台湾に海外移住する時に日本から持ってきてよかったと思う特別な必需品を7つ紹介します。
本音で言えば、持ってきて良かったというより、持ってこなかったら困ったであろう必需品です。
- ノートパソコン
- 常備薬
- 耳かき
- 銀行通帳とワンタイムパス用トークン
- パスポートの有効期限
- 最終学歴を証明する卒業証書(コピー)
- 家族
ノートパソコン
これは言うまでもないですが海外移住する時には日本に置き忘れてはいけない必需品です。台湾にも日本と同じくらいの価格でノートPCはいくらでも打っているので購入することができますし、ソフトをインストールすれば日本語入力も可能ですが、日本のPCとはキーボードが微妙に違います。
例えば、「@」のキーボードの位置やかな文字からローマ字、あるいはローマ字からかな文字に変換するキーがなかったり、位置が違っていたりして、日本人には少し使い難いと思います。やはり、普段使い慣れたノートパソコンを日本から持ち込んだ方が安心です。
常備薬
日本で使っていた常備薬を少しは持ってきたほうが安心でしょう。台湾の薬局でも、日本の有名な薬は購入できますが、自分が普段使っている薬が必ずしも台湾で販売されているとは限りません。
例えば、虫刺されようの「ウナ」や風邪薬の「パブロン」などは非常に有名な日本の薬のため、台湾でも手に入りますが、目薬などでこだわりの商品しか使わない場合は日本から持っていった方がよいでしょう。
耳かき
一般的に、台湾人は耳の掃除をする時には綿棒を使います。そのため、意外にも薬局や一般的なお店で、耳かきを見つけることができませんでした。
日本商品専門のお店などに行けば販売しているのかもしれませんが、それも自分の耳にフィットするか分からないので日本で使っていた耳かきを持っていった方がよいでしょう。
たまには、耳の穴に棒を突っ込んでゴソゴソという感覚を味わいたくなるのは、日本人だけなのでしょうか。
銀行通帳とワンタイムパス用トークン
銀行のキャッシュカードは、必ずしも台湾に持ち込む必要はないですが、銀行通帳に印刷された銀行口座番号は必須です。同時に、最近ではワンタイムパスがないと銀行口座の預金を振り込んだり振り替えたりできなくなっているため、ワンタイムパス用のトークンを持ってこないと銀行口座からのお金の移動ができなくなります。
また、銀行のキャッシュカードは、むしろ日本の信頼できる家族か兄弟姉妹に預けておいた方が、もしもの時のためには、よいかもしれません。
例えば、銀行の預金が急遽不足した場合には、日本にいる家族などから日本の銀行口座に入金してもらえれば、その後は何とかインターネットバンキングで何ともなります。
パスポートの有効期限
まさかパスポートを忘れて海外移住する人はいないでしょう。(笑)海外移住する場合は、パスポートの有効期限はできるだけ残存期限が長いことに越したことはないでしょう。
台湾に居住中にパスポートの有効期限が切れてしまった場合は、外国で少し手続きが複雑で面倒なことになりそうです。(交流協会で発行してもらえそうですが)少なくても、次回、日本に帰国する期限までは、パスポートの有効期限を確保したいところです。
最終学歴を証明する卒業証書(コピー)
台湾は日本以上に学歴社会です。そのため、台湾で仕事する場合は必ず最終学歴を証明する書類が必要になります。日本であれば、大学などが発行した卒業証明書を就職先企業などに提出しますが、台湾では卒業証明書ではなく卒業証書(コピー)を提出するのが一般的です。
卒業証書とは、卒業式のときに手渡される名前と生年月日が記載されている「学位記」と印字されているものです。台湾で就職する予定がない人も、海外移住するのであれば、何かの役に立つことがあるかもしれませんので、昔、受け取った埃に被った「卒業証書」の原本でなくても構いませんので、スキャンなどしてPDF形式でPCに保存して持ってくることをおススメします。
家族
これは、必需品ではないし、モノではないでしょう、と言われそうですが、あれば持ってきた方が精神衛生上よいでしょう。いや、もし家族がいて、家族も台湾に移住したいと言うことであれば、「家族で台湾に海外移住」することをおススメします。
台湾に移住して以来、一人で台湾移住したのであれば、とっくの昔に日本に帰国していたという修羅場はいくつかありましたし、これからもそのような修羅場はあると思います。
何かと、海外でひとりで生活する場合は、物事が良い方に向かわない時など精神的に不安定になることがよくあります。そんな時には、家族が近くにいて家族の顔を近くで見るだけでも心が落ち着くものです。
まとめ
以上は、実際に台湾に移住して日本から持ってきて良かったもの(人)を7つに絞ってみました。
台湾では、日本にあるようなものは、探しまくれば、どこかに販売されていたり、少しだけ妥協すれば、同等のものをどこかのお店で購入できます。
ところが、海外移住する時には、世界に1つしかない身分証明書や卒業証書や銀行取引に必要なものなどは、台湾にいては手に入れられません。
それどころか、日本に忘れてくると、非常に困ったことになります。ぜひ、上記のような必要だと考えられる必需品は荷物としてかさばるわけではないため、持ってきた方がよいでしょう。
おまけ
最後に、モノや人ではないのですが、日本にいる時に置き去りにしたくないことを2つだけおまけで挙げておきます。
一つ目は、自分の健康です。日本にいる間に、ぜひとも海外移住することを前提に健康管理をしっかりして健康を忘れずに持ってこれば、より充実した台湾に住生活ができるでしょう。
二つ目は、日本で養った人脈も大切にして、海外移住時には是非とも家族、親戚、友人、知人、仕事関係の方などの関係を保っておくことをおススメします。
いつか、そのような人脈が海外にいて助けられたり、こちらが力になれる時が来るかもしれません。
コメント
台湾に住んで、驚く事の一つに個人医院の診療時間です。
夜8:00くらいまで、やっているところが多かったです。
日本は18:00までとか、19:00までが多いような気がします。
18:00以降、土曜日の午後は割増料金を取られます。
台湾の個人病院に実は行ったことはないのですが、開いている個人病院を
夜、良く拝見し、個人間の競争とは言え、便利・安心を感じたものです。
一つの感想でした。
いつもコメントありがとうございます。
個人医院(クリニック)の診療時間ですが、日本の場合はどこのクリニックでもほぼ同じ時間帯でしか診療してもらえませんね。(9:00-19:00、午後2時間程度の休憩など)
台湾の場合は、どこのクリニックも同じような時間帯で診察しているとは限らず、それぞれのクリニックによって自由に診察時間を決めているように感じます。
私がよく利用している、クリニックや歯科医の診療時間は、朝は9:00から夜は9:30までです。
ところが、毎日その診療時間と決まっているわけではなく、曜日によって午前中で診療が終了したり、午後からしか診察していなかったり、夜しか診療していなかったです。
クリニックの運営も台湾らしいですね。(笑)
もう少し調べて、クリニックについてもまた記事にしてみます。
> 台湾に住んで、驚く事の一つに個人医院の診療時間です。
> 夜8:00くらいまで、やっているところが多かったです。
>
> 日本は18:00までとか、19:00までが多いような気がします。
> 18:00以降、土曜日の午後は割増料金を取られます。
>
> 台湾の個人病院に実は行ったことはないのですが、開いている個人病院を
> 夜、良く拝見し、個人間の競争とは言え、便利・安心を感じたものです。
>
> 一つの感想でした。
はじめまして。いつか台湾で生活したいと想像しながら、いつも楽しく拝見しています。
質問なのですが、通帳に印刷された口座番号はどのような場面で必要になってくるのでしょうか?
もし差し支えなければ教えてください。
はじめまして、コメントありがとうございます。
銀行口座番号は私の勘違いで、必ずしも銀行口座番号は必要ないかもしれません。
最低限、ネットバンクが利用できれば問題ないと思います。
ネットバンクを利用するには、ログインIDと暗証番号が必要です。
ネットバンクは、ネットショッピング(航空券の決済なども)でクレジットカードが利用できない場合の振込みや銀行間の振り替えなどに利用することがあるかもしれません。
台湾の銀行→日本の銀行の送金の場合は、日本側の銀行口座番号が必要になります。
> はじめまして。いつか台湾で生活したいと想像しながら、いつも楽しく拝見しています。
> 質問なのですが、通帳に印刷された口座番号はどのような場面で必要になってくるのでしょうか?
> もし差し支えなければ教えてください。
なるほど、そういうことだったのですね。普段通帳のないタイプの口座を利用しているので、それを聞けてスッキリしました。
ありがとうございました。