台湾でパパイヤを種から育てて果実を収穫するまでのパパイヤ成長報告の続編です。自分で食べたパパイヤの種を播いた時期は、2013年5月末頃でした。
台湾でパパイヤ栽培を!種蒔き~幼苗の成長までの記録【前編】
それ以来、種を播いてからようやく丁度1年間経過して2014年6月になりました。
台湾でパパイヤを種から苗を生育して、成木にまで育て上げて、結実させるまでのプロジェクトを思い付き、先回のレポートでは幼苗が背丈30センチまで成長したところまでご紹介しました。その後のパパイヤの苗はどうなったのか?
種を蒔いてから半年後のパパイヤの苗を路地植え変更|2013年12月
今までの経緯を簡単に振り返っておきましょう。
1.5月の末頃に大きなパパイヤから種を採り出して、種を播いた。
2.そしたら無数の芽が出てきた。
3.その後、パパイヤの芽はぐんぐん成長した。
4.そして、本葉がたくさん生えてきた。
5.しかし、一部の苗は葉が黄色くなって成長が止まった。
6.ところが、環境を少し変えたら再度成長し始めた。
7.そして、樹丈も葉っぱも大きく成長した。
今までの経緯はこんな変化でした。
そしてその後、どうなったか?
一部の苗は成長が止まってしまったかと思ったら、根詰まりを起こしたのか根っこから腐ってパタパタと倒れてしまいました。これはイカンと思い、15本ほど鉢植えから露地植えに植え替えをしてみました。
植え替えたことで更に生育がぐんぐんと進むかと思ったのですが、そのようにはならず成長は停滞気味です。台湾も12月に入り、ぐ~んと秋めいてきたので、季節の変わり目で気温が低くなったため成長が止まったのだと思います。
台湾の冬は氷点下になるようなことはないですが、この苗が冬を越すことができれば、来年は更に大きく成長してくれることでしょう。残ったパパイヤの苗は植えるところを考え中ですが、もう成長が止まったので、もう少し大きな鉢に植え替えて越冬させてみようか、と思案中です。そして、越冬で来たら来年の春くらいにどこか路地に植え替えてあげようと思います。
種蒔きから約10ヶ月後のパパイヤの幼木|2014年4月
そして、その後パパイヤの苗はどうなったか?
冬の間はさすがに成長が止まっていたようで、樹丈はあまり成長していません。ところが、樹の幹は少し太くなっていました。実はこの間、枯れてしまう苗もあって再度、別の苗を植え治したり、少し大きな鉢に植え替えたりしています。
鉢に植え替えたものはこんな感じで成長が完全に止まってしまっています。
それでも、これから台湾は夏に向けて急速に気温が上がって来るとともに4月5月は雨が良く降るため、このようなパパイヤの苗木も急成長することでしょう。
種を蒔いてから1年後のパパイヤの樹はしっかり成長|2014年6月
そして、その後パパイヤの苗はどうなったか?
下の画像のようにパパイヤの苗は大きく成長しました。
樹丈は約60センチまで成長しました。葉も大きく成長し、青々と力強く、太陽の光を一杯浴びています。ところが、問題が発生してしまいました。実は、先日、露地の草刈りをしてもらったのですが、その際に、成長が遅かった苗は「草と共に去りぬ」。つまり、雑草と一緒にかられてしまいした。(涙)
鉢植えの苗は細々と生き残っていますが、露地植えの苗は半分くらいは刈られてしまいました。鉢植えの樹と露地植えの樹の大きさの違いが一目瞭然です。それでも、大きく成長した苗は刈られることなく、苗から幼木へと進化しています。
コメント
過去の成長報告も拝見しました。
大変楽しみですね。
ところで実はどれぐらいたつとなるのでしょうか。
桃栗3年、柿8年。3年ですかね。
マンゴーは難しいですか?
> 過去の成長報告も拝見しました。
> 大変楽しみですね。
> ところで実はどれぐらいたつとなるのでしょうか。
> 桃栗3年、柿8年。3年ですかね。
1年でも花を付ければ、結実する可能性があるようですね。
ところが、雌雄株があるため、果実になるかどうかは1/2(?)の確率のようですね。
>
> マンゴーは難しいですか?
今年はマンゴーも挑戦してみようと思いますが、樹木が大きくならないと結実は難しそうなので、長い挑戦になりそうです。
それと、品種によっては日本のブランドサクランボのように結実しないように品種改良(?)をしているかもしれませんね。