台湾に来た当初に中国語の語学学校(華語文中心)に6ヶ月ほど通学していました。
入学の手続きから初めての授業の時の雰囲気をご紹介します。
台中の語学留学の入学手続き
台中にある大学附属の華語文中心(中国語語学センター)への入学手続きは授業開始日の1週間程度前に完了しました。授業料1学期(約3ヶ月間)で24,000元程度だったと記憶しています。学費を添えて申込書を受付窓口に提出すれば完了です。
実は、その当時、私は日本に居たため、台湾人の妻に入学の手続きを任せました。私の場合は、配偶者ビザを取得していたため、学生ビザに関しては面倒な手続きはありませんでした。
入学して気が付いたことですが、観光ビザで台湾に入国していても通学している人はいました。つまり、このような語学センターに通学するためには、必ずしも学生ビザは必須要件ではなかったようです。
学生ビザの申請に必要な書類
学生ビザの関係で入学に必要な書類があります。(下記は一例)
- 健康診断証明書
- 最終学歴証明書(卒業証書のコピー)
- 財力証明書
- パスポート(コピー)
- 写真 など
ただし、居留証を取得済みの人はパスポートと居留証のみでOKでした。しかも、定員オーバーしてなければ、各学期の授業開始時期の1週間前までに手続きをすれば、入学可能とのことでした。
台中での語学留学の授業開始の日
授業開始日は知っていたのですが、自分が受講する授業の開始時間を確認しておくことを忘れていました。
一般的には、朝9時に始まるだろうと思い、8時半頃指定された学校の受付に到着しました。受付窓口に行き、窓口の奥を少し覗いてみると受付スタッフが朝食をとっているところでした(笑)。
そのスタッフに聞いてみたところ、8:50頃教室を開けるから、それまで待っていてとのことでした。そして、時間になり、教室に入ってみても、クラスメートが一人もいないどころか教室内は電灯もついていなかったので不安になりました。
9時になると同級生になるであろう学生たちが教室に、ぞろぞろ入ってきました。思った以上に学生が集まってきました。初日、このクラスに集まったクラスメートは10人くらいだったかと思います。
その後、少し時間に遅れて、老師が教室に入ってきました。1日目のクラスは老師の自己紹介と学生それぞれの自己紹介、授業の進め方と注音発音(ボポモフォ)の簡単な練習だけで終了でした。
台中での語学留学の一日目が終了
1日目を終了して分かったことは、どうやらレベル的には、最も簡単な中国語入門学習者が受ける授業を受けることになったようです。実は、入学前に入学申請書に中国語レベルを書く欄があり、適当に入門レベルにチェックを入れておいたからだと思います。
それと、授業開始後2週間以内であれば、レベルの異なる他のクラスへの変更ができるように、クラスを選択し直すための猶予期間がありました。
基本的には、最も中国語の語学レベルが低い入門者が受けるこのクラスは、英語と中国語で進められるので、英語が理解できないと、チンプンカンプンになり授業内容が全く分からない状況になります。
ひたすら時間が過ぎるのを耐えるか、頭の中をフル回転して老師の話していることを推測することになります。この時点で、台湾の中国語語学学校では英語ができない学生は、想定していないことがよく分かります。
ただし、ごく稀に日本語ができる老師もいるかもしれません。また授業初日を終えて、この語学学校のクラスで使用するテキストは、中国語学習者が台湾で最も利用していて、最も有名な「實用視聴華語」というテキストを使用するということが分かりました。
語学留学の初日は自己紹介がある
自己紹介をすることになり、みんな一人ひとり英語で自己紹介をしていきます。
それでは、わたしが受けることになったクラスのクラスメートを紹介しましょう。
日本人 3人
韓国人 2人
その他の国籍の学生は、それぞれ1名ずつ以下の出身国の方たちでした。
マレーシア、ロシア、南アフリカ共和国、モンゴル、トルコ
【その後】中国語の難しい発音&四声と語学学校の時間当たりの授業料|語学留学2
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