台湾の大学に留学しようとした場合に、日本人があまり聞いたことがないような片田舎の大学に留学した場合にどのようなメリットを受けられるか、を考えてみました。
一般的には、日本人で中国語に関して、大学が要求する程度の中国語能力があり、中国語試験の合格スコアがあれば、台湾ではそこそこ有名な大学に入学することは出来るようです。また、大学院に関しても、台湾でも少子化が進んでいる事情があり、優秀な学生が集まるような名の知れた大学の研究所(大学院)にも入学することが出来るようです。
それでは、敢えてそのような大学ではなく、一般的には日本人が知らないような大学に留学した場合を想定してみました。その結果、どのようなメリットが受けられるか、簡単にご紹介してみましょう。
台湾の大学に留学する場合の一般的ケース
一般的に、日本人が台湾に本留学する場合は、台湾大学を始めとした有名な国立大学や輔仁大学などの知名度のある私立大学に留学することが多いです。
その理由は、上記でも少し述べましたが、台湾の大学に留学する場合は中国語が出来れば、日本人の場合は大学から歓迎されているからというのが大きな理由です。
その他にも、このような知名度が高く、台湾社会でも評価の高い大学を卒業しておいた方が、台湾国内での就職にも少しは有利だという事情もあります。
台湾の地方の大学の留学生事情
日本の大学でも東京や大阪などの大都市以外の地方の大学では、少子化を反映して学生の募集に一苦労です。そのため、そのような大学では海外から留学生を募集している大学が多くあります。特に、中国や韓国などの国だけではなく東南アジア諸国からの留学生を受け入れて学生確保が図られています。
このような大学の状況は、台湾でも同様です。台湾の地方の大学では、どのような理由か分かりませんが、モンゴルからの留学生が多くなっています。モンゴル人の方は、一見すると外見が台湾人とあまり変わらないため、モンゴル人だと言われて初めて分かります。あるいは、東南アジア諸国からの台湾にルーツを持つ華僑が留学していたりします。
逆に言うと、欧米諸国からの留学生は非常に少ない状況です。また、日本人の留学生もほとんどいません。その昔、アメリカに留学していた時には、かなり田舎の大学でも日本人が多く留学しており、大学内には小さなコミュニティーを作っていたのを思い出しますが、台湾の地方の大学では日本人の留学生がほとんどいない現状です。
台湾の地方の大学に留学した場合のメリットは?
それでは、台湾の有名大学以外の地方の大学に留学した場合に想定されるメリットや嬉しいことについて考えて見ましょう。
日本人がいないため、必然的に大学内では日本語を使う機会が激減します。その結果、中国語を話さざるを得なくなります。つまり、中国語を習得するという点については、これ以上環境のよい場所はないでしょう。大学内は、同じ年頃の大学生だけですので、話も弾むため中国語の運用能力はどんどん伸びていくことでしょう。
また、大学内には日本人がいないため、台湾人の大学生から注目されることになるかもしれません。その昔、台湾を一人旅した時には、郊外の街を旅している時には外国人と言うだけで、日本人と言うだけで、話が弾めば特別なおもてなしを受けたことを思い出します。今では台湾は日本人で溢れていますので、どこへ行ってもそのようなことはあまりないかと思いますが、大学内では少し事情が異なります。
日本語学科がある大学に留学すると日本語教師の仕事も?
もし可能であれば、日本語学科あるいは外国語学部(外語学院)がある大学に留学すると、現地の大学生と交流しやすくなります。特に、地方の大学で日本語学科がある大学に留学した場合は、日本人の留学生がいないため、日本人であるだけで希少価値を持ちます。
大学や学科にもよりますが、ティーチングアシスタント制度を採用している大学や学科があります。このような制度を上手に利用すれば、学費が免除になったり、大学から給料を貰いながら留学生活を送ることも出来ます。
日本語学科がある地方の大学では、日本語が出来るアシスタントが不足していたりするため、場合によっては募集に対する応募という形ではなく大学側から依頼される場合もあるかもしれません。また、このような大学の大学院で研究をする場合は、学部の授業を担当する教員として働きながら、研究を続けられる可能性も十分あります。
まとめ
台湾に留学を考える場合は、ハッキリとした目的を決めて、その目的に合致した形で大学や大学院を決めるのが基本ですが、大学に入学してからのキャンパスライフを考えることも重要だと思います。
最後に、台湾の地方の大学に留学する場合のメリットと嬉しいことをまとめておきます。
・日本人が少ない
・台湾の友人が作りやすい
・中国語能力が向上しやすい
・日本人と言うだけで貴重な存在
・大学内の仕事が得られやすい(かもしれない)
・日本語を教えながら学ぶことが出来る(かもしれない)
コメント
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台湾は工夫すれば、安くいけますね。
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少し高かったですが、正月だから、仕方ないですね。
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2~5千円/ホテル 高雄 朝食付、一部洗濯機付
ttp://twja.blogspot.jp/2015/12/Takao-Kakuyasu-Hotel.html
グッドネスホテルの宿泊体験記
http://www.smarttraveljournal.info/2015/12/goodness-hotel-kaohsiung.html
いつもコメントありがとうございます。
数日の滞在の場合はホテルがいいでしょうが、数週間の滞在の場合はいろいろな選択がありますね。
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Airbnbにより台湾長期滞在の1ヶ月間の宿泊費用を調べてみた結果