台湾にしかない珍しい飲み物を紹介!台湾旅行で試してみるべし!

台湾発祥の飲み物、台湾にしかない珍しい飲み物、日本にはありそうでない面白い飲み物を台湾現地からレポートします。

今回はドリンクスタンドで扱っている飲み物ではなく、ジュースから薬草茶までドリンク類全般に関して、台湾人であれば誰でも知っている、コンビニなどで手軽に購入できる飲み物にスポットを当てて紹介します。

 

タピオカミルクティー

最近は日本にも進出していますが、タピオカミルクティーは台湾では、最も人気が高いミルクスイーツ系の飲み物です。

台湾ではコンビニでも作ってもらえるようになりましたが、タピオカの弾力性や味はドリンクスタンドの方が数段上です。

タピオカミルクティーは美味しくて、はまってしまうと毎日飲みたくなってしまいますが、カロリー量は高めですので気をつけましょう。

関連記事:【注意】タピオカミルクティーのカロリーを知ってる!?あの食べ物と同じ!!

 

パパイヤミルク(木瓜牛乳)

パパイヤミルクは中国語では「木瓜牛乳」と表記して、ピンイン発音では[Mùguā niúrǔ]となります。

パパイヤミルクは、その名の通り、牛乳にパパイヤの果汁を混ぜて、砂糖で甘みを付けたシンプルな飲み物です。

パパイヤという南国フルーツの風味とミルクが美味くマッチして、甘くて美味しい飲み物ですが、台湾の甘さに慣れてない人は若干甘すぎると感じるかもしれません。

 

黒松沙士

黒松沙士は台湾発祥のコーラです。台湾にはコカコーラ、ペプシコーラ、そして第三のコーラとして黒松コーラが知られています。

グラスに注いだ時の色合いはコーラに似ていますが、一口飲むとその風味に驚かされます。

湿布のスーッとした薬のような風味を楽しみながらコーラを飲むことが出来ます。

そのため、サロンパスコーラと揶揄されることもありますね。

美味しいと思ったことはありませんが、不味くて一口も飲めないというほどでもありません。

日本人で美味しい!と思う人は、10人に一人はいないくらいでしょうか…?

是非、台湾旅行の際には一度は試してみたい飲み物です。

 

アップルサイダー(蘋菓西打)

アップルサイダーの缶を見てみると分かる通り、何となくレトロ感が漂ってきますね。

それもそのはず、1965年に販売開始以降、台湾で愛され続けてきた息の長いサイダー飲料なのです。

それでは、台湾のアップルサイダーの味はというと、ごく一般的なサイダーにアップルの風味があるオーソドックスな飲み物です。

台湾旅行の際には、50年以上も台湾人に嗜まれてきた蘋菓西打を試してみてください。

 

仙草蜜

仙草とはシソ科の薬草で、台湾では様々な疾病に効能があるとされています。

台湾では薬効効果もあいまって、仙草ゼリーや仙草ジュースとして多くの人に好まれています。

仙草蜜とは仙草を原料にしたジュースのことですが、その味はいかに?

仙草蜜の味は甘い黒糖ジュースのような味覚ですが、少しだけ苦味があり、薬草的な風味が若干あります。

たぶん、初めて飲む方は美味しくないと感じるかもしれませんが、それ程不味くもない飲み物です。

薬効効果があり、健康管理に良いという先入観から、夏の暑い時期には、冷たい仙草蜜を飲むと体の火照りが芯から静まる気がします。

関連記事:仙草凍や仙草蜜は薬効効果がある!?台湾の食文化の裏側にある医食同源

 

酸梅湯

(画像の左側のものが烏梅汁=酸梅湯です。)

酸梅湯の主な原料は烏梅(カラスウメ、ウバイ)、山査子(サンザシ)、甘草です。

青梅を燻製で黒くなるまで燻しているものが原料のため、独特な風味が特徴です。

その風味を、別の例え話で置き換えると、燻製のハムは燻しているため独特な香りがありますね。

酸梅湯も似たような風味があるため、燻製ハムの飲み物だと勘違いしてしまう人もいるかもしれません(笑)。

味は甘酸っぱく美味しいですが、風味に燻製のクセがあるため、好き嫌いがハッキリすると思います。

関連記事:酸梅湯(台湾式梅サワージュース)の作り方|漢方の薬効効果もあり

 

冬瓜茶

冬瓜茶とは冬瓜(トウガン)と砂糖だけから出来た飲み物です。

冬瓜茶と言っていますが、実際には茶葉が含まれているわけではありません。

そのため、実質的には冬瓜ジュースと言ったほうが良いかもしれません。

台湾においては冬瓜茶は自助餐などの食堂では無料で提供されています。

また、コンビニやスーパーなどでは必ず販売されているため、多くの台湾人に長く愛されてている飲み物なのでしょう。

味はと言うと…、「甘い飲み物」という印象で、紅茶でもなく烏龍茶でもないですが、外見は茶褐色で紅茶にそっくりです。

 

青草茶

青草茶という文字を初めて見ると、日本人ならどうしても青汁のような印象を持ってしまいますね。

実際には、青草茶は青汁とは全く異なる飲み物です。

青草茶は薬草をメインに作られているため、薬のような香りがする、ちょっと変わった飲み物です。

味が独特というよりも、風味に癖があるため、不味いと感じてしまう人もいるでしょう。

その他の特徴として、ミントの風味が強いため、夏の暑い時期には喉越しが爽やかに感じること。

 

東方美人茶

東方美人茶は台湾高山茶では最も知名度が高い烏龍茶の一つです。

東方美人は人気が高いため、烏龍茶の中では最も高い部類に入ります。

紅茶のようなマイルドな味がしますが、お茶にうるさい人でなければ違いは分からないかも…。

詳しくは下記記事をご覧ください。

関連記事:東方美人茶を台湾で初めて飲んでみた結果

 

梅子蕃茄

梅子蕃茄とは梅子は梅を意味し、蕃茄はトマトを意味しますので、梅+トマトをミックスしたジュースになります。

台湾では梅を漬ける時には塩だけではなく、たっぷりの砂糖で漬け込みます。

砂糖漬けした甘酸っぱい梅の味とトマトジュースをミックスした飲み物が梅子蕃茄。

日本のトマトジュースに甘酸っぱい梅の風味と味を加えてたような味がします。

トマトジュースと思って飲むとアレッて感じになりますので、美味しいと感じるか不味いと感じるかは人それぞれでしょう。

台湾にお越しの時には、是非、面白い味のトマトジュースにチャレンジしてみて下さい。

関連記事:台湾の梅の粉(梅粉)は美味しい?いろんな果物で【実食】した結果

 

グアバジュース(芭楽汁)

(画像のピンク色のグアバジュースにはトマトがミックスされています。)

芭楽汁とは、台湾では中国語でグアバを芭楽と言い、汁はジュースを意味しますので、その名の通り、グアバジュースとなります。

爽やかなグアバの風味に甘い味付けをしてあり、少しだけトロミのある濃厚なジュースになります。

グアバをフレッシュな果物で食べたことがある人は分かりますが、グアバそのものはあまり味がしない果物です。

一方、グアバジュースは甘い味が強いため、甘さが薄いと思って飲むと、甘い味覚を強く感じます。

南国ジュースの中ではとっても美味しいジュースの中の一つです。

是非、台湾旅行の際にはコンビニかスーパーで味わってみてください。

関連記事:台湾でのグアバの旬の時期はいつ?美味しい食べ方も紹介します

 

アロエレモン

アロエレモンはアロエをメインにした蜂蜜レモンのような飲み物です。

アロエレモンの特徴はアロエの果肉がゴロゴロと含まれている点。

まるで、ぶどうの果肉がたっぷり含まれているグレープジュースを飲んでいるようです。

味はと言うと、アロエ自体には特に味はなく、はちみつレモンのような爽やかな喉越しとほのかな甘さが特徴的です。

あえて言えば、大人の清涼飲料水と言ったところでしょうか。

台湾で初めて飲んだ時からアロエレモンのファンになってしまいました。

 

青木瓜四物飲

青木瓜四物飲とは青パパイヤ+主要な四つの漢方を意味しています。

四物飲は台湾では女性の飲み物として知られており、体調の管理にも効果があるとされています。

その中でも、青木瓜四物飲は若い女性がこぞって飲用している飲み物だと聞きます。

その理由は、下記記事で詳しく書いていますので興味がある方はどうぞ。

関連記事:台湾では青木瓜四物飲の飲用で○○効果がある!?(25歳以下限定)

 

アルコール類や台湾茶に関しては下記記事にまとめていますので、ご覧ください。

関連記事:台湾のお酒と言えば何ですか?アルコールの種類と銘柄は?

関連記事:おすすめ台湾茶の種類(銘柄)の特徴と選び方

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