾では全員が外国人です。彼らのほとんどは、遅かれ早かれ自分の国に帰国します。そのため、一時的な友人にはなっても、それ以上の人間関係を築くのは難しいです。

そんなわけで、ビジネスライクに考えると、今後とも台湾で暮らしていく人にとっては、台湾人との人間関係をどのように作っていくかがカギを握ります。

本来は、国籍など気にせずに気の合う人と仲良くなり、交友関係を広げて行くのが良いことに変わりはないですが...語学学校の時は、そのような人脈を広げることができなかったです。

ところが、ある台湾人の方と出会って、一気に人脈が急拡大しました。「人脈の拡大は更なる人脈の連鎖を生み出す」ことを台湾で実感しました。

日本で異業種交流会とか行われていますが、それとは明らかに違います。人脈を持った人から紹介された人は更に大きな人脈を持っていたりするものです。

そうなると、イメージとしては「1+1+1・・・」ではなく、「2×2×2・・・」でもなく、「1×2×4×8・・・」という具合に人脈は連鎖していきます。そして、普段は近づけそうにない人とお会いすることもあります。

しかし、人間関係とは不思議なもので、こちらがビジネスに繋げたいと思っていると、相手もそのような視点でこちらのことを見ているものです。そして、こちらが気軽に相談できる友人だという気持ちで接していると、相手もそのような視点でこちらのことを見ていることが多いです。

そのため、両者の間に錯誤が起こると紹介された人は人脈ではなくなるのだろうと思います。つまり、こちらが友人だと接していたのに、相手からビジネスの話や宗教の話が出てきたりだとか...そうなると不思議と人脈が途切れて行くものですね。

それと、台湾は狭い社会ですので、人脈が広がっていくと網目(蜘蛛の巣)のような広がりを見せます。こうなると、よい噂も悪い噂も筒抜けになります。しかし、よい噂はなかなか拡散していきませんが、悪い噂は直ぐに広がっていきます。

気を付けなければ・・・

 

子供と教育について

簡単に・・・

長男は半年ほど私立幼稚園に通園した後、地元の國小(小学校)に通学することになりました。最初は言葉の問題で少し不安がありましたが、直ぐに慣れたようです。

次男は未だ小さいため自宅警備員(笑)をしています。彼らは2人とも中国語をはじめ食文化や台湾の習慣にも慣れたみたいなので一安心です。

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