台中市の台中市洲際棒球場で21歳以下の野球ワールドカップが行われています。
この大会は2014年11月7日から16日の期間、台中市で開催されます。
時間が空いたので、若者たちの侍ジャパンを観戦してきました。
第2ラウンドの大詰めとなり、本日日本が勝つと決勝進出できるという重要な試合で、対戦相手は、おなじみ宿敵・韓国です。
今回どうしても日本vs韓国の試合を見に行こうと思った理由は、開催地である台中インターコンチネンタル野球場を自分の目で確認してみたかったことが1つです。
もう1つの理由は、この大会で侍ジャパンのストッパーとして活躍している、2014年度の中日ドラゴンズ・ドラフト1位の野村亮介投手を自分の目で見たかったことです。
韓国とのこの試合は、一気に決勝進出を決めるためには日本も韓国もどちらのチームにとっても重要な位置づけです。
そのため、両チームエースをつぎ込んで勝ちに来ると予想されていました。
それと同時に、接戦となれば、どうしても見ておきたい野村投手の出番も必ずあるだろうと読んで、明日の台湾戦ではなく韓国戦を見に行くことにしました。
また、試合日が金曜日ということもあり、台湾との試合でもないし、ゆっくりと野球を一球一球観戦できるであろうと思いどうしてもこの日に野球を見に行きたかったというわけです。
できることなら、4対2くらいの僅差で9回、ストッパー野村亮介投手の力投を見られれば最高の展開だなと思いながら会場に向かいました。
初めて行った、台中インターコンチネンタル野球場(台中市洲際棒球場)への行き方はバスとタクシーがあります。私はバスで行ったのですが、思っていたよりも交通アクセスは良かったです。
台中市内のバス停から何本もバスが出ていて、私が本日乗車したバスは、12番のバスですが、58番、71番など他にも多くのバスで行くことができます。
球場横のバス停は、台中市洲際棒球場という名称で球場らしくこんなユニークなバス停のデザインになっています。
バスが会場近くに到着した時は、丁度開始時刻だったため、プレイボール直前で日本の国歌が会場外まで流れてきていたため、鳥肌が立つような身震いを感じながら球場内へと向かいました。
あまり下調べもしなかったため、入場券の料金はいくらくらいかなと思いながら他の観戦客の後ろを付いていくと、なんと入場無料でした。
そして、内野席しか開放していないようで外野席には誰一人観客がいませんでした。
外野席には観客がいないため、TAICHUNGとデザインされた文字が良く見えます。
内野席の写真を何枚か撮影してきたのでアップしておきます。
観客自体少ないのですが、韓国チームの応援席はガラガラでした。
断続的に、日本の応援席からは太鼓を叩いて日本チームの応援もされていましたが、いまひとつ拍子抜けする応援でした。
以下の画像のように米国メジャーリーグのスカウトマンたちもスピードガンやストップウォッチ片手に真剣にデータを取りながら熱い眼差しで観戦していました。
今大会に出場した中から将来、メジャーリーガーになる選手は現れるのでしょうか。米国、日本、台湾、韓国のスカウトマンで総勢20名くらいは結集していたと思います。
試合中盤には、韓国チームは円陣を組んで気合を入れる一幕もありました。
以下の写真のように、VIP席の指定もありましたが、この日は観客もガラガラでどこに座っても大丈夫そうでした。
5回に日本チームがようやく1点を入れて、そのまま9回まで行ってしまい、なんと1-0で日本リードのまま、お目当ての中日D1の野村投手を投入してきました。
先頭打者にいきなりレフト前ヒットを献上してしまいましたが、その後2人を無難に打ち取り、最後の打者も三振で締めてシャットアウト完封勝ちでした。
野村投手の急速は130km後半でしたが、打者の手元で伸びている様子でした。
そのため、打球がなかなか前に飛ばずにファールが多く、また低めにボールを集めていたため安心して見ていられました。
そして、スポーツマンらしく日本チームを韓国チームのイレブンがお互いの健闘を称え合っていました。
試合終了後にスコアボードを撮影しましたが、クリアに撮れませんでした。
この日の試合結果は、以下の通り、上沢-田口-野村の継投で1-0で日本が韓国に完封勝ちでした。
最後に、若き侍ジャパンの選手たちは外野でクールダウンをしていました。
コメント