台湾台中市東勢区にある超ローカルな観光スポットのご紹介です。
2015年6月から台中国際空港から大阪と名古屋への定期便が遠東航空によって開通する予定です。今後ますます日本から台中への観光客が増えるかもしれません。今回は、台中市内でも最も北部に位置する東勢という街にある東勢旧火車站跡と東勢客家文化園区を訪れました。
東勢の歴史と木材と機関車の関係
東勢という街は一言で言えば、かなり田舎でのんびりした街で、梨の産地としても非常に有名です。まず、東勢旧火車站は、日本統治時代に活躍した汽車の駅です。
その当時は、この地域は木材の産地としても有名で、ヒノキを山から切り出して日本に向けて輸出していたそうです。そして、切り出した木材を山から運ぶために蒸気機関車が活躍したというわけです。
そのため、現在では東勢旧火車站として町おこしの一環として観光化していて、蒸気機関車の試乗も出来るようになっています。
東勢旧火車站跡で汽車の遊覧ができる!!
1時間に1本くらいで園内を汽車に乗って楽しむことができます。切符は下記の画像にあるように窓口で購入します。
乗車料金は、下記の通りでした。
土日祝日:70元/人、平日(要予約):100元/人
乗車所要時間は30分となっていますが、20分程度でした。
切符の裏側には、座席番号が記載されていて座席指定になっています。
東勢客家文化園区の外観と内部の展示
この東勢旧火車站跡に併設されているのが、東勢客家文化園区です。
この地域はもともと客家民族が多く住んでいたのでしょうか、客家文化を展示する小さな博物館らしきレンガ作りの建物があります。
建物の中には、売店や展示会場があり、訪問者がのんびりくつろいでいました。
それでは最後に、園内の雰囲気が分かるような画像をお楽しみください。
今回はたまたま立ち寄った台湾台中市の超ローカル観光スポット、東勢旧火車站と東勢客家文化園区をレポートしました。
訪問した日は日曜日だったため、家族連れで来ている方が多かったようでした。露店もいくつかあり、貸し自転車もあるため、のんびりしながら半日くらいは過ごせそうでした。
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