台湾で日本の書籍を購入する方法と日本で同じ書籍を購入する場合の価格差についてレポートします。
台湾をはじめとした海外で生活をしていると日本語の本を読みたくなる時があります。
そんな時には、本を購入するか借りるかの選択になりますが、海外で本を借りる場合は、かなり大きな図書館に行けば日本語の書籍がありますので、そこで読むことができます。
ところが、そのような図書館などで借りることができる日本語の本は、かなり古い本の場合が多いです。
例えば、新書を読みたい時には、購入することになります。
今回、どうしても手元に1冊置いておきたい日本語の書籍があったので、日本のアマゾンで購入して、日本から台湾に国際郵便などで送ってもらおうと思いました。
そして、アマゾンのサイトを見てみると、アマゾンで注文をすれば直接、台湾へ海外配送してくれるサービスも提供していることを知りました。
これは便利なサービスだなと思い、早速、海外配送料金を調べてみると、台湾への海外配送料金は以下の通りでした。
■配送料(1箇所につき)400円
■手数料(1冊につき) 300円
例えば、1冊の注文であれば、プラス700円で海外配送してもらえるようです。
或いは、10冊の注文であれば、プラス3400円で海外配送してもらえるようです。
これくらいの料金であれば、まあまあ良心的な価格設定かなと思います。
台湾には紀伊國屋書店が日本から進出してきています。
紀伊國屋書店(台湾)です。
そのため、紀伊國屋書店で日本の書籍を購入することもできます。
そこで、日本のアマゾンで書籍を購入するのと台湾の紀伊國屋書店で書籍を購入するのとでは、どれくらい価格差が発生するのか調べてみました。
まず、アマゾンでベストセラーになっている、「21世紀の資本」(トマ・ピケティ著)を例にとって価格比較をしてみます。
それでは、台湾の紀伊國屋書店ではいくらで販売されているでしょうか?
■ウェブ価格:2173元(8040円|3.7円/元)
■会員価格 :1956元(7237円|3.7円/元)
■アマゾン :5940円
結論的には、台湾で日本の書籍を紀伊國屋書店で購入すると20%から40%程度割り増しの価格で購入することができます。
日本には再販制度があるため、書籍の価格はどこで購入しても定価販売となっていますが、台湾にはそのような制度がないため、会員価格や割引価格が存在するため、単純比較はできません。
また、アマゾンのウェブサイトには日本国内への配送は消費税が掛かるとの表記がありました。
逆に言えば、アマゾンから海外へ直接発送してもらえば、消費税の8%は課税されないということだと思います。
反面、台湾の通関で関税などの対象になる可能性があるため、実際に日本から輸入して見ないとどのような税金がどれくらい課税されるのかは不明です。
今回私が購入しようと考えていた書籍は上記の書籍ではないのですが、台湾の紀伊國屋書店では、以外にも欠品になっている書籍が多すぎてなかなか利用し難い面もあります。
そのため、何冊かまとめて購入するのであれば、アマゾンで直接海外へ配送してもらった方が手軽に購入ができそうです。
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