台湾の朝食専門店である早餐店についてのレポートです。
台湾には朝食だけを提供するためのファストフード店があり、一般的に早餐店と呼ばれています。
台湾人の食習慣として、1日3食が基本ですが、共働きが多いことが原因なのか、特に朝食は外食派が多いようです。
そのため、朝食だけを提供するファストフード店がたくさんあります。
基本的には、早餐店は、午前中だけしか営業しないため、11時頃には店を閉めてしまうところもありますが、場合によっては12時頃まで営業しているお店もあります。
早餐店では、ハンバーガー、サンドイッチ、トースト、その他にも麺類、餃子、おかゆ、台湾風おにぎり(飯團)などもあります。
とは言っても、このような早餐店では、多くの台湾人にはハンバーガーやサンドイッチが人気があります。
そして、ほとんどのお客さんは、食べ物だけでなく飲み物も購入します。
以下の画像は店内の様子です。
台湾にもマクドナルドやモスバーガーはどこにでもあります。
それらのファストフード店ではモーニングセットとして、ハンバーガーやサンドイッチに飲み物を付けて、1食50元程度で販売されています。
それでは、早餐店ではどうでしょうか?
以下は、ある早餐店のメニュー注文表です。
このメニュー表を見て分かる通り、早餐店ではほとんどの商品がセット販売ではなく単品販売です。
ほとんどの食べ物は20元から50元くらいで、飲み物は15元から25元くらいです。
そのため、食べ物と飲み物を注文すると50元から70元程度になります。
注文方法は、注文したいメニューの横のボックスに個数を記入してカウンターね店員に渡すだけです。
メニュー表の左上部にある、外帯(テイクアウト)か内用(店内)かのチェックも忘れないようにしましょう。
テイクアウトの有無の記入を忘れると、必ず店員に聞かれます。
このように台湾では、早餐店は非常に人気があり、出勤で忙しい平日だけではなく、土日祝日でもお客さんが絶えません。
かくいう私も、早餐店にはよくお世話になっています。
マクドナルドやモスバーガーと比べると、早餐店の方がハンバーガーのボリュームは量が多く大きいように感じます。
マクドナルドなどの有名ファストフード店と比べると味は同じくらいか、あるいは少し劣る早餐店もありますが、ボリューム重視なら早餐店に軍配が上がりそうです。
台湾でもこのような早餐店はチェーン展開しているところや個人で営業しているお店など様々です。
私が今まで利用した早餐店は、価格や味についてはどこも似たり寄ったりですが、朝の出勤アワーの時でも長蛇の列を成している早餐店を時々見かけます。
さすがに、朝食を食べるために長蛇の列に並びたいとは思いませんが、調査のために長蛇の列の理由を知りたいものです。
今度機会があれば、超人気早餐店の秘密を探りに行ってきます。
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