台湾の死因トップ10と日本や世界の死因を比較

台湾の死因トップ10について、台湾現地からレポートします。台湾中央政府衛生福利部が公表した情報によると、2016年も死因の1位が「がん」だということが判明しました。

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台湾、日本、世界の死因トップ10

それでは、台湾と日本(2013年)及び世界(2012年)の死因の1位から10位までを比較してみましょう。

 台湾日本世界
1位がんがん心疾患
2位心疾患心疾患脳血管疾患
3位肺炎脳血管疾患肺炎
4位脳血管疾患肺炎下気道感染症
5位糖尿病老衰気管(支)、肺がん
6位不慮の事故不慮の事故HIV
7位慢性呼吸器疾患自殺下痢性疾患
8位高血圧腎不全糖尿病
9位腎臓病慢性閉塞性肺疾患不慮の事故
10位慢性肝疾患大動脈瘤及び解離高血圧

また、台湾では自殺は11位で5年連続で十大死因から外れました。そして、日本の11位は糖尿病となっていました。

まず、台湾と日本の死因トップ10を比較してみると、概ね同じような傾向だということが分かります。

ところが、よく見てみると、台湾では糖尿病と高血圧がトップ10に入っているのに対して、日本では老衰と自殺がトップ10入りしているのが特徴的です。

台湾での最も高い死因は上表の通り「がん」ですが、がんの部位別に見ると、肺がんが最も多かったという結果になっていました。

死因3位の肺炎を含めると、肺に関する病気の発病率が比較的高いことがうかがえます。これは台湾の大気汚染が影響しているのかもしれません。

 

台湾も日本も生活習慣病が上位を独占

どちらの国でも、生活習慣病と言われる慢性疾患が死因トップ10の上位を占めています。

台湾では糖尿病や高血圧による死亡率が比較的高いのは、やはりアジアで最も肥満率が高いということに原因があるのかもしれません。

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死因トップ10は高齢化社会を映す鏡

どちらの国も高齢化社会の影響を受けて、高齢者になればなるほど疾患しやすい病気が上位になっています。それに対して、世界の死因と台湾あるいは日本を比較すると、世界ではHIVをはじめとした感染症で死亡する比率が高くなっています。

この点はまさに台湾も日本も島国であることも相まって、衛生面では世界的には感染を防ぐ措置が国策として成功しているのかもしれません。また、それ相応の施策が出来る経済力も兼ね備えていると言えましょう。

 

死因として自殺は社会を映す鏡!?

日本では自殺による死亡が比率的には高くなっているようです。将来への不安や経済力の低下などによると思われる社会の閉塞感が、中年から若者にまで及び、自殺による死亡率が多くなっています。

台湾でも死亡率ののトップ10には入っていませんが11位となっていることから、その傾向がないというわけではありません。

 

まとめ:台湾と日本の死因トップ10は類似

とは言うものの、台湾で暮らしていると、社会の閉塞感に関しては、あまり感じることはありません。社会が成熟してくると、多くの人が経済的欲求よりも心の安定を求めるのかもしれませんね。それはさておき、日本も台湾も死亡率の病気などの要因という点では、かなり類似しているようですね。

コメント

  1. tomo より:

    台湾にもスポーツクラブが有ると思いますが、如何でしょうか?
    日本は公共のスポーツクラブが300円/回くらい、
    民間のスポーツクラブが7000~15000円くらいと思います。
    いつか、台湾に移住したら、スポーツクラブの会員になってみたいと
    思います。わからなければ、わざわざ調べなくても良いですよ。
    今すぐに行きたいわけではないので。

    • いいぞっ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      台中の場合ですが、大小様々な民間のスポーツジムがあります。
      台北の方はさらに多いと思います。
      以前、友人が加入していたWorldGymというスポーツジムは、年間費用は(たしか)日本のジムと変わらないくらいだったと記憶しています。更に小さな規模のスポーツジムであれば、もう少し安いかもしれませんね。

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