台湾の現金決済の習慣と日本の振込み決済の習慣の違い

お金の決済方法に関する日本と台湾の習慣の違いについてのレポートです。台湾でも日本でも企業間の支払決済に関しては、振込みの習慣があるかと思いますが、企業と個人との支払決済について、台湾と日本では少し事情が異なるようです。私が台湾で経験したことを基に、台湾のお金の決済について簡単にご紹介します。

台湾で個人がお金の決済をするような場面は、モノやサービスを購入することくらいです。その際は、私の場合は台湾現地のクレジットカードを所有していないので、ほとんど現金で支払います。どうしてもクレジットカードでの決済が必要な時だけ、日本で発行されたクレジットカードを利用します。そのほかには、請求書が送付されてきたときにはコンビニで支払うことが多いです。このようなコンビニ支払は、例えば、スマホ料金や全民健康保険の支払いなどです。結局、コンビにでは請求書を持って現金で支払うため、現金払いとなります。
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日本で生活していた時には、多くの支払は出来る限り、クレジットカードで支払っていましたので、インターネット上でクレジットカードの利用明細を見ることで支払を確認していました。あるいは、クレジットカードの支払ができないものについては、銀行の自動振り替えで支払を済ませていました。そのため、現金で支払という習慣がほとんどありませんでした。私個人の支払の習慣だけ取り上げてみても、振込み決済から一昔前の現金決済の世界へ逆戻りしたようです。

そして、更に台湾に来て実感していることは、企業などの組織から個人の支払いの場合でも、現金での支払い決済が多いという事実です。例えば、私が勤務している大学のお給料は当然ですが、銀行振り込みによる決済となっています。ところが、出張などの場合のたて界などが発生した場合、あるいは臨時代講を頼まれた場合などは、ほぼ間違いなく現金でのやり取りになります。日本の企業ではあまりない習慣ですが、立替金や代講費用などは、現金で受け取ることになります。もちろん、受け取った際には領収書代わりのサインをしますが。

その他にも、台湾の場合は、企業が儲かった年度は、臨時ボーナスが出たりしますが、この際も銀行振り込みによる支払ではなく、結構大きなお金が動くことになりますが、各従業員に現金で手渡したりするということを聞いたことがあります。あるいは、子供の小学校の安親班や自由参加のクラブ活動費などのお金は、常に現金で学校の会計係に支払います。

このように、日本ではお金の決済といえば銀行振り込みの習慣が一般化していますが、台湾では銀行振り込みの習慣があまり普及しておらず、現金での決済の習慣が根強く残っています。例えば、台湾では後日振込みという形にすると、そのまま支払わないで逃げてしまうと言うようなこともよく耳にします。お金に関する価値観の違いなのか、人と人との信用力に関する国民性の違いなのか、要因は様々考えられますが、日本と台湾ではお金に対する考え方や支払の習慣が明らかに違うという場面をよく目にします。

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コメント

  1. tomo より:

    日本にいると感じる負け組、勝ち組の論理

    変ないい方ですが、日本人はとにかく、人と比べます。
    台湾人も同じですが、少し違います。

    上手く言えませんが、日本人のそれは猟奇的です。
    また、上手く言えるようになれば、投稿しますね。

    • いいぞっ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      そういう観点から台湾人の傾向を見たことがなかったため新鮮な感じを受けました。
      台湾にも勝ち組負け組みという発想はあるのでしょうね。
      台湾にもよく分からない事件がたまに起きていますので、その背景には勝ち負け社会の反動があるかもしれませんね。
      ちょっと人に聞いたりして私も考えて見ます。