台湾の年末ボーナス(年終奨金)はどの程度?

台湾の年末ボーナスについてのご紹介です。

一般的に、台湾では春節(旧正月)前に年末のボーナスが支給されます。

これを台湾では年終奨金と呼んでいます。

台湾企業のボーナスはどれくらいなのか?

このような疑問を持つ方もいることでしょう。

今回は台湾で報じられている情報をもとに、台湾現地からボーナス支給について紹介します。

結論を言ってしまうと、一般的に台湾では月収の1ヶ月~2ヶ月分のケースが多く、平均すると、1.3ヶ月分程度の年末ボーナスが支給されています。

蛇足ですが、春節前後の時期になると人の異動が活発化します。

と言うのも、台湾では年末ボーナスを貰ってから、会社などを退職する人が多くなります。

そして、春節明けから再就職の活動を始める人が多いようです。

 

台湾の2015年の年末ボーナスはどれくらい?

台湾の年末ボーナスについての記事がありましたので掲載しておきます。

(台北 31日 中央社)求職サイト、1111人力銀行が30日発表した調査結果で、今年は86.5%の企業が年末ボーナスを支給し、平均は1.34カ月分になることが分かった。

17.4%の企業が、今年のボーナス総支給額は昨年を上回ると回答しており、同サイトの広報担当者は、世界的な景気回復と台湾の観光成長により、多くの産業で業績が向上したことが、支給状況に反映されたとみている。

調査は昨年12月15日から今月16日まで、同サイトの企業会員を対象とした電話聞き取りによって行われた。有効回答数は540件だった。

台湾では通常、年末ボーナスは春節前に支給される。

(呉静君/編集:名切千絵)

 

上記の報道のように、某アンケート調査によると、2015年の台湾の年末ボーナスについての回答の結果は下記の通りでした。

ボーナス支給額: 1.34ヶ月分

今回の調査結果で、気が付いたことは、ボーナスの支給額がどれくらいかよりも、年末ボーナスを支給する会社の割合が86.5%だということ。

逆に言うと、残りの13.5%の企業は年末ボーナスを支給していないということを意味しています。

このアンケートの結果から分かることは、台湾はまだ景気回復途上にあるのでしょう。少なくても、私はそのように捉えました。

ちなみに、日本の同時期の年末ボーナスはどれくらいだったでしょうか?

2014年の冬のボーナスは、従業員1人あたり約37万4000円。大手企業だけで見ると71万円になる見込み――。

 

台湾の2017年の年末ボーナスはどれくらい?

台湾の大手求人情報サイト「104資訊科技」の調査では、2017年の年末ボーナスについてのアンケートで下記の結果になったと公表しました。

ボーナス支給額: 1.27ヶ月

 

台湾の2018年の年末ボーナスはどれくらい?

台湾大手求人情報サイト「yes123」の調査では、2018年の年末ボーナスについてのアンケートで下記の結果になったと公表しました。

ボーナス支給額: 1.3ヶ月

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